紅茶に含まれるカフェインの量は?気をつけたいポイントを紹介

2019.12.10

カフェインとは、アルカロイドと呼ばれる植物性化合物のこと。コーヒーやエナジードリンクなどに入っているのは有名ですが、実は紅茶にも含まれています。その含有量や働きはどんなものなのでしょうか?他の飲み物と比べながら気をつけたいポイントをまとめました。

カフェイン自体には問題がない

カフェインは、コーヒー、日本茶などのほかに、チョコレートやココアにも入っています。少し苦味のあり、古来より人間にはゆかりの深い成分として知られています。

眠気覚ましや集中力アップがカフェイン効能

カフェインには、眠気をすっきりさせる「覚醒作用」があります。朝起きた時や、仕事の合間のブレイクにコーヒーや紅茶を飲むのは、理にかなったことといえるでしょう。

そのほかに、神経中枢や、筋肉に働きかける作用もあり、集中力のアップや、自律神経の働きを向上させるなどの働きも証明されています。

コーヒーや日本茶と含有量を比べる

100mlあたりのカフェイン量で比べてみると、コーヒーは約60mg、紅茶は約30mgのカフェインが含まれています。ただし茶葉によって含有量は大きくかわり、同じ日本茶でも、煎茶・ほうじ茶・ウーロン茶・玄米茶などは約20mgくらいなのに対し、玉露は約160mgと大きく差があります。

そのほかコーラには10~13mg、エナジードリンクでは30mg〜、商品によっては300mgも入っている場合があります。カフェイン量が気になる人は、裏面の成分表示をみて、事前にカフェインの含有量を確認するようにしましょう。

1日に摂取するカフェイン量の目安

適量なら役立つカフェインですが、過剰摂取すると、健康に害があることも指摘されています。つまり体に取り込みすぎると、逆効果が指摘されているのです。

過剰摂取すると何がダメ?

カフェインを取りすぎると、覚醒作用が進みすぎて、不眠をまねくことはよく知られています。そのほか中枢神経を刺激しすぎると、ひどい場合はめまいや激しい動悸を起こすことも。

人の体質や体の大きさによって適度な摂取量というのは変動するので、日本では、明確に定められた摂取量というものがありません。ただしWHO(世界保健機構)では、コーヒー3〜4杯まで(約1日300mg)、カナダ保健省では、1日400mgとされています。

紅茶の場合、先ほど説明した通り100mlあたり30mg程度ですので、数杯飲むことはさほど問題ないといっていいでしょう。ただしコーヒーや日本茶など、様々な種類の飲み物を毎日たくさん飲むという人は、気を付けておきたいポイントです。

妊娠中や授乳中の場合は?

上記は、健康な成人の場合の目安量です。胎児や乳児に栄養を与えている妊婦や授乳中の人は、もっと注意が必要です。

とくに、妊娠中のカフェインの多量摂取は、流産や低出生体重児のリスクを高めるという報告もあります。世界の基準をみてみると、目安としては、1日200mgまで、としている国が多いようですが、気になる方はできるだけカフェインフリーの飲み物を摂るようにしましょう。

紅茶に含まれる体にいい成分は?

ほかにも紅茶には、体にいいとされる成分があります。いくつかを紹介しましょう。

ポリフェノールが豊富

紅茶を含むお茶には、カテキンやタンニンなどといったいわゆる「ポリフェノール」が含まれています。ポリフェノールには抗菌作用や抗酸化作用があるとされていて、カテキン・タンニンを多く含む柿やワイン、チョコレートなどにも豊富に含まれていることで知られています。

紅茶にも、この成分が多く含まれています。ポリフェノールは、摂りすぎることによるデメリットは今のところ報告されておらず、制限しなければいけない成分ではないので、特に注意は必要ありません。

気になる人はカフェインレスの紅茶を選ぶ

一方で、先ほど述べたようにカフェインの量には気をつけないといけません。カフェイン量を気にせず紅茶を飲みたい!という方には、通常より大幅にカフェインの量を減らしたカフェインレス(デカフェ)の紅茶がおすすめです。完全にカフェインが含まれないわけではありませんが、いくつか代表的な商品を紹介します。

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カフェイン量に神経質になりすぎず、紅茶を楽しもう

紅茶は、よほど飲みすぎない限り、カフェイン摂取過多で健康に害があるとは限りません。神経質にならず、お茶の時間を楽しみましょう。ただし妊婦さんや授乳中の人は注意が必要な場合もありますので、そんな方はカフェインレスの紅茶やカフェインフリーの飲み物で大切な身体をいたわってくださいね。

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