果実酒に欠かせないホワイトリカーとは?そのまま飲めるお酒なの?

2020.02.11

果実酒を作ってみたいと作り方を調べていると、必ずといっていいほど出てくる「ホワイトリカー」。少し変わった名前ですが、いったいどんなお酒なのでしょうか?この記事では、梅酒や果実酒に欠かせないホワイトリカーについてくわしくご紹介していきます。

ホワイトリカーは焼酎

ホワイトリカーはずばり焼酎です。35度とアルコール度数も高いのが特徴となっています。焼酎のイメージはなかったという人もいるのではないでしょうか。

焼酎には甲類と乙類がある

実は焼酎には大きく分けると2種類あります。これは日本の酒税法上明確にわけられており、糖蜜などの原料に水と酵母を加え、連続蒸溜によって作られたアルコール度数が36度未満の焼酎を『甲類焼酎』、麦や芋、米・そばなどを使い、単式蒸溜によって作られたアルコール度数45度以下の焼酎を『乙類焼酎』と呼んでいます。ちなみに甲類焼酎と乙類焼酎を組み合わせた混和焼酎もあり、甲類焼酎では味気ないけど乙類焼酎はくせがあって苦手という人から人気を集めています。

甲類焼酎と乙類焼酎はどちらかが劣るといったことはなく、ただ種類をわけるためにつけた名前。しかし、「甲・乙」という名前からか、甲類の方が高級品と勘違いしてしまう人が少なくありません。そのため乙類焼酎は、水以外の添加物を使わずさまざまな厳しい規定を満たした焼酎を「本格焼酎」と名付けています。

ホワイトリカーは甲類焼酎

ホワイトリカーは甲類焼酎です。果実酒を作るときはほぼ甲類焼酎が使われているといっても過言ではありません。その理由は、果物の風味や香りを邪魔しないから。乙類焼酎の原料は先ほどもご紹介したとおり、麦や芋のため香りがあります。そのため果実酒を作るときにはホワイトリカーが欠かせないのです。

ホワイトリカーってそのまま飲めるの?

ホワイトリカーは、そのまま飲むことができます。しかし、味にクセがなくアルコールの味が強調されたシンプルな焼酎なので、そのまま飲むのにはあまり向いていないかもしれません。ジュースや炭酸水などを使ってサワーを作ったり、ウーロンハイや緑茶ハイにしたりとアレンジするのに適しています。

ホワイトリカーを使って作れる果実酒

ホワイトリカーの特徴がわかったところで、早速おいしい果実酒を自宅で作ってみてはいかがでしょうか?用意するのは、口が広めできれいな容器と、好きな果実、ホワイトリカー、氷砂糖です。分量はお好みで変えても大丈夫ですが、どの果実酒も果実の2倍の量のホワイトリカー、そして果実の半分の氷砂糖が目安です。

ホワイトリカーといえば定番の梅酒

定番の梅酒は、梅をよく洗って水気をふき取ったら、容器に梅と氷砂糖を交互に入れていきます。すべて入れたらホワイトリカーを注ぎ、ふたをします。あとは1~2カ月待つだけ。とても簡単ですよね。氷砂糖を黒砂糖やはちみつに変えたりすると違う雰囲気の梅酒も楽しめますよ。

柑橘系や旬のフルーツもおすすめ

梅の他にもレモンやライム、オレンジ、ゆず、グレープフルーツなどの柑橘系もおすすめ。漬けるときに皮も一緒に入れましょう。こちらも1~2カ月で飲めますが、1週間ほどしたら皮だけ先に取り出すのがポイント。皮を長時間漬けておくと苦味が増してしまいます。

また、旬の新鮮なフルーツは、そのまま食べても一番おいしい時期なのでもちろんおすすめですが、果実酒を作るのにもとってもいいタイミングです。春や夏はキウイやパイナップル、冬はりんごやいちごなどでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ホワイトリカーは便利なお酒

ホワイトリカーは果実酒に欠かせないものですが、実はそのまま飲んでもOKだったのですね。ホワイトリカーが余ってしまったというときは、サワーなどもすっきりとした味わいでおいしいので作ってみてください。果実酒は好きだけど、サワーやカクテルはあまり飲まないという人は、唐辛子やにんにくなどを漬けておけば、長期保存が可能になります。ちなみに梅酒などの果実酒を作るときはアルコール度数が20度以上のお酒で作ること、そして作ったお酒は売ってはいけません。酒税法という法律に引っかかってしまいますので必ず守りましょう。

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