紅茶の賞味期限はどれくらい?開封後はいつまで飲める?捨てずに再利用する方法も紹介

2019.12.06

紅茶の賞味期限は、あまり気にしたことがない人が多いかもしれません。紅茶はいつまでおいしく飲めるのでしょうか?また、開封したら、いつまでに飲み切ればいいのでしょうか?素朴な疑問をまとめてみました。

賞味期限とは?消費期限とは違う

紅茶には、賞味期限は明記されていても、消費期限は明記されていません。賞味期限とは「定められた方法で保存され、期待される品質が十分に保持されて期限。ただし、当該期限を超えた場合でも、これらの品質が保持されていることがある」と定義されています。つまり、おいしく飲めると保証されている期限が賞味期限となります。

多くは未開封で1年~2年

ほとんどの場合、紅茶には賞味期限が明記されています。メーカーや紅茶の種類によっても異なりますが、一般的な缶入りのリーフティーの状態の紅茶であれば、だいたい未開封のもので1年~2年と設定されていることが多いようです。

ティーバッグ、茶葉、タイプによっても違う

香りの飛びやすいフレーバーティーや、個別に包装されたティーバッグタイプは、缶入りのリーフティーよりも、短めに設定されています。また、同じティーバッグでも、アルミ包装のもののほうが、紙包装のものより賞味期限が長めです。

これは包装が、紅茶の大敵である「日光・湿度・ニオイ」を、どれくらいシャットアウトできるかによって賞味期限が変わるため。長い間保存する場合は、アルミ包装や缶入りのものを選び、常温で日光のあたらない場所で保存しましょう。

賞味期限切れの紅茶はどうする?

品質が少し落ちてもいいのなら、賞味期限切れの紅茶は、まだ飲めるのでしょうか?各メーカーの回答を調べてみました。

未開封なら賞味期限が過ぎていても飲める

先ほどの「賞味期限」の定義を考えると、賞味期限を過ぎても品質は保持されていることもあり、飲むことができないわけではありません。

日東紅茶のHPでは「賞味期限を過ぎた場合でも、必ずしも衛生上の危害が生じるわけではありません」としています。

ただし「味や香りが劣化していることが予想されますので、おいしく味わっていただくためにはおすすめできません」とも明記されており、おいしく飲むためには、やはり賞味期限以内に飲むようにしましょう。

(引用:よくある質問 Q. 賞味期限が切れた商品を飲んでも大丈夫ですか?|日東紅茶

リプトン、ルピシアは?

リプトンでも同様に「賞味期限が過ぎてしまっても、すぐに飲めなくなることはありません」としながら、やはり「おいしく味わっていただくにはおすすめできません」と明記しています。

(引用:よくある質問 Q. 賞味期限が切れた商品を飲んでも大丈夫ですか?|リプトン

ルピシアでは、「開封後なるべく早く飲み切っていただく」ことをすすめており「基本的に、紅茶の場合は未開封で2年、緑茶や烏龍茶は未開封で1年」としています。

(引用:よくある質問 Q. お茶の賞味期限はどれくらいですか?|ルピシア

これらの回答を総合すると、各紅茶メーカーの回答はおおむね、「賞味期限切れの紅茶を飲んでも問題ないが、味は劣化している場合があるため、おすすめはできない。開封後は特に、できるだけ早く飲みきることを推奨する」といったところに落ち着くでしょうか。

開封後の扱いは?

各メーカーが明記しているのは「未開封の場合」の賞味期限。それでは、開封してからの場合、どれくらいで飲み切るのがいいのでしょう?

開封後2か月を目安に飲み切ろう

開封後の紅茶に関しては、だいたい2か月以内を目安に飲み切ることをおすすめします。紅茶はその繊細な香りや味わいのぶん、非常にデリケートなもの。どんなに保存方法や保存場所に気を付けていたとしても、開封後であれば徐々に劣化は進んでいきます。

ちなみに、できるだけ香りや味を劣化させないためには、アルミの袋や缶にいれて、しっかり密閉させて保存することが必要です。これは紅茶が空気に触れて酸化することを防ぐためです。

また、冷蔵庫や冷凍庫に入れておくのはNG。冷蔵庫内は他の食材などいろいろなニオイが付きやすい場所なうえ、出し入れのたびに温度変化が激しく、結露(=湿気)の原因になってしまいます。直射日光を避け、温度変化の少ない棚の置くなどに常温で保存しておくのがベターです。

開封後時間が経った場合は、別の用途で

開封後、かなりの時間が経ってしまった場合や、未開封でも消費期限を1~2年すぎたものについては、飲んだとしても健康に害はないと考えられますが、美味しい紅茶本来の味を楽しむことは期待できないといっていいでしょう。その場合は、飲むのではなく、別の用途で再利用することをおすすめします。

おすすめなのが、うがい薬の代わりにする方法。紅茶のカテキン成分には殺菌作用が含まれていますので、風邪予防などが期待できます。また、紅茶の茶葉がニオイを吸収しやすいという性質を生かし、消臭剤代わりにするのもおすすめ。簡単な小鉢やお皿に紅茶の茶葉を移し、トイレや冷蔵庫などニオイの気になるポイントにおいておけば、茶葉の香りと相まって素敵な簡易消臭剤になります。

紅茶の賞味期限は開封後約2か月

乾燥させた商品のため、いつまでも飲める、と誤解されやすい紅茶ですが、おいしく飲むためには、開封後は約2か月、未開封でも1年以内には飲み切ることを心がけたほうがいいでしょう。あまりストックを置いておくことなく、50~100gぐらいの量を買って、飲み切るようにするのがおすすめです。

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