麻雀初心者が覚えたい役の仕組みと種類。1翻役から役満まで紹介

2018.12.11

麻雀をプレイする上で覚えておく必要があるルールの1つが、『役』です。役は獲得できる得点に関わるので、対局での勝ち負けに影響してくる要素です。麻雀初心者にとっては複雑な役もありますが、基本的な役からでも覚えていきましょう。

麻雀のあがりと役の関係性

麻雀の対局で勝つためには、2つの要素が必要です。まずは、その要素と関係性について解説します。

4面子1雀頭をつくるだけではアガれない

麻雀において、その局で勝つことを『和了(ホーラ)』または『あがる』と呼びます。

あがるための基本は、3枚揃えた牌の『面子』4組に加えて、同じ牌が2枚1組の『雀頭』を揃える『4面子1雀頭』の形です。面子には、3枚1組で揃えた牌の数字が3連番の『順子』、同じ数字の牌3枚の『刻子』の2種類があります。

和了するためには、4面子1雀頭などの『和了形』を作りますが、実はこの形で牌を揃えるだけでは、あがることはできないのです。

あがる際は手牌や状況によってつく役が必要

あがるためには、トランプのポーカーと同様に、ルールに則って手牌の組み合わせを作る必要があります。この牌の組み合わせのことを、「役」と言います。麻雀を知らない人でもよく聞く単語である『リーチ』も、麻雀の役の一種です。

役は手牌や状況によって付き、点数にも関係する大事な要素です。

初心者必見。役の仕組みを解説

役は点数に関わるものですが、どのように役が点数につながるのかという点は、初心者が難解に感じる点ではないでしょうか。麻雀の勝敗は、役ごとに決まっている数『翻数』によって変わってきます。

役の翻数がゲームの勝敗を左右する

麻雀では、1局ごとに点数を獲得できます。この点数は、親か子かという違いでも変わってくる他、『翻』の数である『翻数』がポイントです。

翻は役ごとに決まった数が設定されており、あがったときにそれぞれ揃えた役の数を合計します。揃えるのが難しい役ほど翻数は高くなり、点数も大きくなるため、翻数は麻雀ゲームの勝敗に関わる要素なのです。

役があってもあがれないフリテンとは

麻雀は役を揃えれば単純にあがれるわけではないのが、難しいところです。役を揃えたのにもかかわらず、あがれない状態を『フリテン』といいます。

麻雀では、このフリテンになる状況が以下の3種類あります。

  • あがり牌を自分で捨てた場合: あがり方の1つである『ロン』は、他の人が捨てた牌であがる方法です。しかし、あがり牌をひとつでも自分で捨ててしまっている場合は、ロンであがることはできません。
  • 同巡内にあがり牌が捨てられている場合: 麻雀には1周する間にあがり牌が2回出たとき、2度目に出た牌ではあがれないというルールがあり、これを『同巡内フリテン』と言います。つまり、最初に出たあがリ牌を使わなければなりませんが、1巡目が終わればフリテン状態ではなくなります。
  • リーチ後にあがリ牌を見逃した場合: 手牌を動かせないリーチ後、他の人があがリ牌を捨てたにも関わらず、ロンしなかった場合も、フリテンとなります。

初心者が覚えるべき有名な役 1翻役編

麻雀をプレイするために覚える必要がある役は、多くの種類があります。初心者でも、基本として以下のような有名な役は、覚えておきましょう。

まずは役一覧表をチェック

麻雀の役は、麻雀サイトなどで一覧表が掲載されています。役の名称と共に、条件や点数に関わる役の翻数も併記されているので、最初は役一覧表をチェックしてみることをおすすめします。

ポンなどの鳴きには要注意『立直(リーチ)』

麻雀以外でもよく聞く単語である『リーチ』は、麻雀においては基本中の基本です。

リーチは日本独自のルールと言われているもので、アガるまで残り1枚の『聴牌』の状態で『リーチ』と宣言する役です。麻雀の中でも最もやさしい役なので、初心者はまず覚えておくべきといえます。

ただし、場合によってはリーチをかけられないこともあります。それが、『ポン』や『チー』などの『鳴き』です。

ポンは、他の人が捨てた牌で刻子を作ること、チーは左隣の人が捨てた牌で順子を作ることで、どちらも『ポン』または『チー』と発声する必要があります。

さらに特殊な鳴きとして他の人が捨てた牌で4枚の牌を揃える『カン』もあります。この場合も、リーチをかけられません。

出現率が高く作りやすい『平和(ピンフ)』

漢字で『平和』と書く『ピンフ』も、最も基本的な役の1つです。作りやすくアガりやすい役なので、覚えておきたいところです。しかし、ピンフの成立条件は意外に複雑で、初心者は覚えるのにちょっと苦労するかもしれません。

ピンフにするためには、4つすべての面子を連番である順子で作らなければなりません。そして、ポンやチーをしていない(『門前』である)こと、雀頭に役牌が付く字牌を使わないこと、両面待ちであることも条件です。

槓子または刻子で成立『役牌』

役牌は、正式名称を『翻牌(ファンパイ)』という役の種類のひとつです。役牌でアガるために必要な条件は、三元牌のいずれかで刻子を作ること、もしくは4枚揃える槓子を作ることです。

役牌は、最低でも3枚同じ種類の牌を集めるだけで1翻となる、成立させやすい役と言えます。

初心者が覚えるべき有名な役 その他翻役編

以上で紹介した役以外にも、麻雀初心者が覚えておきたい有名どころの役がいくつかあります。中には、初心者でも作りやすい役もあります。

数牌の同数字で順子をつくる。『三色同順』2翻

『三色同順』は、萬子、筒子、索子の3種類の数牌を使い、同じ数字を揃えて順子を作ります。数牌以外の1組は、どの面子でも成立します。

出現率がやや低く簡単に作れる役ではありませんが、ツモで揃える門前なら2翻、ポンやチーで鳴いた場合は1翻です。

初心者が狙いやすい染め手、『混一色(ホンイツ)』3翻

漢字で『混一色』と表記するホンイツは、萬子、筒子、索子のいずれか1種類の数牌と字牌のみで面子を作る役です。順子でも刻子でも成立し、門前で3翻、鳴いた場合でも2翻です。

ホンイツのデメリットは、揃えるのに必要な牌が数牌1種類と字牌だけなので、捨て牌で他のプレーヤーにばれてしまい、警戒されやすいという点です。そのため、門前であがるのがベストといえます。

デメリットはあるものの、出現率が高くあがりやすい役なので、初心者は覚えておくべきでしょう。

初心者にも狙うチャンスあり。『国士無双』役満

麻雀の役の中でも難易度が高く、その分高得点を得られるのが、『役満』です。役満には、いくつかの種類があります。その中でも、初心者にとっても比較的作りやすい役満の3種類『役満御三家』の1つが、『国士無双』です。

国士無双は、3種類の数牌で1と9をすべてを1組ずつと、すべての字牌を1枚ずつ揃え、さらに1種類の牌を加えて作ります。

麻雀の基本は、3枚1組の牌4つと2枚1組の雀頭から成る4面子1雀頭。しかし国士無双は、この基本から外れた形をしています。

このような例外的な形を取っている役であるため、聴牌も13面待ちという珍しい形になることがあります。

これを、『国士無双十三面待ち』といい、13種類のどの牌でもあがれます。しかし実際は13面待ちはレアケースで、雀頭が先に出来上がる形が多いと言われています。

最初は出現率が高い役から覚えていこう

出現率が低い役はそれだけ点数も高くなりますが、必然的に難易度が高くなり、初心者にとっては作るのが難しくなります。最初のうちは、比較的揃えやすい出現率が高い役を押さえておくのがいいでしょう。

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