『キリン一番搾り』はなぜ美味いのか?こだわりの製法や味わいに迫る

2019.12.10

キリンが誇る生ビールの有名銘柄といえば「一番搾り」。キリンこだわりの製法でつくる「一番搾り」とは、一体どのような製法なのでしょうか?今回は「一番搾り」の歴史や製法、ラインナップをまとめてご紹介していきます。

キリンビール「一番搾り」

「一番搾り」は、キリンビールが製造、発売する缶または瓶で楽しめる生ビールで、多くの日本人に親しまれている有名銘柄です。まずは「一番搾り」の歴史や名前の由来についてご紹介していきます。

「一番搾り」の歴史と名前の由来

キリン「一番絞り」は1990年に発売された生ビールで、名前の由来でもある「一番絞り」とは製造時に原料となるもろみから最初に流れ出る麦汁のこと。この「一番搾り」麦汁を100%使用してキリン独自の「一番搾り製法」でつくられた、苦味が少なくさっぱりとした味わいが魅力のビールです。

キリン「一番搾り」は2004年に味の変更、2009年に麦芽100%のオールモルト生ビールへの変更、そして2013年、2017年にも味のリニューアルを行なっており、今も尚、更なる進化を続けています。

「一番搾り製法」とは?

通常「一番搾り」麦汁と「二番搾り」麦汁を使ってつくられる生ビールですが、キリンが1980年代から開発を続けてきた「一番搾り」麦汁だけを使ってつくる「一番搾り製法」とは、一体どのような製法で、何が違うのでしょうか?

「一番搾り製法」の工程と違い

生ビールはまず、麦芽を砕いて糖化させ、おかゆ状の「もろみ」と呼ばれる原料をつくります。「一番搾り製法」では、麦100%を通常の1.5倍贅沢に使っているのが特徴です。

続いて「もろみ」をろ過して麦汁を搾取します。このとき、最初にとれる「一番搾り」麦汁と、さらにもう一度ろ過させた「二番搾り」麦汁を混ぜて使うのが一般的ですが、「一番搾り製法」はこだわりの「低温麦汁ろ過技術」を使ってろ過した「一番搾り」麦汁をだけを使います。「一番搾り」麦汁100%にホップを加えて煮沸したら、酵母を加えて低温発酵させ、貯蔵タンクでじっくり低温熟成させたら完成です。

「二番搾り」麦汁を使わないことで麦の表皮による渋みが少なく、「低温麦汁ろ過技術」により酸味や甘味を抑えたバランスの良い味わいをつくりだしています。

キリン「一番搾り」ラインナップ紹介

独自の「一番搾り製法」でつくられるキリン「一番搾り」には、好みや食事に合わせて選べる様々なラインナップが発売されています。ここではスタンダードなキリン「一番搾り」を含めた4つの定番ラインナップをご紹介していきます。

一番搾り生ビール

「キリンといえばこれ」ともいうべき、定番のスタンダードな商品です。その人気はとどまるところを知らず、2019年8~9月にかけて、ここ10年で過去最高の売上を記録したとのことです。すっきりとしたキレとのどごし、それでいて豊かな旨みがバランスよく合わさった味わいは、ジャパニーズビールを代表する銘柄の一つといっていいでしょう。

  • 商品名:キリン 一番搾り 350ml×24本
  • 価格:4,735円
  • Amazon:商品ページ

とれたてホップ

「一番搾り とれたてホップ」は、乾燥させずにキリン独自の特許技術で収穫後24時間以内に生のまま急速凍結させた、岩手県産のホップを使用しているのが特徴です。これにより通常の乾燥ホップでは薄れてしまうホップ本来のフローラルな香りを存分に楽しむことができるので、ホップの味を楽しみたい方におすすめの「一番搾り」となっています。

今年で発売16年目を迎えるロングセラー商品で、その年に収穫されたホップにこだわって作っています。現在は2019年のとれたてホップが販売されているので、ぜひ今しか味わえない麦の味わいを味わってみてください。

  • 商品名:キリン 一番搾り とれたてホップ 350ml×24本
  • 価格:4,735円
  • Amazon:商品ページ

<黒生>

「一番搾り製法」をベースに麦芽の皮を除いて焙煎したカラファ麦芽を使用し、「ダークラガータイプ」と呼ばれる下面発酵酵母を使って低温でじっくり発酵させた黒ビール「一番搾り 黒生」は、ほのかな甘味と雑味のない引き締まった味わいが魅力です。

洋食のイメージがある黒ビールですが、「黒生」の深いコクはあっさりとした和食にもよく合います。一番搾りらしいスッキリとした飲み口と黒ビールのコクのコントラストを、ぜひ楽しんでみてください。

  • 商品名:キリン 一番搾り <黒生> 350ml×24本
  • 価格:5,144円
  • Amazon:商品ページ

清澄み(きよすみ)

フルーティで爽やかな香りが特徴のニュージーランド産ホップ「モーテカ」を使用した「一番搾り 清澄み」は、「一番搾り製法」後に氷点下で貯蔵することで渋みや雑味を抑え、なめらかで澄んだ味わいとホップの爽やかな後味が魅力です。ライトで飲みやすいので女性やリラックスして飲みたいときにおすすめ。

セブン&アイグループ限定商品のため、お近くのコンビニ店やスーパーマーケットで見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。また、イトーヨーカドーのオンラインショップでも販売されています。

  • 商品名:キリン 一番搾り 清澄み 350ml×6本
  • 価格:1,098円
  • イトーヨーカドー:商品ページ

キリン「一番搾り」人気の秘密は製法にあり

いかがでしたか?キリン「一番搾り」は独自開発した「一番搾り製法」ならではの雑味のないスッキリした味わいが人気です。様々なラインナップが発売されているので、ぜひ飲み比べてみてお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか?

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