パチンコの当たり確率について学ぶ。正しく理解して遊んでみよう

2018.11.28

パチンコの勝負の本質は直感でしょうか、粘りでしょうか、それとも確率でしょうか?いろいろな考え方があると思います。しかし昔はともかく現代パチンコは「確率」がベースであることも事実です。確率という側面からパチンコを考えてみましょう。

パチンコの確率とは

現在のパチンコにおいて釘以外の調整は、基本的にできないことになっています。そのためネットなどに掲載されている大当たり確率は、信頼するべき数値だと言えます。

それでもその確率に、実感としては疑問を持つ人もいるようです。一方でパチンコは確率に支配されていると断言する人もいます。それは具体的にはどういう意味なのでしょうか?

当たり、ハズレの確率は一定

パチンコの大当たり抽選は厳密にいうと『完全確率』に基づいてなされています。完全確率とは毎回同じ条件で抽選されているということで、福引きに例えれば、引かれたくじをそのたびに、箱に戻すやり方になります。

そのため、いつも白紙の状態からの抽選なのです。当たる確率もハズレる確率も、常に一定であるという揺るがない大前提があり、これは大切なポイントになります。

当らないと感じるのはおかしいことではない

完全確率である限り、誰にとっても、いつなんどきでも平等にチャンスがあるのは間違いありません。それでも、この台は当たらなさ過ぎておかしい、遠隔操作されているかもなどと、疑いを持つ人もたくさんいるようです。

遠隔操作はともかくとして、当たらなさ過ぎるという感覚は間違いではありません。なぜなら確率には「偏り」があるからです。

サイコロを振ってそれぞれの目が出る確率は1/6ですが、6回振っても各目がひと通り出るわけでは決してありません。

同様に、その台の大当たり確率がたとえば1/400として、400回転したら1回必ず当たるかと言うとそうではありません。しかし初回に当たる可能性もあるのです。

分母の100倍の4万回転ほどすれば、1/400にやっと収束し始めるぐらいと考えましょう。

大当たりの確率と回転数

パチンコの台には機種ごとに、大当たり確率何分の1というスペックがあります。この大当たり確率と回転数の間に、何か関係性はあるのでしょうか。

回転数とは

回転数とはデジタル機においては図柄が変動した回数を意味します。普通機(ハネモノ)であれば、盤面の下部の左右にあるスタートチャッカ―に玉が入ってハネが開いた回数です。

台についているデータランプの中で一番大きく表示されている数値が回転数です。その台の前回の大当たりの後にリセットされてからのカウントになります。よって確率変動時と時短時も含まれます。

回転数から大当たりする台がわかるのか

これは答えから言うとわかりません。回数が多いと当たりが近づいていそうだという気になりますが、前述の確率の収束を考えれば100回転も1000回転も大差がないということです。

むしろ「完全確率」なのだから有利も不利もないのだと達観し、台に向き合うほうがよいのかも知れません。マイナスなメンタルは「技術介入」という部分でけっしてよい条件ではありませんので。

確率の偏りに悩まされるよりは、戦略をしっかり組んだうえでともかくパチンコを楽しみながら打つのが賢明です。

試行回数を増やすと確率は収束する?

パチンコの大当たり確率は、何度も何度も回転させればさせるほど収束に向かうことは先に述べたとおりです。そしてそれは一日打ち続けてどうなるレベルではありません。少なくとも確率分母の100~300倍は必要なのです。

一説によれば200時間以上かかってやっと効果が表れ始める、パチプロが平日に終日通い詰めて2カ月かかると言われるほどです。

お店は確率操作しているって嘘?本当?

パチンコ店が確率を操作しているのではないかと、一部では囁かれているようです。本当であれば大問題どころでは済みません。真相はどうなのでしょうか?

パチンコ店は確率詐欺や遠隔操作はしていない

現在のパチンコでは、確率調整はしてはいけないことになっています。パチンコ店が新装開店するときには、警察の検査が入って厳しくチェックされます。それをパスしなければ開店できません。

昔は店の遠隔操作が発覚して検挙されるといったことがありましたが、現在そういう不正をしている店は(ゼロではないかも知れませんが)ほとんどないでしょう。

そもそも確率操作の必要なし

人間の心理としてあまりにもハマり方がきついと、ホールを疑ってみたくなることもあるでしょう。しかしその問題はすでに述べたように確率論では不思議でも何でもないのです。よって確率操作はないと考えてよいでしょう。

店側にしても不正が発覚した後のことを考えると、営業停止はもちろん系列店の信用にも影響が出ます。非常に大きいリスクがあるので、常識的には考えにくいでしょう。

そもそもそんなことをしなくても、言ってしまえばパチンコ店は台が順調に稼働、すなわちお客さんが打てば打つほど、それこそ確率論的にトータルで必ず利益が出ます。だから遠隔操作などの過度にリスクを負う行為はしないはずだと考えてよいでしょう。

大当たり確率が上昇する確率変動

今のパチンコには確率変動、通称確変というものがあります。これは一体なにを意味するのでしょうか?

確率変動とは

確率変動とはその名の通り、大当たり確率が変動して当たりやすくなる状態なのです。これは大当たりの時の図柄あるいは数字によって突入します。数字は3や7の場合が多いと思われます。

図柄は機種によって違うので、ネットのパチンコサイトで調べないと分かりません。もちろん必ずしも大当たりを約束するものではありませんが、確率が甘くなるので有利になるのは間違いありません。

また、この確率変動中に確変図柄で当てると、さらに大量の出玉を享受できます。そして確変は大当たりの後にしかなりません。大当たりを経由しなければ起こらないように、法律で決められています。

通常と大当り終了後の時短の違いもチェック

大当たりの後には時短突入があります。機種によってすべての大当たり後か、確変の大当たり後に限るかの違いはあるようです。

時短時の大当たり確率は通常時と同じです。では通常時との違いは何でしょうか。分かりやすく言うと確変時は確率が甘くなり、しかも電サポの状態です。電サポとは電チューが作動して玉減りが防がれている状態です。

時短は通常時の確率での電サポの状態と考えてください。その上で液晶の演出時間は短く、スタートチャッカーの開いている時間は長くなります。

玉を減らさずに何回でも回せるのが時短のイメージなので、そのように呼ばれているようです。

確変状態に気づかないと損をする

初心者で確変のことを知らないと、せっかく大当たり確率が上がっているにもかかわらず、出玉を換金して終わったりする場合があります。これはお金をどぶに捨てるに等しい、もったいない行為です。

確変時は画面に確変中と出たり白いランプが点灯したりと、普通とは違う感じになるの注意していれば分かります。見逃さないようにしましょう。

大当たりを引くために必要な投資額は?

パチンコ台に向かってから大当たりを引くまでに、一体どれぐらいの投資額を見込めば良いのでしょうか。目安と考え方を確認しておきましょう。

2万円から3万円が平均投資金額

確率の収束の観点で言えば、必ず勝とうと思えば膨大な時間を要することは先に述べた通りです。それを分かった上で、善戦するために必要な投資金額はどれぐらいなのでしょうか。

大当たり確率が1/319 のいわゆるミドルスペックタイプで打つことを想定してみましょう。たとえばその台が1000回転までに1回大当たりが出る確率は計算上は93%になります。

この計算は、真逆である1000回転で毎回ハズレる確率を計算し、100%からそれを引けばよいのです。毎回のハズレる確率は318/319です。同じことが続く確率は2乗になります。

つまり1000回転ハズレ続ける確率は318/319の1000乗で0.07で7%、これを100%から引くと93%となります。

500回転でほぼ8割です。もちろん8割だから確実に勝てるわけではないのですが、一つの目安にはなるでしょう。500回転なら2〜3万円ぐらいでしょう。その辺りが平均的な投資額と言われています。

使った金額で勝ち負けが決まるわけではない

少額の投資だから勝てないとか、ひたすら現金投資をすればいつかは勝てるという人もいますが、それも違うようです。

使った金額と勝ち負けは関係ありません。極端な言い方をすれば、座ってすぐに大当たりする場合もあります。

毎回の抽選がまっさらの状態からなので、それまでにいくらつぎ込もうが確率にはまったく反映されません。完全確率とはそういうものなのです。

引き際を覚えることも大事

長時間打っていてまったく大当たりが出ずに、ただただ現金投資と時間だけが過ぎていくという状況もあると思います。もうちょっと打ち続けたいけど、延々と長いトンネルのような気もする。

そんなときにはどう考えればよいでしょうか?

やり続けるという選択肢も間違いとは言いきれません。しかしながら、これだけ粘ったんだからあともう少しで大当たりをつかめるかも…などというのは希望的観測であり、何の根拠もありません。

それを言ってしまうと、もうその日はやめて、明日座った瞬間に大当たりするという想像だってできるのです。

ときには引くことも覚えましょう。引き際を自分の意志で決められるほうが、納得して引くので無用なストレスを溜めなくていいのです。

楽しむはずのパチンコが、ネガティブな気持ちを引きずることで生活にマイナスを与えては何にもなりません。

パチンコは直感ではなく確率勝負

今回は確率というキーワードでパチンコをさまざまな角度から見てきました。もちろんパチンコに直感が関係ないとまでは言いません。

しかしながら、どこまでいっても基本的には確率の勝負です。補助的に少しでも有利にするのが情報からの戦略組みや技術介入なのです。それらを理解した上で、無為に損をしないようにしつつパチンコを楽しみたいものです。

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