コーヒーにできる泡の正体に迫る。人気の泡コーヒーの作り方も紹介

2020.05.26

コーヒーを入れているときに、ぷくぷくと粉から泡が出てくることがあります。出ないときもありますが、何が違うのか不思議ですよね。またコーヒーの上にも白い泡が出るときと出ないときがあります。この記事では、コーヒーにできる泡の秘密をご紹介します。

コーヒーにできる泡の正体は?

コーヒーにお湯を注いで蒸らそうとすると、真っ白な泡が出てきたり、コーヒーを入れたとき表面に白い泡が浮いていることがあります。コーヒーの泡の正体は、いったい何者なのでしょうか。

コーヒー豆の泡は炭酸ガス

コーヒーをドリップするときに出てくる泡の正体は『炭酸ガス』です。コーヒー豆を焙煎する際、コーヒーに含まれる炭素と酸素が結合して二酸化炭素が発生し、豆の内部に残ります。これが熱いお湯によって抽出されることで、真っ白な泡が生じるというわけです。

このように炭酸ガスの泡が出るのは、豆が新鮮な証拠でもあります。通常、焙煎してから1カ月以上経つと炭酸ガスが抜けてしまい、泡が出ることはあまりありません。焙煎からあまり時間の経っていない新鮮なコーヒー豆だからこそ、泡がたくさん出るのです。

とはいえ、炭酸ガスが抜けないままコーヒーを入れてしまうと、雑味が出てしまいます。さらに、泡に邪魔されてうまくドリップできないことで、抽出に時間がかかってしまい、これも苦味や雑味の原因となってしまいます。

そこで新鮮なコーヒー豆からコーヒーをドリップするときは、しっかりと蒸らして、抽出されるコーヒーから炭酸ガスを抜いておくのがポイントです。

エスプレッソの泡の名前はクレマ

エスプレッソの上に白い泡ができているのをよく見ますよね。あの泡は『クレマ』といって、コーヒーに含まれる油分(コーヒーオイル)が炭酸ガスにより泡状になったものです。

エスプレッソの場合、通常のコーヒーよりはるかに高い圧力で抽出するため、カップにコーヒーを入れるまで炭酸ガスが抜けることがありません。カップに入れた時点で初めて炭酸ガスの放出が始まるため、エスプレッソには濃密で大量の泡の層が出来上がる、というわけです。

クレマを上手に出すコツは、焙煎されてから20日前後の粉を使うのがポイントといわれています。焙煎したてだと逆に炭酸ガスが多く、濃密なクレマができません。

コーヒーを泡立てる?泡コーヒーの作り方

最近ではコーヒーを意図的に泡立てる『泡コーヒー』が人気を集めています。テレビ番組でも紹介され、おしゃれでビールのような見た目が写真映えするとSNSでも話題になっています。作り方はとっても簡単で、自宅でも楽しむことができます。

泡立て器でコーヒーを泡立てるだけ

泡コーヒーの作り方は、いつもどおりドリップしたコーヒーを泡立て器を使って泡立てるだけです。かなり泡立つのでコーヒーの量は、容器の半分くらいにしましょう。入れすぎるとあっという間にあふれてしまいます。味の変化は少ないですが、見た目が華やかで、おもてなしにもぴったりです。香りは泡立てた方が強く感じられます。

ペットボトルに入れて振る方法も

泡だて器がないという場合も別の方法で泡コーヒーが作れます。ペットボトルにインスタントコーヒーと水、お好みで砂糖を入れて思いっきり振るだけ。液体が見えないくらいしっかりと泡立ったら出来上がりです。お好みで牛乳や豆乳を入れてもおいしいですよ。ホットで飲みたいというときは、牛乳を温めておくといいでしょう。泡の上にシナモンパウダーやココアパウダーを乗せるのもおしゃれです。

泡立て器があればフォームミルクも作れる

泡コーヒーを作るときは、泡だて器の方が細かい泡が作れます。泡コーヒーを作るのに、泡だて器をわざわざ買うのは…と思う人もいるかもしれません。しかし最近では100円均一ショップでも電動の泡だて器が手に入ります。

ミルクを泡立てて、フォームミルクを作ってカプチーノを楽しむのもいいですし、泡コーヒーとフォームミルクを使って2層の泡を作ってみるのもおしゃれですね。泡だて器が1つあれば、家でも簡単にカフェ気分が味わえます。

コーヒーの泡は新鮮な証拠

コーヒーを入れるときに豆から出てくる泡は新鮮な証拠ですが、しっかりと蒸らすのがおいしいコーヒーをおいしく入れるポイントです。また泡コーヒーは子どもから大人まで一緒に作れて楽しめるドリンクです。おもてなしにもぴったりなのでぜひ作ってみてくださいね。

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