冬に楽しむ『ホットビール』のススメ。自宅で作れる簡単レシピをご紹介

2019.12.11

ビールといえばキンキンに冷えたものをイメージしがちですが、実は温めて飲むホットビールというものもあります。特にドイツやベルギーといった寒い地方では、頻繫に飲まれているようです。そこでこの記事では、ホットビールの効能やレシピをご紹介します。

ドイツで人気のホットビールとは

ホットビールとは、その名の通りビールを温めるだけの飲み物のことを指します。おおむね50〜70度ほどに温めるので、日本酒でいうところの熱燗よりやや高めの温度で飲むことになります。

ホットビールには、スパイスやドライフルーツ、砂糖、蜂蜜などを入れることが多く、ちょっとしたカクテルのような楽しみ方ができます。甘みや風味を好みの味に調節できるので、普段ビールを飲まないという人でも美味しく飲むことができる飲み物なのです。

ホットビールの味は?

ホットビールの味わいは、よく冷えたビールのそれとはかなり異なります。

ホップのキレと爽やかな苦みが落ち着き、よりマイルドでコクが強調された味になります。また、砂糖や蜂蜜の甘みとビールの苦みが相まって、さながらビターなホットカクテルのよう。ごくごく飲むというよりは、じっくり味わってほっと一息つくような飲み方がおすすめです。

通常のビールのおつまみといえば揚げ物などの味の濃いものですが、ホットビールの場合はチョコレートやビスケット、ケーキなどのスイーツとよく合います。ぜひ試してみてください。

ホットビールのレシピ

ホットビールのレシピは比較的簡単です。

まず、炭酸が抜けないようにグラスを傾けつつビールを注ぎ、お好みのスパイスを加えます。泡がこぼれないようにゆっくりと軽くかき混ぜたら、レンジで温めるだけです。

使用するスパイスは、砂糖とシナモンが基本ですが、決まりはありません。先述した通り、蜂蜜やドライフルーツを入れてみるのもいいでしょうし、ジンジャー(ショウガ)などもよく合います。お好みのスパイスをお好みの量入れて、自分だけのアレンジをしてみましょう。

また、電子レンジで温める際は、温めすぎないように注意しなければなりません。仮に常温のビール150mlを使ったとすれば、500wで60〜70秒、600wで50〜55秒程度が飲み頃です。温めすぎると、当然ですが沸騰してとても飲める代物ではなくなってしまいますので、慎重に温度を見ながら温めるようにしましょう。

ホットビールのスパイスがもたらす嬉しい効果

ホットビールは美味しいだけでなく、使用されるスパイスによって、健康にとって嬉しい様々な効果があると言われています。具体的にはどんな効果があるのでしょうか?

栄養満点の蜂蜜

たとえば蜂蜜には、ビタミンB群など10種類のビタミン類、27種類のミネラル、22種類のアミノ酸、80種類の酵素、10種類以上の有機酸、ポリフェノールなどが含まれています。また、蜂蜜は殺菌・抗菌作用も非常に高く、雑菌を除去してくれる効果もあります。

ホットビールに甘さが欲しい場合は、砂糖よりも蜂蜜を使うことをおすすめします。

冷えを防ぐシナモン

シナモンには、体を内側から温め、冷えを防ぐ効果があるといわれています。そのため、冷えからくる腹痛や関節痛などの痛みを和らげる効果のほか、消化機能を高めてくれる可能性も指摘されています。

体を温めるジンジャー

ジンジャー(ショウガ)もまた、体を温めてくれる効果があるといわれています。温かいホットビールにジンジャーを合わせることで、体を芯から温めてくれる効果が期待できます。

また、体を温めることは快眠にとっても重要。そのため本場ドイツでは、シナモンやジンジャーと蜂蜜を入れたホットビールを食前酒やナイトキャップ(寝酒)として飲む人も多いようです。

意外と美味しいホットビール

この記事では、ホットビールのレシピや効果についてご紹介しました。

ビールを温めるという飲み方に抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、ドイツやベルギーなどでは一般的な飲み物として親しまれています。

また、入れるスパイス次第では、冷えの予防、体温の上昇、栄養補給などの効果も得ることができます。美味しい上に健康効果も期待できるホットビール、これからの季節にぜひ楽しんでみてください。

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