破裂することも!?『炭酸飲料』を冷凍するときに知っておきたいこと

2020.02.10

家に帰ったらビールが冷えてなくてがっかり…。そんなとき早く冷やすために冷凍庫に入れてしまおうと考える人も少なくありません。しかし炭酸を冷凍するときは注意が必要です。この記事では炭酸を冷凍庫に入れるときに注意したいことをご紹介していきます。

炭酸を冷凍するとどうなる?

急速に冷やそうと冷凍庫にビールやコーラなどの炭酸を入れておきそのまま忘れてしまったり、冷蔵庫でも冷気が出ている部分やチルドなどに入れてしまったりすると、凍ってしまうことがありますよね。実は炭酸を凍らせることは危険がいっぱいなのです。

缶もペットボトルも冷凍庫で破裂する可能性が

缶でもペットボトルでも炭酸を冷凍してしまうと破裂する恐れがあります。炭酸水は水に二酸化炭素が溶けている状態の液体で、冷凍したときに水は0℃で凍りますが、二酸化炭素は-78.5℃まで凍りません(家の冷凍庫は約-18℃ですから、二酸化炭素が凍ることはありません)。

すると水だけが凍る一方で二酸化炭素は気体のまま外に押し出されるような状態になってしまいます。このため、行き場を失った二酸化炭素が容器内に充満し、破裂する原因となるのです。

解凍すると炭酸が抜ける?

運よく破裂しなかった場合、解凍すれば元に戻るのでしょうか?未開封の場合は水に炭酸が戻ってくれるため、元に戻る可能性が高いです。これは炭酸が詰められる際に加圧されているからなのだそう。開封済みのものは、再度二酸化炭素が水に溶けることはないので、炭酸が抜けてしまいます。

炭酸を冷凍庫で冷やしたいときの目安時間

炭酸を冷凍庫に入れてはいけないといわれても、冷蔵庫では時間がかかるので早く冷やしたいときには冷凍庫を利用したいですよね。冷蔵庫ではできないキンキンに冷えた状態のビールのおいしさは言葉に表せないものがあります。

ビールのちょうどいい温度は6℃前後といわれています。6℃程度にするのにちょうどいい冷凍時間はどのくらいなのでしょうか?

そのままビールを入れるなら350ml缶で30分程度がベストといわれています。40分冷やすといわゆるキンキンの状態になります。元々冷蔵庫に入っているものを冷凍庫に移動してキンキンにしたいという場合は、5~10分でOKです。

常温のビールでも自宅に帰ってすぐに入れれば、おつまみを作ったり、お風呂に入ったりしている間に充分に冷えますね。飲んでいる途中に、もう1本となったときはもう少し早く冷やしたいという人もいるでしょう。そんなときは周りを氷で囲んで冷やすと20分程度で冷やすことができますよ。

コーラなど甘味があるものはもう少し時間がかかることもあります。ただし破裂を防ぐためにも、くれぐれもそのまま凍らせ続けないように注意してください。忘れてしまいそうというときは、タイマーなどを設定しておき、時間になったらすぐに飲まないときは冷蔵庫に移動しましょう。

最近人気の炭酸フローズンドリンク

炭酸飲料は冷凍時間さえ守れば、大人も子どももうれしいフローズンドリンクができます。

作り方はとても簡単。まずよく冷やした未開封のペットボトル炭酸飲料をよく振ります。振っている途中にキャップを開けなければ、どんなに振っても破裂しないので思いっきり振りましょう。その後、冷凍庫で3時間半くらい冷やします。これ以上冷やすのは危険なので、忘れないように注意しましょう。

冷凍庫から出したら、ゆっくりとキャップを開けてまずは空気少しずつ抜きます。あとはグラスに一気に注ぐとシャーベット状になります。グラスも冷やしておくと、より溶けづらく温まりにくくなります。

この不思議な現象は、ペットボトルを振ることで中の気圧が上がり、凍りにくくなるのですが、衝撃が加わると一気に凍るため、グラスに注がれた瞬間に凍りだすのです。見た目にも面白いスイーツとして、ぜひ夏に試してみたいですね。

炭酸を冷凍庫に入れるときは慎重に

炭酸飲料を冷凍庫に入れるときは時間を守りましょう。タイマーをかけるなどして、忘れないように工夫しましょう。万が一凍らせてしまったときは破裂していないくても取り扱いには注意しましょう。

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