秋の風物詩『ボジョレーヌーヴォー』!2019年の解禁日や基礎知識を解説

2019.11.19

秋の風物詩とも言われる特別なワイン「ボジョレーヌーヴォー」。ワインを知らない人でも一度くらいは名前を見たことがあるのではないでしょうか。この記事ではボジョレーヌーヴォーの基本知識や評判、おすすめ銘柄などを紹介していきます。

ボジョレーヌーヴォーってどんなお酒?

まずは、ボジョレーヌーヴォーがどんなお酒なのか、基本情報から見ていきましょう。

ボジョレーヌーヴォーの基本特徴

ボジョレーヌーヴォーとは、フランスのボジョレー地区で一番最初に出来上がる新酒のことです。

その年に収穫したブドウを使った新酒ワインで、もとはボジョレー地区の収穫祭のお祝い用のお酒でした。ところが、収穫後にすぐに飲めるという特性から、いつしかボジョレー地区だけでなく世界中で人気になったのです。

ボジョレーヌーヴォーの味・香り

ボジョレーヌーヴォーは「ガメイ」というブドウ品種を使って造る、ライトな味わいの赤ワインです。ガメイ種の渋みが少ないことから、味と香りともにフルーティーで、赤ワインの中でも比較的あっさり飲みやすいことで知られています。

通常、赤ワインは16〜18度で飲むのが一番美味しいとされていますが、ボジョレーヌーヴォは例外です。

普通の赤ワインは冷やすと渋みが強調されやすいのですが、ボジョレー・ヌーヴォーは渋みが少ない為、冷蔵庫で冷やしてから飲むことを推奨されています。

ボジョレーヌーヴォーの解禁日は?

ボジョレーヌーヴォーの解禁日は、毎年11月の第三木曜日と決められています。これは、各事業者がボジョレーヌーヴォーを先行発売してしまうことで、十分にブドウやワインの成熟が進まないうちに販売をすることを防ぎ、品質を守るため。ボジョレーヌーヴォーとしてのブランドを守るために必要な措置なのです。

ちなみに、2019年のボジョレーヌーヴォー解禁日は11月21日(木)。ぜひこの機会に、解禁間近のボジョレーヌーヴォーを味わってみてください。

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ボジョレーヌーヴォーの評判について

そんな品質にこだわったボジョレーヌーヴォーですが、意外にも「美味しい」「まずい」どちらの評価も聞こえてきます。ここではその評判について探ってみました。

ボジョレーヌーヴォーはまずいとの評価も?

実はボジョレーヌーヴォーに使われているガメイは、その昔まずいと言われ、迫害されていた歴史を持つ品種です。

今でこそ万人に愛されているガメイですが、その昔、当時の領主であったフィリップ2世はガメイのワインが苦手だったとのこと。その関係から、ブルゴーニュ地方の一部地区でガメイの栽培を禁止してしまったという歴史があります。

こうしたフィリップ2世の影響なのか、はたまた栽培していた地域が良くなかったのか、ガメイの味わいを好まない人は一部存在していたとの事。

「ボジョレーヌーヴォーはまずい」という説は、上記のような人達が噂を広めたことが原因とも考えられています。

味自体は年々クオリティが上がっている

一部、喜ばしくない評価を受けているボジョレーヌーヴォーですが、近年ではブドウの栽培技術そのものがぐんぐんと上がっていっている為、ボジョレーヌーヴォーの味・香り・品質もまた上昇してきています。

その年の天候が良くなかったなどの理由でガメイが不作の年を除くと、品質そのものは昔より良くなっていると評判です。

ボジョレーヌーヴォーのキャッチコピー

ボジョレーヌーヴォーといえば、何かと話題になるのが「キャッチコピー」。これは、ボジョレーヌーヴォーの出来栄えを確認したフランス振興会のプレスリリースのもと、日本の販売事業者などが付けるものなのですが、これが毎年絶妙で面白いと評判です。

ざっと直近10年間のコピーを振り返ってみると、

  • 2009年:「50年に一度の出来栄え」
  • 2010年:「昨年と同等の仕上がり」
  • 2011年:「21世紀で最高の出来栄え」「2009年よりフルーティでリッチ」
  • 2012年:「ボジョレー史上最悪の不作」
  • 2013年:「みずみずしさが感じられる素晴らしい品質」
  • 2014年:「2009年を超える味わい。エレガントでバランスが良い」
  • 2015年:「今世紀最高の出来」
  • 2016年:「エレガントで、酸味と果実味のバランスが良い」
  • 2017年:「豊満で朗らか、絹のようにしなやか、フレッシュで輝かしい」
  • 2018年:「2017年、2015年、2009年に並ぶ素晴らしいヴィンテージ」

このように、史上最高という評価が毎年のように更新されていくかと思えば、「史上最悪の不作」と呼ばれる2012年のような年もあります。

とはいえ先述の通り、近年はガメイでつくるワインの品質が向上しつつあることを考えれば、年を追って品質が向上していくことは特段不自然ではないでしょう。

2019年のキャッチコピーは?

そうなってくると気になってくるのが2019年のキャッチコピーですが、これは例年解禁日に合わせて公開されます。つまり、2019年のキャッチコピーはまだ発表されておらず、ボジョレーヌーヴォーの解禁のみならず、今年のキャッチコピーがどうなるのかについても注目が集まっています。

おすすめボジョレーヌーヴォーの銘柄

ボジョレーヌーヴォーといっても、銘柄は様々です。初めてボジョレーに手を出そうと思っている人には、以下2銘柄が定番人気です。

2019年のボジョレーヌーヴォーの解禁日は11月21日ですが、予約販売はすでに開始中。確実に手に入れるためには、前もって予約しておく方が確実でしょう。

アンリ・フェッシ・ボジョレー・ヌーヴォー

ボジョレーヌーヴォーの中でも定番といえるのが、高品質なボジョレーを追い求めるワイナリー「アンリ・フェッシ」により手がけられたボジョレーヌーボです。

紫色がかった鮮やかなルビーレッドと、ストロベリーのアロマが特徴で、味わいはみずみずしいラズベリーのような果実感です。しなやかでやさしい口当たりなので、生ハム・鶏肉などの脂身の少ない肉料理や魚介料理などに適しています。

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ジョルジュ デュブッフ ボジョレー ヌーヴォー

ボジョレーの帝王と言われる「ジョルジュ デュブッフ」が手がけるボジョレーヌーヴォーです。新鮮さと果実感のバランスが取れた味わいで、世界中で愛されているボジョレーの王道とも言われています。

華やかなラベルも祝い事やプレゼント向けで、感謝の花言葉を持つ、ひなげし・バラ・ダリアを中心に、ブーケをベースとした可愛らしいデザインになっています。

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ガメイ品種で造られた11月の風物詩

2019年のボジョレーヌーヴォーの解禁日は11月21日です。秋の味覚の一つとしても根強い人気を持つボジョレーヌーヴォーは、赤ワイン好きな人なら一度は飲んでほしい高品質な味わい。

ぜひ、今年も何かと話題のボジョレーヌーヴォーを実際に味わってみてください。

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