コーヒーの産地コロンビアとは?味の特徴や等級について解説

2019.11.18

ブラジルに次ぐ南米のコーヒーの産地として有名なコロンビア。ここで栽培されたコーヒー豆は「コロンビア」と呼ばれ、日本でも広く親しまれています。今回はコロンビアコーヒーの特徴や等級、地域による味の違いなどをまとめてご紹介していきます。

コロンビアコーヒーの特徴とは?

地域によって雨季と乾季が異なるため1年中コーヒー豆の収穫が可能なコロンビアで栽培されるコロンビアコーヒーは、酸味よりも苦味がやや強く、甘い香りとコクにキレがありブレンドのベースにもよく使用されている種類です。

グァテマラやモカとの違いは?

コロンビアと同じく酸味のあるコーヒーに分類される「グァテマラ」やエチオピアの「モカ」など、銘柄による味の違いを比較してみました。

「グァテマラ」は苦味と酸味のバランスが良くベリー系の香りが特徴のコーヒーですが、コロンビアの方が苦味がやや強く、はっきりした苦味と強すぎない酸味が好みの方はコロンビアを選ぶといいでしょう。

「モカ」は苦味が少なく、酸味も上品で甘みも感じられるコーヒーです。香りとコクにキレがあるコロンビアに比べてマイルドな風味なので、朝の一杯や女性にも飲みやすいコーヒーです。

スプレモ、エメマン?コロンビアの等級

コロンビアコーヒーはコーヒー豆のサイズによって等級が決められています。スクリーンと呼ばれるふるいにかけて豆のサイズを測り、スクリーンの値が大きいほど高い等級がつけられる仕組みになっています。

最高級「エメラルドマウンテン」

日本でもおなじみのエメラルドマウンテンは、スクリーンサイズの他にも様々な審査を突破した数パーセントの豆にしか与えられない最高級ランクのコーヒー豆です。

果実や花のような甘い香りとチョコレートのような濃厚な甘みが特徴で、90度前後のやや低めの温度で淹れるとエメラルドマウンテンの豊かな風味をより引き出すことができるのでおすすめです。

スプレモ

スプレモは、数ある等級の中でもスクリーンサイズが17以上(75mm以上)の高級豆のことで、希少なエメラルドマウンテンに次いで高い品質のコロンビアコーヒーです。

苦味、酸味がやや強いコロンビアコーヒーの中でも甘みが強く苦味や酸味がまろやかなのがスプレモの特徴で、よりコロンビアの甘みを感じたい方や酸味や苦味を抑えたい方におすすめです。

地域による味の違いを紹介

コロンビアコーヒーは栽培地域によって酸味の強さや香りなど風味が変化するのが特徴です。北部、中部、南部に分けて地方ごとの味の特徴を紹介していきます。

北部地方

マグダレナやサンタンデールなどの北部地方は標高が低く気温が高い地域です。そのためコーヒーが長時間直射日光に晒されないよう高低差に合わせた日陰をつくるなど、栽培方法にも工夫がなされています。

北部で栽培されたコロンビアコーヒーは酸味がやわらかく、チョコレートのような強い香りが特徴です。

中部地方

カルダス、アンティオキアなどの中部地方は雨季と乾季があり、温暖な気候や恵まれた土質のおかげで4月から6月と9月から12月の年に2回収穫ができるという、コーヒー栽培に最適な地域です。

中部で栽培されたコロンビアコーヒーは酸味と苦味のバランスが良く、フルーティで甘い香りが特徴です。

南部地方

ナリーニョ、ウイラなどの南部地方は標高が高く気温が低い地域です。一般的に気温が低い地域はコーヒー栽培に適していませんが、南部地方は赤道直下で暖かく湿った空気が流れ込むため、コーヒーの栽培が可能となっています。

南部で栽培されたコロンビアコーヒーは強い酸味と甘い香りが特徴です。

濃厚な甘い香りをデザートのように楽しむ

いかがでしたか?コロンビアコーヒーはしっかりした苦味と酸味がありつつも、濃厚なチョコレートやフルーツのような甘い香りが特徴のコーヒーです。等級や地域によっても味の特徴が変わる面白い種類なので、ぜひお気に入りを見つけてデザート感覚で楽しんでみてはいかがでしょうか?

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