都市伝説の怖い話を紹介。誰かに話したくなる話題まとめ

2018.11.28

人の口から口へと語り継がれていく都市伝説は、怖いけれど知りたい、知ってしまうと誰かに話さずにはいられない不思議な魅力がいっぱいです。大人になってもなぜか知りたくなってしまう都市伝説の中から選りすぐりを紹介します。

都市伝説とは

都市伝説という言葉はよく耳にするけれど、はっきりとした意味や定義がわからないという人も多いようです。都市伝説とはそもそも何なのかを探ります。

現代を舞台にした真偽不明の噂

都市伝説とは、現代の世の中で人間が生活している中でいつの間にか広まっている『噂話』が変化したものです。

その出どころはハッキリしておらず、真偽も不明のままです。時には社会問題につながるくらいの影響力の大きい都市伝説が生まれることもあります。

都市伝説の種類

都市伝説の種類としては、たとえば次の2つのタイプがあります。

  • 事件・事故関連
  • 場所にまつわるもの

事件・事故関連とは、事件や事故が由来となって都市伝説になるものです。たとえば『歩行者専用道路の標識』の都市伝説があります。ソフト帽を被ったお父さんらしき男性と女の子の、おなじみのデザインの標識です。

これは一般公募によるもので、偶然見かけた親子らしき人を撮影しデザイン原案として採用されたものですが、この写真に収められた人物は、少女誘拐殺人事件の犯人と被害者の少女だったという説があります。

場所にまつわる都市伝説とは、特定の施設などの『場所』が関係するものです。たとえば「山手線は都心を守るために作られた鉄の結界である」という話などがそうです。

都市伝説のひとつ、学校の怪談

いわゆる『学校の怪談』も都市伝説のひとつとして分類できます。なかでも定番の3つを紹介しましょう。

口裂け女

夏だというのに真っ赤なロングコートを着て、大きなマスクをした女が下校時の小学生とすれ違いざまに「わたし、キレイ?」と問いかけます。

マスク越しながらも若くてそこそこ美人の女に「うん。おねえさんキレイだよ」と答えると「これでも?」と叫び声を上げ、マスクを取ると女の口は耳元まで大きく割けているのです。

逃げるとものすごいスピードで追いかけてきて、ロングコートの下から鎌を取り出し、小学生の口に差し込み、自分と同じように耳元までザックリと引き裂かれてしまうといいます。

『ポマード』と3回唱えると逃げていくという撃退法の情報も出回るなど、1980年代に社会現象にもなった有名な都市伝説です。

トイレの花子さん

学校の校舎の3階にあるトイレで扉をノックして「花子さん、いらっしゃいますか?」と言いながら一番手前の個室から一番奥まで、それぞれ3回ずつノックしていきます。すると3番目の個室から「はい…」というか細い返事があります。

開けるとおかっぱ頭に白いブラウス、赤い吊りスカートの花子さんが立っていて、トイレに引きずり込まれてしまうそうです。

13階段

学校で階段を数えながら上がっていくと、いつもは12段のはずがなぜか13段あります。そんな都市伝説があるためか、学校では階段を数えながら上がってはいけないといわれることがあるようです。

13段目の階段のある天井には首吊り用のロープが張られているとか、異世界へとつながっていて戻れなくなるなどといわれています。

心霊スポットは都市伝説の宝庫

若者の間でいつの時代も盛り上がっているのが『心霊スポット』巡りです。そんな心霊スポットにまつわる都市伝説を3つ選びました。

常紋トンネル

北海道の北見市に位置する心霊スポット『常紋トンネル』では、十勝沖地震の際に壁が崩れた際、トンネルの壁から直立の人骨が大量に発見されたそうです。

タコ部屋労働で強制的に働かされた人たちが死亡した後に、現場に埋められたのではないかといわれています。いわゆる『人柱』として埋められたものではないかという見方もあります。

そんな常紋トンネルが使われていたころには、この近くの駅で働く駅員が精神に異常をきたすなど、いくつもの不可解な出来事が起こっていたそうです。

貝塚結核病院

貝塚結核病院は、想像しただけで怖い『廃病院』という場所です。結核に苦しむ人が多く、治療や入院のために過ごした場所であり、少年保養所の役割もしていました。2階の窓には金網が張り巡らされていて独特の雰囲気を醸し出す建物です。

若くしてこの世を去り、無念の思いを残したまま亡くなった人も大勢いた病院ということから、心霊スポットとして話題になりました。

現在は取り壊され、跡地はレストランになっており、詳しい地名や地図は一切公開されていません。

東京湾観音

東京湾観音とは、房総半島の東京湾側、千葉県富津市に位置する巨大な救世観音(くぜかんのん)です。

56メートルの高さがあり、抜けるように白く美しい外観の観音像ですが、中から景色を覗くことのできる窓から身を乗り出して『飛び降り自殺が相次いだ』という噂があります。

現在は飛び降りることができないようになっていますが、夕暮れに東京湾観音の外に出て下から見上げると、観音様の胸のあたりの位置から飛び降りる人のようなものが見えることがあるそうです。

有名な都市伝説

人々の間で語り継がれる有名な都市伝説を2つ紹介します。

メリーさん

引っ越しの時、その家の女の子の人形が誤って捨てられてしまいます。人形の名前は『メリー』といいました。悲しむ女の子に両親は「新しい人形を買ってあげる」となだめました。

女の子がメリーのことを忘れかけた頃、一人留守番していたある夜電話が鳴ります。「どちら様ですか?」と出ると「わたし、メリーさん。今ごみ捨て場にいるの。」ガチャン!と電話は切れました。

また電話が鳴り「もしもしわたしメリーさん。今●●駅にいるの。」なんと今度は女の子の最寄り駅を告げてきます。

再びベルが鳴り、出ると「わたしメリーさん。〇〇ちゃんのお家の前にいるの。」気味が悪くなり女の子は電話線を抜きますが、鳴るはずのない電話が再び鳴るのです。

「ちょっと!なんなのよ!」恐怖と怒りの声で女の子が再び電話を取ると…「もしもしわたしメリーさん。今…〇〇ちゃんの後ろにいるよ」

ピアス穴から白い糸

渋谷を中心に広まった『ピアス穴から出た白い糸を引っ張ると失明する』という都市伝説です。

ピアス穴を空けた皮膚は、その穴をふさごうと皮(上皮層)が張られます。ピアスを出し入れするうちに穴が安定してきますが、その経過で皮が穴に詰まりやすくなります。

すると固まった皮が、ピアス穴から白い糸のように飛び出ることがあるのです。指やピンセットで軽く引き抜けば取れる垢のようなものです。

都市伝説では、この白い糸の正体が『視神経』ということになっていますが、実は全くのウソです。

耳には目のツボがあり、ピアス穴の位置が目に関するツボが集中した『眼』(がん)と呼ばれる場所なので、このようなデマがはびこったのかもしれません。

また若い子どもたちにピアスを空けさせたくない親や教師たちが流したのではないかともいわれています。

怖い夢にまつわる都市伝説

眠ってから見る夢にはいろいろな意味があるとされ、夢占いをする人も多いでしょう。そういう人にとって、怖い夢を見てしまったときにまつわる都市伝説は興味のある話かもしれません。

猿夢

薄暗い無人駅を舞台にスタートする『夢』の都市伝説です。「まもなく電車がきます。この電車に乗り込むとあなたは怖い目にあいますよ~」というアナウンスが流れます。

遊園地のお猿さん電車のような子どもっぽい外観の電車なので気軽に乗り込むと、その外観の可愛らしさとは裏腹に『活けづくり駅→えぐり出し駅→ひき肉駅』と乗客が次々に無情で残虐な方法で殺害されていき、最後にはあわや自分も…というところで目が覚める、という恐ろしい内容です。

匿名掲示板を中心に広がった都市伝説で、猿夢を見たという人がその体験談を投稿しており、その語り口とリアルな描写は夜寝られなくなること請け合いです。興味がある方はぜひ検索してみてください。

謎の男

世界中で話題になった『This Man』は、都市伝説上の謎の男です。舞台はアメリカのニューヨークから始まります。2006年にある女性が精神科を訪れて「夢の中にいつも同じ変な男が出てきて気味が悪い」と相談します。

精神科医は女性の話をもとにモンタージュ写真を作成、その後も同じ悩みを抱えた患者が訪れる日々が続き、その人たちの夢に出てきた男の顔はモンタージュと全く同じものだったのです。

まだこの話は終わりません。なんとこの謎の男の夢を見る人はアメリカに限らず、中国やイギリス、スペイン、日本にまで及ぶそうです。その数は3000人超ともいわれます。医師たちはこの男を『This Man』と名付け、今も真相を究明しようとしている… という内容になります。

その発祥がアメリカであることから「アメリカ軍が大衆の夢を操って洗脳しようとしているのではないか?」と囁かれることもあるそうです。

『This Man』のモンタージュ写真とされる画像も出回っているので、興味がある方は検索してみてください。「どこかで見た気がする」と思うなら、あなたの夢にも『This Man』が現れているのかもしれません。

怖い都市伝説がささやかれる作品

人気作品なのになぜか怖い都市伝説がささやかれるようになるゲームやアニメがあります。そんな作品をいくつか紹介しましょう。

ゲーム『ポケットモンスター』の怖い話

世界中で大ヒットしているゲーム『ポケットモンスター』は、人気ゆえなのか海賊版バージョンの『ポケモン・ブラック』があるといわれており、別名『呪いのゲーム』とも呼ばれています。

このソフトには通常のポケモン以外にゴースト(おばけ)が1匹登場してきます。ゴーストは、ほぼ無敵で対戦でき、対戦相手のジムリーダーをのろいで殺してしまうというストーリーです。

最後は主人公も殺されてしまうというなんとも後味の悪い結末を迎えるそうです。ちなみに正規品のポケモンブラック・ホワイトとは一切関係ありません。

ギャップが怖い、ほのぼのアニメの都市伝説

人気アニメ作品の都市伝説を紹介します。

『となりのトトロ』では、後半からサツキとメイの影がなくなっています。そして一度も母親に会わずに終わったことや、猫バスの行先が『墓道』となっていることから「サツキもメイも母もすでに死んでいるのでは?」という説が飛び交いました。

ドラえもんの『行かなきゃ』は藤子・F・不二雄先生が死去した1996年9月23日に放送されたとされる回です。暗闇の中をひたすら走るのび太の『行かなきゃ…』という最後のセリフは、藤子先生ご本人の声だったという都市伝説です。

『ルパン三世』では、ルパンはパート1で既に逮捕され、死刑にされたという都市伝説があります。その後も続いているのはルパン逮捕が生きがいだった銭形警部の『妄想』だというわけです。

ディズニーランドの怖い都市伝説

夢あふれるテーマパークとして、多くの人に愛されているディズニーランドですが、その明るさや楽しさとは裏腹の都市伝説があります。その中から2つ紹介しましょう。

本物の幽霊がいる?

ディズニーランドで幽霊と言えば、『ホーンテッドマンション』が有名です。

さまざまな怪奇現象の演出がなされ、楽しめる要素も満載のホーンテッドマンションですが、なんと「中に本物の幽霊が混ざっているのではないか?」という都市伝説があります。

訪れた人に「いちばん怖かったのは?」とアンケートしたところ、『無限回廊の奥で手招きしていた女の子』や『ピノキオ人形を持った男の子』、『黒い髪の女』などという回答が複数ありました。

しかし、そのような演出は一切していないのです。なぜいないはずの幽霊キャラの目撃者が多数いるのでしょう。ホーンテッドマンションは『本物』のお化け屋敷なのかもしれません。

入場者と退場者の人数が違う

ディズニーランドでは広い敷地の中に一人も残されることがないように、入場者と退場者の数をカウントしています。

監視カメラや赤外線などの体制もしっかりしているほか、閉園後はキャストが交代で次の朝の開園時間までくまなくチェックを怠りません。それにもかかわらず入場者数と退場者数の人数が違うことがあるそうです。

「臓器売買のためにさらわれてしまった」「神隠しにあうアトラクションがある」など、様々な噂があります。

日本だけじゃない海外にもある怖い都市伝説

都市伝説は日本だけに伝わるものではありません。海外ならではの少し趣の違った怖い都市伝説もチェックしてみましょう。

アメリカの都市伝説

アメリカの『エリア51』基地には、鉄格子が張り巡らされ、厳重警備がされていますが、この警備の警戒レベルが高すぎることから「フリーメイソンの本部がある」とか「宇宙人の研究をしている」などの噂があります。

アメリカには『腎臓泥棒』という都市伝説もあります。アメリカを訪れた男性が謎のドリンクを飲まされて気を失い、気が付くと氷漬けのバスタブの中に血まみれで横たわっています。

そこで911に電話をかけるように指示されます。ふと背中に触れると腎臓を盗まれた手術の跡がしっかりと残されているというものです。

韓国の都市伝説

『11月怪談』と呼ばれる都市伝説が韓国にはあります。なぜか11月になると芸能界がらみの事件が多発するといわれているのです。芸能人の自殺、麻薬の使用の発覚、交通事故などが11月にばかり集中しているのです。

これは11月が野球などのオフシーズンに当たり、スポーツ誌のネタ切れになるためにあえて打ち出しているという説があります。

また11月は政治がらみの不正が明るみに出やすい時期でもあるため、政府の陰謀としてゴシップを前面に出すように指示しているためではないかともいわれています。

世界各地の都市伝説まとめ

他の国にも様々な都市伝説がありますので、いくつか紹介します。

『置き去りにされたままの子ども』というノルウェーの都市伝説です。ベビーシッターに子どもを預け、夫婦水入らずの旅行に出かけることにした当日、シッターの車にトラブルが発生し、出発時刻に遅れてしまいそうになります。

そこでベビーチェアに子どもを座らせ、夫婦は「行ってきます」のキスをします。ベビーシッターが家に入れるようにして旅行に出かけますが…夫婦が旅行から戻るとベビーチェアに座ったままの我が子が無残にも腐敗した姿になっていました。

ベビーシッターが来る途中に事故に遭って亡くなったために、子どもを引き継げず子どもが亡くなったなど、様々な説があります。

都市伝説をもっと知りたい

世界中で今も新たに生み出されているかもしれない都市伝説ですが、もっと知りたくなってしまったらインターネットの都市伝説まとめや書籍などでもチェックしてみることをおすすめします。

ここではテレビ番組『やりすぎ都市伝説』を紹介します。

やりすぎ都市伝説無料動画

やりすぎ都市伝説で欠かすことのできないのが、Mr.都市伝説こと関暁夫さんです。

スティーブン・セキルバーグとも呼ばれている彼が紹介する都市伝説は、ウソか本当かわからないものの、その話に誰もが引き込まれてしまいます。

そんなやりすぎ都市伝説の内容を紹介する動画が、YouTubeにいくつか公式でアップロードされています。「都市伝説に詳しくなりたい」「もっと知りたい」という人はぜひチェックしてみてください。

また、DVDも発売されており、関氏の語る背筋が寒くなるような都市伝説がたくさん収録されています。

  • 商品名:ウソかホントかわからないやりすぎ都市伝説(上)DVD
  • 価格:3,068円
  • 商品ページ

都市伝説は社会や文化を反映する

都市伝説は古くからの教訓や日常の中の恐怖を表したものが多くあり、荒唐無稽な怪談話というより、いかにも『本当のように思える』要素があることから、魅力に感じる人が多いようです。話のネタにもなるのでいくつか覚えておくといいかもしれません。

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