レモン香るリキュール『リモンチェッロ』とは?作り方や飲み方まとめ

2020.01.12

ビタミンC豊富で爽やかな酸味が初夏にぴったりなレモンのリキュール「リモンチェッロ」。南イタリアで生まれたリモンチェッロは実は家庭でも気軽に作れるお酒として人気です。今回はリモンチェッロの歴史や作り方、楽しみ方をまとめてご紹介していきます。

「リモンチェッロ」とは?

リモンチェッロとは、レモンの有名な産地である南イタリアで生まれ、食後酒として親しまれてきたウォッカとレモンの皮を使ってつくる果実リキュール。レモン特有の酸味と苦味が特徴ですが、アルコール度数は30%と飲み過ぎには注意が必要なお酒です。

南イタリアで愛される家庭の味

リモンチェッロはイタリアの名産品であるのと同時に、400年以上続く伝統的な家庭の味でもあります。日本の「梅酒」のように、現在でも南イタリアの各家庭でよく作られている伝統的な自家製酒です。

庭や畑で収穫した新鮮なレモンで作るリモンチェッロは各家庭によって味やこだわりが異なるので、南イタリアを訪れたらぜひ色々なリモンチェッロを試してみてはいかがでしょうか?

自家製「リモンチェッロ」の作り方

リモンチェッロは日本でも自宅で気軽に作ることができます。梅酒のよりも漬け込む期間が短く、比較的すぐに楽しめるので梅酒ができるまでの楽しみとして作るのはもちろん、自家製酒を初めて作る方にもおすすめです。

材料と作り方

材料:レモンの皮 10〜15個分/ウォッカ(ホワイトスピリッツまたはスピリタス)1リットル/グラニュー糖 700〜800g/水 1リットル

作り方:①ピューラーでよく洗ったレモンの皮を剥いて煮沸消毒した瓶に入れ、ウォッカを注ぎ入れる。②1週間寝かせたらレモンの皮を取り除く。③グラニュー糖と水を火にかけてシロップを作り、しっかりと冷ましてから加えてそっとかき混ぜる。④さらに1週間寝かせたら完成。

美味しく作るコツは?

まずは、レモンの選び方に注意します。リモンチェッロはレモンの皮を使うので、皮に農薬やワックスを使用していないものを選ぶようにしましょう。また、皮の白い部分は苦味の素になるので、苦味を抑えたい方はなるべく黄色い部分だけを使うのがポイントです。グラニュー糖はお好みできび糖など好きな種類のお砂糖を使ってもOKです。

酒税法に注意

ただし、日本には酒税法というものがあり、自家製のお酒を作るときにはさまざまな注意点があるため必ずチェックしましょう。まず、漬け込みに使用するお酒は必ずアルコール度数20度以上のものを用います(日本で通常売られているウォッカであれば、この基準は普通クリアします)。

また、販売目的や他人に譲渡する目的で使用してはいけません。あくまで自宅で楽しむようにしましょう。

おすすめの飲み方や楽しみ方は?

リモンチェッロはストレートで飲まれることが多く、本場イタリアでもストレートで飲むのが一般的とされています。ここではカクテルやデザートとしても幅広く使えるリモンチェッロの楽しみ方をご紹介していきます。

定番ストレートや炭酸割りで楽しむ

本場イタリアではストレートで楽しむ場合、冷蔵庫ではなく「冷凍庫」でよく冷やしたリモンチェッロをリキュールグラスに注いで、食後にキュッと一気に飲み干すのが定番の飲み方とされています。

他にも、ソーダで割ると炭酸の爽やかさが増して夏にぴったり。苦味が気になる方はコーラや甘味のついているソーダなどで割ると飲みやすくなっておすすめです。

ミルクやデザートにも合う?珍しい楽しみ方

リモンチェッロのちょっと珍しい飲み方としておすすめなのが「ミルク割り」。リモンチェッロに適量の牛乳を合わせれば、まるでレモン牛乳のお酒のような味わいに。飲むヨーグルトと合わせるのもおすすめです。

さらに、クレープのソースやマドレーヌなど焼き菓子に使う洋酒の代わりとして使うのもおすすめ。レモンの爽やかな風味と苦味が、甘すぎない大人な味のデザートにしてくれます。

南イタリアの家庭の味を気軽に楽しむ

いかがでしたか?南イタリアの家庭で親しまれてきた400年以上の歴史を持つ伝統的なレモンのリキュール「リモンチェッロ」。ぜひ、南イタリアの家庭の味を思い浮かべながらお好みの分量で自分流のリモンチェッロを作ってみてはいかがでしょうか?

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