飲む前・飲んだ後にできる『二日酔い対策』まとめ。意外なアレが効果的?

2020.02.07

飲み会が続くときや飲みすぎてしまったとき、気になるのが次の日の二日酔いですよね。飲みすぎた自分が悪いことはわかっていても、できれば二日酔いになる前に防ぎたいものです。この記事では、二日酔いになる前にできる防止策や、二日酔い後の対策を考えていきます。

二日酔いが起こる原因とは?

そもそもなぜ二日酔いは起こってしまうのでしょうか。

二日酔いの原因は『アセトアルデヒド』にあり

二日酔いの原因は、アルコールの代謝の過程で発生する「アセトアルデヒド」という成分にあるといわれています。

アルコールが体内に摂取されると、主に肝臓でアルコールの代謝が始まります。正確には、肝臓にあるアルコール脱水素酵素(ADH)がアルコールを「アセトアルデヒド」に変えます。次いで、アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)がアセトアルデヒドを体にとって無害な「酢酸」へと変えてくれるのです。

このアルコール代謝の過程で発生するアセトアルデヒドは毒性が強く、これにより頭痛や吐き気などが起こるといわれます。この分解能力が低いと、アセトアルデヒドが身体に長くとどまることになるため、寝て起きても頭が痛い、気持ちが悪いなど二日酔いの症状が現れるのです。

二日酔いにならない(=アセトアルデヒド脱水素酵素の働きが強い)ことと、お酒が強い(=アルコール脱水素酵素の働きが強い)こととは必ずしもイコールではありません。特に日本人には、ADHの働きが強くALDHの働きが弱いタイプが多いともいわれており、お酒に強くても二日酔いになってしまうという人もたくさんいるのです。

飲む前に。二日酔い対策をしよう

二日酔いになりたいという人はいません。今日はたくさん飲む予定があるという人は、先に二日酔い対策をしておきましょう。

定番のウコン。飲みやすい錠剤も

お酒のお供でおなじみのウコンは、体内の炎症を抑えてくれる作用があるといわれており、二日酔いに対する効果が期待できます。ウコンを主成分とした二日酔い対策製品は数多く販売されており、コンビニなどで手軽に買うことができるのもうれしいポイント。ドリンクタイプや錠剤などさまざまな製品があるので、自分の飲みやすいものを探してみてください。

ただし、ウコンが二日酔いを予防してくれることは、医学的に証明されているわけではありません。またウコンは、過剰に飲みすぎることで肝機能障害が発生したという事例も報告されており、毎日ウコンを摂取するのは適切とは言えません。また、ウコンについてはアレルギー症状を発症する事例も報告されています。

お酒といえばウコンのように広まっていますが、ウコンを飲めばどんなに飲んでも大丈夫というわけではないので、お酒の量はほどほどにしてくださいね。

漢方やサプリメントもおすすめ

飲む前には漢方もおすすめです。五苓散(ごれいさん)や黄連解毒湯(おうれんげどくとう)は二日酔いの症状を緩和するだけではなく、お酒を飲む前に服用してもいいといわれています。また、シミやそばかすにいいといわれているハイチオールCには、「L-システイン」という成分が含まれており、これがアルコールの分解を助けてくれるといわれているため、二日酔い防止に期待ができます。

ついつい飲みすぎた。飲んだ後の対策は?

とはいえ、どんなに気を付けていても、楽しい飲み会でつい飲みすぎてしまうことはあります。飲みすぎて二日酔いになってしまったという人のために、飲んだあとにできる二日酔い対策を見ていきましょう。

まずはたっぷり水分を取ろう。迎え酒はNG!

二日酔いになってしまったときも大切ですが、まずは水分をたっぷりと取りましょう。アルコールの分解には一定量の水分が必要となるため、大量の飲酒後は体内の水分が不足している状態です。アルコール代謝を促進するためにも、適切な水分補給が最大の対策となります。

利尿作用の高いコーヒーやお茶はできるだけ避け、ミネラルウォーターやスポーツドリンクを飲むようにしましょう。間違ってもさらにお酒は飲まないように!二日酔いの状態にさらにお酒を入れることは「迎え酒」といって、古くから二日酔い対策としてまことしやかにささやかれていますが、実際のところは全くの逆効果となりますので注意が必要です。

[関連記事] 迎え酒は二日酔い対策にNG!知らないと怖いリスクとは

意外?お菓子のラムネが二日酔い対策に

意外なことに、子供のころによく食べていた「ラムネ」は、二日酔い対策に効果的な食べ物といわれています。

アルコールの分解によって肝臓に負担がかかると、多くのエネルギーを消費します。その結果、体内の糖分がエネルギーとして消費されるため、飲酒の翌日には血糖値が低下した状態となります。そのため、二日酔いの状態では、効率的に糖分を摂取することが効果的と言われています。

その点ラムネは、その成分のほとんどが非常に吸収効率の良い「ブドウ糖」からできています。そのためラムネを食べることで、体内で不足した糖を効率的に取り入れることができるというわけです。つらい二日酔いの時には、ぜひラムネを食べてみてください。

二日酔いを防止して気持ちのいい朝を

二日酔いの原因はわかっていても、ついつい飲みすぎてしまったり、飲まなくてはいけない場面が訪れたりすることはあります。そんなときは飲む前と飲む後に対策を行い、気持ちのいい朝を迎えましょう。

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