大分が生んだ魅惑の麦焼酎『閻魔』とは?味の特徴やラインナップを紹介

2020.01.11

インパクトのある名前で一度聞いたら忘れない大分県産の麦焼酎「閻魔」。おどろおどろしい名前のついた麦焼酎は、一体どんな味なのでしょうか?今回はそんな「閻魔」の味の特徴や種類、酒造所についてまとめてご紹介していきます。

麦焼酎「閻魔」とは?

大分県日田市にある老松酒造で製造されている麦焼酎「閻魔」シリーズは、世界レベルの品質基準を審査・評価するモンドセレクションで最高金賞や金賞を連続受賞するなど、高品質な麦焼酎として人気です。

閻魔のボトルについた木札には「地水火風空」の文字と、「古い酒蔵には決して人の近づけない場所がある。そこには歳月を経て今も何かが眠っている」というメッセージ。閻魔の名前の由来は定かではありませんが、老舗酒蔵で3年以上熟成させた豊かな味わいを、酒蔵に眠っている「閻魔様」に見立てているようにも感じられますね。

寛政元年創業の老舗酒蔵「老松酒造」

「閻魔」を製造する老松酒造は、大分県日田市でなんと寛政元年(1789年)から200年以上も続く老舗酒蔵です。麦や米、芋焼酎から清酒、リキュールまで、令和になった現在も新しい商品を発売するなど、幅広いジャンルのお酒を精力的に製造しています。

製造のこだわり

老松酒造の酒蔵がある日田市は、かつて江戸幕府の天領として栄え、「九州の小京都」とも呼ばれるほど、様々な文化や産業が誕生した土地でもありました。

そんな日田の山々から採れる美しい清水と、大きさや材質、焼き方など全てにこだわったオーク樽による長期熟成、徹底的な品質管理がなされたこだわりの麹によって老松酒造の焼酎は作られています。

減圧蒸留と常圧蒸留

老松酒造の主力商品ともいえる「閻魔」は、通常の気圧で90℃〜100℃の沸点で蒸溜させて原料の風味を引き出す「常圧蒸留」と、蒸留器内の気圧を下げることで40℃〜50℃の沸点で蒸溜させて軽やかな口当たりにする「減圧蒸留」の2種類の製法で作られています。

「閻魔」シリーズの種類まとめ

続いては、多くの麦焼酎好きからも愛されている閻魔のシリーズラインナップ「常圧閻魔」「閻魔(樽)」「黒閻魔」、そして限定販売の「極上閻魔」についてご紹介していきます。それぞれどのような特徴があるのでしょうか?

常圧蒸留の香ばしさが特徴「常圧閻魔」

常圧蒸留の特徴である香ばしさとコクが特徴で、しっかりとした麦独特の風味が存分に感じられる「常圧閻魔」。香ばしさとほんのりとした甘味が感じられるお湯割りがおすすめです。

別名・赤閻魔とも呼ばれる「閻魔(樽)」

樽熟成によるほんのりと香る樽の風味、長期熟成によるマイルドで飲みやすい「閻魔(樽)」は、燃えるような赤いラベルが特徴で別名「赤閻魔」とも呼ばれています。2010年から2019年まで10年連続モンドセレクション最高金賞受賞の逸品は、中華料理や揚げ物など、油っぽい料理にハイボールで飲むのがおすすめです。

麹のみで仕上げた上品な味わい「黒閻魔」

製造の過程で麦麹のみを使用した全量麹仕込の「黒閻魔」は、すっきりとした上品な味わいが特徴。2015年から2019年まで5年連続モンドセレクション金賞受賞のこちらは、料理の味を邪魔しないので繊細な和食やお刺身にもぴったりの麦焼酎です。

限定商品「極上閻魔」

昭和57年に製造された原酒と3年から5年の長期熟成された原酒を加えてさらに熟成した「極上閻魔」は、やわらかく深い味わいが特徴の特別な麦焼酎です。限定商品として発売されており、ネット通販などで購入することができます。

「閻魔」で老舗酒造の歴史を味わう

いかがでしたか?寛政元年から続く老舗酒造で作られた長期熟成麦焼酎「閻魔」。一口飲めば長い長い歴史と「人の近づけない」酒造のもつ不思議な力を感じられるはず。ぜひ、歴史に思いを馳せながら味わってみてはいかがでしょうか?

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