競馬でワイド投票するメリットは?高配当を狙うポイントと買い方

2018.12.10

競馬でのワイド投票は、初心者でも楽しめるほか『高配当』を狙える馬券の種類です。組み合わせを予想して狙えるワイド馬券だからこそのメリットや種類、書き方を紹介します。高配当を狙うポイントと人気馬と穴馬の見極めについても知っておきましょう。

ワイドはどんな馬券?

競馬場では、さまざまな予想に合わせた馬券が販売されています。その中でも新しい部類に入るのがこの『ワイド』と呼ばれる馬券です。一体どのような馬券なのか、詳しく確認していきましょう。

1999年に導入された馬券

『ワイド』と呼ばれる馬券は、正式名称が『拡大馬番号二連勝複式勝馬投票法』と言われるもので、3着までに入る2頭の組み合わせを予想する馬券です。比較的新しい馬券で、1999年に導入されました。

2頭の組合せが当たっていれば的中

ワイドでは『2頭の組み合わせ』が当たっていれば的中となる馬券なので、予想の幅が広く的中率も高いのが特徴です。1〜3着までの着順には影響されないので1着・2着や1着・3着でも『馬番号の組み合わせ』が当たれば問題ありません。

ただし、組み合わせが当たっていても3着が『同着』だった場合は不的中となります。

4頭以上出馬のレースで購入可能

ワイドの馬券が販売される条件は、出走馬が『4頭以上』のレースです。1〜3着を当てるのでそれ以上の競走馬が必要です。12頭のレースもあれば、18頭で行われるレースなどもあるのでワイドは幅広い予想を楽しむことができます。

4頭以上出馬するレースで、自分が予想した上位に入る『3頭』を予想して狙ってみましょう。

ワイドの的中確率と控除率

馬券にはそれぞれ『的中確率』の予想と『控除率』が設定されています。当たりやすい馬券はその分リターンが少ないですが、当たりにくい馬券はハイリターンが期待できます。ワイドの場合はどのようになっているのかチェックしていきましょう。

18頭出走の場合は153分の1

開催されているレースに出馬する頭数が『18頭』の場合は、もっとも簡単な1着を当てる単勝の場合は18頭分の組み合わせしかないため『18分の1』です。ワイドの場合は、18頭出走の場合は153通りの組み合わせがあるので、単純に計算すると『153分の1』の的中確率です。

単勝と比べると確率は下がりますが、単勝は『人気の馬の場合は払戻金が少ない』ということが多くあります。ワイドのように2頭の馬を選ぶ場合は『人気の馬と人気のない馬』を組み合わせるなどの工夫で『払戻金が多く』なります。

条件さえ揃えば『万馬券』も夢ではない馬券と言えます。

77.5%の払戻となる

JRA日本中央競馬会(以下JRAとする)は、中央競馬における『勝馬投票法(単勝などの馬券)』ごとに『払戻率』を設定しています。決められた払戻率は以下の通りです。

  • 単勝、複勝、応援馬券・・・80.00%
  • 枠連、馬連、ワイド・・・77.50%
  • 馬単、三連複・・・75.00%
  • 三連単・・・72.50%
  • WIN5・・・70.00%

ワイドの場合の払戻率は『77.50%』になっているので、100円につき75円の払戻となります。当てやすい単勝よりも低いですが、買い方次第で高配当を狙うことができます。

次は、ワイドの的中率で本当にリターンがあるのかを確認していきましょう。

ワイドは的中の確率が高く投資になるのか

ワイドが『投資として成立するのか』という点は、買い方次第とも言えます。回収率を良くするためにも、『ワイドの買い方』を紹介するので参考にしてみてください。

買い方次第でリスクを回避することができる

ワイドでは馬連よりも的中しやすく、選んだ競走馬の組み合わせによってはそれなりのオッズ(倍率)もついています。ワイドを複数購入する方法も手持ちの金額と相談しながら『購入代金』を変えるのがポイントです。

同じ金額で三連複を購入するよりも、ワイドを2通り・3通りと用意することでそれなりの払戻金が期待できるので『リスク回避』できる利点があります。しかし、的中させるために本命馬と対抗馬などの『人気馬の組み合わせ』を購入するとオッズが低くなるのでリターンが減ってしまいます。

ワイドの特徴を上手く活用して、的中率を上げて回収率を良くしていくといいでしょう。

ワイドで高配当は可能か

当てやすい部類のワイドでは『オッズ』もそこまで高くないケースがほとんどです。本命馬と対抗馬の組み合わせだとオッズが低いので、大きなリターンを得ることができません。

逆に『人気の低い穴馬』を狙うことでオッズを高くすることができます。その特徴を上手く活かして、ワイドでは選ぶ競走馬の『組み合わせ』次第では『高配当』も十分可能となっています。

次は、高配当が狙えるワイド馬券の収支をより良くするためにも、どのように狙っていくのがを確認してみましょう。

オッズの歪みを見極め穴馬を狙う

競馬で見逃せないのが決められる『オッズ』です。的中率の高い人気の競走馬は、多くの人が購入するのでオッズが自然と低くなっていきます。しかし、中間から下のあたりでは人気が低いので購入者が少なく、オッズが高めになります。

結論からいうと、この人気の低い競走馬の中の穴馬が『オッズの歪み』といえる部分です。

オッズでは、あくまで『予想された的中率』での購入者が多く人気が高いだけなので、番狂わせで勝利を取れそうな『穴馬』が上位に入ってくることも十分ありえます。

穴馬が上位に入ることで『1番人気の競走馬・穴馬』というワイド馬券の組み合わせなどが現実的になってきます。当然、人気の低い競走馬のオッズは高くなっているため、配当が高いのに『実力で上位を狙える競走馬』を選ぶことで『高配当を狙うことが可能』です。

データや実力、競走馬の様子などからこの『穴馬』を見つけ出すことで『配当が高いのに活躍が期待できる』オッズの歪みともいえる部分を狙うのが、ワイドでのポイントです。

少数頭レースでは人気馬と穴馬を

では、少数頭のレースではどうでしょうか。実力のある人気馬は当然のように上位に食い込んできます。もちろん多くの人が的中しやすい『人気馬』の馬券を購入するのでオッズは低くなります。

ここでもワイドの利点の活かして『人気馬と穴馬』の組み合わせが効果的です。具体的には、競走馬の2強の中から1頭選び、穴馬と組み合わせていく方法です。

片方は上位に食い込んでくる可能性が高いので『オッズの歪み』ともいえる穴馬がどの馬なのかをしっかりと選ぶことができれば、回収率を上げることができるでしょう。

ワイドで高倍率となったレース

ここまでワイドでの事例を紹介してきましたが、本当にワイドで高倍率・高配当になったことがあるのかを確認してみましょう。万馬券を狙うのも夢ではないワイドだからこその楽しみがありますよ。

歴代1位 12万9000円

ワイドで高倍率となり歴代1位の払戻金が行われたレースは、2017年12月3日に中京競馬場で行われた『サラ系3歳上500万・ダート1800m』です。14番人気の馬番号11番と、15番人気の馬番号15番のワイドが的中し『12万9000円』の払戻となりました。

レースが行われた中京競馬場のダート・1800mのコースは、上り坂途中からスタートし、前半は平均ラップに差がないコースでした。向こう正面は下りで、最後の直線に上り坂とアップダウンの激しいコースが続いているため『スタミナ』を持つ先行馬が有利なレースとなっています。

人気の低い競走馬から見つけた穴馬が見事的中した例で、コースや距離から歪みを的確に見いだして得た的中といえます。

コースと相性の良い馬が1着に

上記のレースでは人気順に関係なく、コースとの相性が良い馬が上位に食い込む形で1着・2着を獲得した例です。このように、穴馬が上位に食い込むことも予想できるのもワイドの魅力です。

コースの状況や競走馬との相性、騎手の腕や方針などのデータをチェックするのも『穴馬』を見つける参考になるとも言えます。

2位と3位の配当金は?

歴代2位の高額配当があったのが、2017年12月9日に中山競馬場で行われた『サラ系3歳上500万・ダート1800m』です。16番人気の馬番号3番と、12番人気の馬番号14番のワイドが的中し『12万4860円』の払い戻しがありました。

歴代3位の配当金は、東京競馬場で行われた『サラ系3歳未勝利・ダート1600m』です。16番人気の馬番号16番と、12番人気の馬番号1番の1−16のワイドが的中の結果、で『10万9100円』の払い戻しが行われました。

いずれも人気の低い競走馬が上位になることで『高いオッズ』から生まれた高額の配当です。穴馬の見極め方も、ワイドの魅力を楽しむためには覚えておくと良いでしょう。

ワイドの買い方

ワイドの馬券は単純に2頭の馬を選んで購入するだけでは的中率も回収率も上がりません。『ワイド流し』『ワイドボックス』『ワイド転がし』といった購入の仕方を覚えて活用していくのがおすすめです。

ワイド流し

ワイド流しは軸になる馬を決めておき、その馬を基準に数頭の組み合わせをまとめて購入する方法です。例えば、1番人気の馬を軸として決めて、3番人気や14番人気といった自分で予想した馬番号の組み合わせ選んで購入するという形です。

購入点数が自分の予想した組み合わせだけなので、資金を抑えながら範囲をある程度しぼって狙うことができます。上位を取る自信のある馬が1頭いるなら的中率が上がるため『払い戻し』にも期待できます。

ただし、軸に決めた競走馬の馬番号が入っていないと不的中になっていまいます。軸になる馬が1〜3着に入ることが組み合わせの最低条件というのを覚えておきましょう。

ワイドボックス

ワイドボックスは、いくつか決めた馬番号の組み合わせをまとめて購入する方法です。ワイドを複数まとめて購入する方法という方がわかりやすいかもしれません。

購入する点数が増えてしまいますが、多くの組み合わせを購入できるので的中率は高くなります。ワイドで狙いたい組み合わせが複数ある場合などは、ワイドボックスという買い方を使ってみましょう。

ワイド転がし

ワイド転がしとは、いくつかのレースを利用して『前回レースのワイド馬券的中での払戻金の1部、または全額を次回のレースに使う』方法です。連続して的中を狙うことで資金を増やしていく方法となっています。

1レース目から2レース目、2レース目から3レース目というように手持ちの的中した配当を使いながら続けることで『転がし』が成功します。途中で『不的中』が出てしまった場合は『転がしの失敗』です。

この転がしという方法は『少ない資金』からスタートし『大幅なプラス収益』が得られる方法です。万が一、不的中で失敗しても最初に使った資金のみの失敗額で済むのもメリットです。

ワイドであれば、的中率を上げることができるので転がしの成功率も自ずと高くなります。これが転がしという手法を活用した『ワイド転がし』というわけです。

マークカードの書き方

ワイドの魅力と活用法をしっかりと覚えたら、次はマークカードの書き方を覚えておきましょう。とはいっても、テストなどで使われるマークシートと同じで、必要な項目を塗りつぶすだけなので簡単です。

式別欄はワイドを選択

マークカードの用紙は4種類ありますが、最初は『緑』の用紙を使って記入してみましょう。場名とレース番号は、予想するレースの会場とレースに振り分けられた番号を塗りつぶしましょう。

ワイドの馬券を購入するので、『式別の部分はワイドを選択』して塗りつぶすだけでワイドの購入用シートになります。ワイドボックスを購入する場合は、『ボックス投票カード』があるのでそちらを使用してください。

2頭目までをマーク

式別の欄をワイドに選択したら、次は予想した競走馬の馬番号をマークしていきましょう。ワイドで使用する欄は『1着・1頭目』と『2着・2頭目』までです。『3着・3頭目』は使用しないので空欄で問題ありません。

自分が予想した2頭までの馬番号をマークすれば、次は購入金額を選択していきます。

購入金額を選択

マークカードの『金額』と『単位』の部分を使って、購入する金額を決めていきます。例としては、ワイドの馬券を100円で購入する場合は『金額が1・単位が百円』の部分にマークします。5000円の場合だと『金額が5・単位が千円』となります。

競走馬の番号や金額を間違えてしまったら、単位の横についている『取消』の部分を使いましょう。間違えた欄の『1番右にある取消』を塗りつぶします。取消を塗りつぶしたら、下の段に正しくマークをし直せば問題ありません。

マークカードが記載できたら、自動発券機や窓口で支払いを済ませて『馬券』を購入して、競馬を楽しみましょう。

ワイド予想を公開しているブログ

ワイド予想をするときに役立つ情報や、実際の予想を公開しているブログもあります。参考にして自分のワイド予想とどう違うのか、何を見ているのかをチェックしてみるのもおすすめです。

中央競馬メイン ワイド師の穴馬競馬

中央競馬をメインにしたワイドの予想を公開しているブログが『ワイド師の穴馬競馬』です。ワイドでも競馬は勝てる!というスローガンを掲げており、過去のデータから見た本命馬やそのレースの穴馬を紹介しています。

掛け金の目安やどのような対抗馬や抑え馬が良いのかなど、詳しく考察されています。予想と結論と結果のカテゴリ分けがあり、予想がどのように当たっていったかの参考として過去の記事を読んでみるのもおすすめです。

ワイド師の穴馬競馬

地方競馬メイン ワイド馬券でもイイでしょ

地方競馬のレースをメインにワイドの予想を公開しているブログが『ワイド馬券でもイイでしょ』です。日々の日常の様子と一緒に、開催されるレースのワイド予想をざっくりと掲載しています。

現在では9月21日更新のブログから多忙のため更新が行われていない状態ですが、過去のレースの予想が過去のブログ記事に残っているため参考にしてみましょう。

ワイド馬券でもイイでしょ

万馬券のチャンスは馬券の攻略から

馬券の種類によって、狙いどころは変わってきます。10種類ある購入方法から自分の得意な分野を探すのも楽しみ方ともいえます。

ワイド馬券は、深い予想と幅広い組み合わせを簡単に楽しめる方法です。穴馬から人気の馬まで競走馬の状態や癖を見抜く力を身につけるのにも最適だと思います。万馬券を狙うなら、まずはワイド馬券から初めてみるのもおすすめです。

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