漫画の心に響く名言集。今すぐ使いたくなるセリフを中心に紹介

2018.12.05

日本が世界に誇る文化である漫画には、心に響く名言が数多くあります。中でも、今すぐ使いたくなるほど心に響く名言を紹介するので参考にしてみましょう。それぞれの漫画別に紹介しているので、気になった漫画を読んでみるのもおすすめです。

バスケ漫画の金字塔、スラムダンクの名言

1度は耳にしたことがあろう言葉『あきらめたらそこで試合終了だよ』という言葉は、とある漫画の名言から広まったことを知っていますか?

その漫画が、1990年から96年に週刊少年ジャンプで連載された『スラムダンク』です。漫画家・井上雄彦によって描かれた不良高校生がバスケットボールで活躍するスポーツ漫画で、多くの人気を集めました。

まずは、スラムダンクから生まれた名言を確認していきましょう。

スラムダンクの泣ける名言

スポーツに熱い想いをぶつける高校生の姿は、読んでいて勇気や元気をもらったという人も多くいます。そんなスラムダンクの名シーンの中から、泣ける名言が生まれたシーンをチェック紹介します。

『あきらめたらそこで試合終了だよ』

スラムダンクを代表する最も有名なセリフ『あきらめたらそこで試合終了だよ』は、中学時代に試合の勝利を諦めかけた三井にボールを差し出した安西先生のセリフです。

全てのスポーツ選手の心に響くこの名言は、諦めない気持ちを届ける結果となりました。今でもこの名言を心に刻んでスポーツをしている人は少なくないでしょう。

『敗因はこの私!陵南の選手たちは最高のプレイをした』

神奈川県代表をかけた最終戦『陵南高校 VS 湘北高校』は、思い出すだけで心が熱くなる名勝負でした。激闘の末、湘北高校が勝利しましたが、試合後に敗けた陵南高校の田岡監督が放ったのが『敗因はこの私!陵南の選手たちは最高のプレイをした』という名言でした。

決して選手のせいにせず、すべてを自分の責任として引き受けることで選手を守る田岡監督の姿は、『上に立つ人間の鏡』『理想の上司』として、大人の男性からも強く支持される名言になっています。

このように、スラムダンクの名言は現代社会にも通用するような心に響くものが多くあります。若い頃を思い出して、今の自分と重ねながらもう1度読み直してみても良いですね。

大人気漫画ジョジョの奇妙な冒険からは名言続出

次に紹介するのが、ジョースター一族の子孫を主人公に『宿敵との戦い』を2世紀に渡って描いた大人気の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』からの名言です。かなり有名な言葉もあるので、もしかしたら意味を知らないで使っていた言葉が見つかるかもしれません。

ジョジョの奇妙な冒険から生まれた名言は、耳にしたことのあるものから、使ってみたいと思える名言まであるのでチェックしていきましょう。

『命を運んで来ると書いて運命』

ジョジョの奇妙な冒険・第4部で生まれた名言が『命を運んで来ると書いて運命』という言葉です。日常と隣り合わせの恐怖をサブテーマとし、シリーズ最悪のシリアルキラー・吉良吉影(きら よしかげ)が言い放った一言でした。

窮地に陥った吉良吉影が、相手の切り札を逆に利用し形勢を覆したときにこの名言が生まれています。運命という言葉の意味を考えさせられる名言です。

『だが断る』

ジョジョの奇妙な冒険・第4部・ダイヤモンドは砕けないに登場したキャラ『岸辺露伴(きしべ ろはん)』が放った言葉の『だが断る』というのも人気の名言です。

ハイウェイ・スターに命を狙われた岸辺露伴は、自分で強いと思っているやつに対して『NO』と断ってやることが好きだと公言します。『あくまで相手の言いなりにならない強い姿勢』を崩さないことで生まれた名言なのです。

ちなみに、細かいことですが『だが断る』が正しいので『だが断る!』など『!』が付いてしまうのはファンの中では許せないことのようです。使い方など細かい点を気にするファンも多いほどの名言なのです。

『何をするだァーッ ゆるさんッ!』

ジョジョの奇妙な冒険・第1部の主人公のジョナサン・ジョースターの『何をするだァーッ』というセリフの紹介です。本来は『何をするんだァーッ』というセリフだったようなのですが、誤植のまま印刷されてしまいました。しかし、それが逆に話題となり、このままの形で世間に広がりました。

このセリフは、第1部(ファントムブラッド)の第1話でジョナサン・ジョースターが愛犬のダニーをディオに膝蹴りされたのを目の当たりにして言った言葉です。誤植部分に「謎の勢いを感じる」と、ネット上などでもあえてこのまま使われることが多いようです。

重版を繰り返すうちに修正されましたが、ゲームでは誤植をそのまま声優に言わせているシーンがあるなど、ファンの間でひっそりと名言として語り継がれています。

はじめの一歩の仕事に活かせる名言

少年マガジンで連載している漫画家・森川ジョージの人気ボクシング漫画『はじめの一歩』での名言は、仕事に活かせる名言がたくさんあります。スポーツを題材とする漫画からは、生きる元気をもらったという人も多くいるのです。

激闘と苦悩を描いたはじめの一歩の中でも人気の名言を3つ紹介するのでチェックしていきましょう。

『成功した者は皆すべからく努力しておる』

最初に紹介したい名言が『成功した者は皆すべからく努力しておる』です。これは一歩が所属する鴨川ボクシングジムの会長・鴨川源二の一言です。努力した人が必ず全て報われるとは限らないものの、成功した人で努力していない人はいない…というのは、スポーツに限らず、我々働く大人にも響く名言です。

成功が約束されていない中で、それでも『努力する意味』を伝える深い名言は、大人にとって人生の指針にもなることでしょう。努力をしても報われないと感じたときにはこの名言を思い出してみましょう。

『才能ねえヤツがあきらめ良くて何が残るってんだよ』

もしも自分が才能に恵まれていないと思っているなら、知っておいて欲しい名言が『才能ねえヤツがあきらめ良くて何が残るってんだよ』です。

コツコツ積み上げて努力してきたからこそ、諦めないで続けることが大切という気持ちは、どの世界でも同じことが言えます。諦めが肝心という言葉もありますが、才能がない人だからこそ、『諦めない気持ち』だけは誰にも負けないつもりでいれば、人生が拓けることもあるかもしれません。

ボクシングという世界から生まれたこの名言は、社会に生きる大人の心にも響く名言として人気です。

『強いって、一体どんな気持ちですか?』

はじめの一歩が連載初回に、いじめられ続けてきた一歩が放った名言が『強いって……一体どんな気持ちですか?』です。初めて強さというものに目覚め、強さとは何なのかを追い求める一歩のボクシング人生が始まった瞬間と言えます。

強いものだけが知る『強いものの気持ち』が分かったとき、本当に『強く』なったといえるのかもしれません。

BLEACHのかっこいい名言

家族を守るために悪霊と戦う死神になってしまった高校生・黒崎一護とその仲間の活躍や苦悩、戦いを描いた作品が漫画家・久保帯人の『BLEACH』です。数々の苦悩と成長を描いた作品の中には、多くの名言が登場しています。

中でも人気の名言を3つ紹介するのでチェックしてみてください。

『あまり強い言葉を遣うなよ。弱く見えるぞ』

作中に登場する悪役・藍染惣右介(あいぜんそうすけ)が放った一言が『あまり強い言葉を遣うなよ。弱く見えるぞ』です。

仲間を倒されて逆上した日番谷冬獅郎(ひつがやとうしろう)が言った『殺す!』という言葉に対し、静かな迫力で放った名言は、まさしく『本当の強さ』を見せつけた名シーンとしてファンに大人気になりました。

藍染は、その言葉通りに、日番谷冬獅郎を軽く倒してしまいます。圧倒的な強さに裏打ちされた「かっこいい名言」として根強い人気を誇っています。

『死にに行く理由に他人を使うなよ』

主人公・黒崎一護が瀕死の重傷を負ってもなお仲間を助けようとしているのを引き止めるシーンで生まれた名言が、『死にに行く理由に他人を使うなよ』です。

浦原喜助(うらはらきすけ)が一護を止めるために放った言葉ですが、使命と焦りにかられて冷静さを失った状態を落ち着かせるだけの力のある名言です。他人のためと舞い上がって我を忘れているとき、本当にそれは他人のためなのかと問いかけ、冷静になるのも大切なことです。

『助けてぇんじゃねえよ。助けるんだ』

一護に死神の力を与えた罪で処刑されることがきまった朽木ルキアを助けようと、黒崎一護が放った名言が『助けてぇんじゃねえよ。助けるんだ』です。何度も立ち上がって助けようとする一護の真っすぐな気持ちが現れています。

この言葉は、肩書に縛られて幼馴染を見殺しにしようとしていた当時の敵・阿散井恋次(あばらいれんじ)が本当に大切なことに気づく名セリフとしてファンの間でも話題になりました。

こち亀の男らしく熱い名言

単行本の巻数でギネス記録を保持している有名なギャグ漫画『こち亀』からも名言はたくさん生まれています。自由に、そして圧倒的行動力でさまざまな事件を解決してはギャグを生み出していく両さんの生き様から生まれた名言もあるのです。

ギャグ漫画とは思えない名言の数々から3つチェックしていきましょう。

『人生を投げた時点でおまえの負けだ』

こち亀の人気エピソード『浅草物語の巻』で描かれたのが、主人公・両津勘吉の同級生『村瀬』とのやり取りです。天才少年と呼ばれていた村瀬がヤクザの道に落ちて罪を犯し捕まり、護送中に脱走してしまいます。

敵対していた組織に殴り込みに行こうとした村瀬を待ち伏せした両さんが、止めるための壮絶な殴り合いの中で言った『人生を投げた時点でおまえの負けだ』という名言です。

人生というものを深く考えさせる名言で多くのファンの心に響いたエピソードに仕上がっています。

『ざまあみろ!度胸と実行力にゃだれにも負けんぞ』

こち亀・25巻『サイド・ビジネスの巻』で描かれた両さんとやくざの喫茶店での打ち合いで出た名言が『ざまあみろ!度胸と実行力にゃだれにも負けんぞ』です。

2丁拳銃でやくざを制圧することを思いつき、それを命がけで実行する両さんに心打たれたファンは多くいます。両さんの持つその度胸と、思いつきを本当に実行に移せる勇気が生み出した勝利とも言えるのです。

物事に対する度胸と実行力が『目的を成すためにどれだけ重要か』を表現した名言と名シーンは必見です。

『すべて計算通りの人生なんて、おもしろくもなんともないだろ』

こち亀・50巻『住めば豪邸の巻』では『すべて計算通りの人生なんて、おもしろくもなんともないだろ』という名言が生まれています。想定内ばかり繰り返す人生ほどつまらないものはないというのを考えさせられる名言です。

計算通りは確かに安定はするかもしれませんが、楽しさを追求するならば計算通りの人生でないほうが盛り上がるのかもしれません。

ONE PIECEの紳士なサンジの名言

ONE PIECE(ワンピース)は、海賊王を目指す1人の少年ルフィとその仲間達の活躍を描いた漫画です。個性豊かなキャラクターがギャグを含みつつも、それぞれの信念を貫いて冒険する姿は、読んでいて元気をもらえる作品に仕上がっています。

海外からも人気の漫画『ONE PIECE』からは、主人公のルフィではなく『サンジ』が放った名言が人気を集めています。男気を感じるサンジの名言を3つ紹介するので、自分でも胸を張って言えるように覚えておきましょう。

『女のウソは許すのが男だ』

ONE PIECE・第38巻でサンジが放った名言が『女のウソは許すのが男だ』です。仲間のロビンが別れの言葉を残し去っていった後、不安がるチョッパーに向けた言葉ですが『ただの女好き』ではない深い考えが伝わる一言となっています。

サンジのような男の中の男だからこそ、『嘘を許してこそ男』という信念を持てるのかもしれません。

『レディはソフトに扱うもんだぜ』

次に紹介するのがナミを助けようとし、くれはの城を目指して山を登るルフィとサンジのやり取りで出た名言『レディはソフトに扱うもんだぜ』です。

ルフィがおぶったナミを傷つけないようにと、ルフィとナミが落ちてくる岩に激突する寸前で、サンジが2人の身代わりになったときの言葉です。自己犠牲をしてでも女性を守る信念が伝わってくる名言として知られています。

『おれは女の涙を疑わねェ!』

麦わらの一味がドフラミンゴの国に到着し、敵のヴァイオレットにサンジが一目惚れをしてしまいます。涙ながらに殺したい男がいると嘘を語ったヴァイオレットをサンジは信じていましたが、裏切られてぼこぼこにされてしまうのです。

しかし、そんな状況にも関わらず、サンジは『おれは女の涙を疑わねェ!』と一蹴します。サンジに嘘をついて言った言葉だとしても、涙だけは本物だったと『どれだけ痛めつけられても信じ続けるサンジの男気』が伺えます。

サンジだけではなく、ワンピースには沢山の名シーンと名言が生まれています。これらの名言に興味を持ったら、まだ読んだことがない人も1度はチェックしてみましょう。

ドラゴンボールの笑える恋愛系名言

最後に紹介するのが『ドラゴンボール』から笑える恋愛系名言です。戦いや修行の様子が多く描かれるドラゴンボールに散りばめられた笑いのポイントは、名言と共に多くのファンを魅了しています。

世代を超えて愛されているドラゴンボールの原作や、アニメのオリジナルのストーリーで生まれた名言をチェックしておきましょう。

『約束しちゃったもんな。 じゃケッコンすっか』

『約束しちゃったもんな。じゃケッコンすっか』は、幼い頃の主人公・孫悟空が『ヨメをもらう』ということが食べ物をもらえることだと思って約束した結果生まれた名言です。

大人になり再会したチチに、昔の約束を突きつけられ『じゃあ』という勢いで簡単に結婚できる悟空と一途なチチの描写を覚えている人も多いシーンです。この後、あっさりとチチの尻にしかれています。

『トランクス、よく口と口くっつけんなあ』

2016年10月に放送されたドラゴンボールの新アニメシリーズ『DRAGON BALL超』の第60話で出た名言が『ひゃあ!トランクス よく口と口くっつけんなあ』です。悟空が放ったこの一言は、悟空がキスをしたことがないという衝撃の事実が発覚したとして広く話題になりました。

トランクスが傷ついたマイに仙豆を口移しで食べさせたシーンで、悟空が驚いて言った言葉ですが、結婚をしているのに、とライバルのベジータも驚くほどのセリフでした。

『恋愛というやつらしいな…わからない』

この名言は、ドラゴンボール第418話『さようなら戦士たち』で生まれました。

地球の平和のために用意したドラゴンボールの願いが1つ余ったことで、クリリンが人造人間17号と18号の自爆装置除去をドラゴンボールに願います。クリリンは人造人間18号に惹かれていましたが、17号と18号が兄弟だとは知らず『お似合いのカップル』を守るために願ったのです。

しかし、除去をしたあとにその姿を見ていた18号から『17号とは兄弟』ということを聞かされます。クリリンは、間接的に18号が好きことがバレてしまい、悟飯や天津飯たちが騒いでいる中で、その様子が理解できないピッコロが言った言葉が『恋愛というやつらしいな…わからない』です。

ピッコロの種族が男女という概念がなく、恋愛というものが存在しません。恋愛は知っていても、自身が感覚を味わったことがないので、このような発言に繋がったのです。

このように、ドラゴンボールでは原作やアニメオリジナルストーリーなどが展開され、海外からもファンを獲得しています。昔のドラゴンボールは知っているという人も、今のドラゴンボールも楽しんでみるのもおすすめです。

漫画のセリフには絶大な影響力がある

漫画のセリフには、現実では「いつ使うの?」と思ってしまうような言葉も多くあります。しかしそんなセリフも、漫画を通してみることで、ついつい日常で使いたくなる言葉になっていきます。漫画の影響力はすごいですね。

名言だけでは語り尽くせない作品の魅力を感じながら、その名言が生まれたシーンを見てみてはいかがでしょうか。

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