販売数量No.1スコッチ。『ジョニーウォーカー』が世界一愛される理由とは?

2019.12.15

世界で飲まれているスコッチの5杯に1杯を占め、スコッチ界のNo.1に君臨するジョニーウォーカー。では、なぜジョニーウォーカーは「KEEP WALKING」のスローガンそのままに、100年以上も世界のトップを歩き続けていられるのでしょうか。

1歩は紅茶から。ジョニーウォーカーの歩み

ジョニーウォーカーの創業者であるジョン・ウォーカーは、14歳だった1819年に父親から受け継いだ農場を売却し、その資金を元手にスコットランドで食料雑貨店を開業しました。

そして、当時は品質がまだ不安定だったウイスキーに着目し、店で取り扱っていた紅茶や香辛料のブレンド技術をヒントに、ウイスキーのブレンディングをスタート。複数のウイスキーをブレンドして奥深い味わいを実現したジョンのウイスキーは、瞬く間に高い評判を集めるようになりました。

こうしてブレンドによって得られる玄妙な味わいに魅了されたジョンは、以来ブレンディングの技術にさらに磨きをかけ、その技とこだわりは今も脈々と受け継がれています。

ジョニーウォーカーがトップを歩き続けられる理由

ジョンの後を継いだ息子のアレクサンダーは、産業革命の流れに乗って1867年にウイスキーの大量生産に着手。即座に大型船の船長を招き、渡航先に自店のブレンデッドウイスキーを届けるアンバサダーに任命しました。

こうしてジョニーウォーカーはスコットランドだけにとどまらず、当時船で訪れることができるほとんどの都市で飲まれるようになっていったのです。

そして、ジョニーウォーカーのアイデンティティとも言えるイノベーションも、その後次々と生まれました。

まず、長い船旅での破損を防ぐ目的で四角いボトルを採用。同時に、斜め24度に傾いた個性的なラベルへと変更しました。店頭で一際目立つボトルとラベルは、ジョニーウォーカーの認知度向上にも大いに役立ちました。

そしてアレキサンダーの事業を引き継いだ2人の息子は、1909年に熟成年度の違いを色違いのラベルで表現するユニークなアイデアを考案。この時に生まれたのが、今も愛され続けている「レッドラベル」「ブラックラベル」です。

こだわりのブレンディング技術のみならず、個性的なボトルとラベル、そして色を基調にしたラインナップ訴求は、ジョニーウォーカーを他のスコッチウイスキーから差別化し、世界No.1ブランドへと押し上げる上で重要な役割を果たしたと言えるでしょう。

ジョニーウォーカーを代表するおすすめ3

それではジョニーウォーカーの数多いラインナップの中から、代表的な3つの定番商品をご紹介しましょう。

ジョニーウォーカー レッドラベル

ジョニ赤の愛称でおなじみのレッドラベルは、スーパーやコンビニでも手軽に購入できる定番中の定番。ハイボールとの相性が良く、スコッチ入門者にはおすすめです。

もちろん価格は手頃でも実力は折り紙付き。モンドセレクション最高金賞2回、International Wine & Spirits Competion金賞3回を含む計30以上の賞に輝いています。

ジョニーウォーカー ブラックラベル

ジョニ黒の相性で親しまれている、ジョニーウォーカーのフラッグシップ商品。ジョニーウォーカーを語る上で欠かせない一本です。

12年以上熟成された原酒のみを40種以上使用。スモーキーな香りと、シェリー樽原酒に由来するドライフルーツのような甘みが特徴的です。その複雑で重厚な味わいに対し、「ブレンデッド・スコッチウイスキーの最高峰」と呼ぶ専門家も少なくありません。

ジョニーウォーカー グリーンラベル

15年以上熟成させた4種類のキーモルト原酒を丹念にブレンドし、バッティングしたブレンデッドモルトウイスキーです。

爽やかな草の香り、樽香、ペッパー、バニラなど様々な香りが複雑に交わりつつ調和しており、単一のモルトウイスキーにはない奥行きのある個性が楽しめます。

ラベル別・ジョニーウォーカーの美味しい飲み方

ジョニーウォーカーのファンの多くがおすすめする飲み方はロック。特にブラックラベルは、氷の上に満遍なく注いで一気に冷やすと、スモーキーさと甘さを兼ね備えた芳香が一際愉しめます。

またレッドラベルに関してはハイボール、グリーンラベルはストレートかトゥワイスアップ(氷を入れずにウイスキーと水を11の割合で)がおすすめです。

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