ウイスキーのアルコール度数は想像以上?度数が高いウイスキーの銘柄も紹介

2019.11.12

ウイスキーはアルコール度数が高いお酒として有名です。しかし、そのウイスキーの中でもアルコール度数は様々なため、特にアルコール度数が高いウイスキーもあります。この記事ではその商品のご紹介と、ウイスキーのアルコール度数が高い理由をご紹介します。

ウイスキーはアルコール度数が高いお酒

数あるお酒の中でも、ウイスキーはかなりアルコール度数が高いお酒に分類されます。例として、日本人にとって馴染みのあるお酒のアルコール度数をいくつか見ていきましょう。

ビール 4~5度
ワイン 6~15度
日本酒 15~20度
焼酎 20~25度

だいたいにはなりますが、以上の表のようになります。さて、ウイスキーのアルコール度数はどのくらいでしょうか。

ウイスキーのアルコール度数は?

市販のウイスキーの多くは『40度』程度のものが多く、中には60度を超えるものもあります。上の表を見ていただければわかりますが、かなり強いイメージのある焼酎の2倍以上のアルコール度数になることもあるということです。

また、上記の表では触れていませんが、「とにかくアルコール度数がキツい酒」というイメージのあるテキーラで『35~55度』と定められています。ウォッカでは、「世界最高度数の酒」と呼ばれるほどアルコール度数の強いものもありますが、普通市販されているものでいえば『40~50度』くらいが一般的です。

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これらと比べてみても、ウイスキーのアルコール度数は遜色がないほど高いということがわかりました。日本人にとって身近なお酒すぎて、少し意外に思った方もいるのではないでしょうか?

それではなぜ、ウイスキーは他のお酒と比べて度数が高いのでしょうか。

ウイスキーは蒸留酒だから度数が高い

お酒は大まかに分けて醸造酒と蒸留酒に分けられますが、ウイスキーは蒸留酒です。ちなみに、アルコール度数の低いビール・ワイン・日本酒は醸造酒ですが、それらと比べてアルコール度数の高い焼酎はウイスキーと同じく蒸留酒です。

醸造酒は原料を発酵して作るお酒です。それと比べて蒸留酒は原料を発酵した醸造酒を蒸留して作ります。この蒸留という製造工程にアルコール度数の高さの秘密があるのです。

蒸留の中でアルコールが凝縮されてアルコール度数が高くなります。これは水が100度で沸騰するのに対し、アルコールが80度で沸騰することを利用した方法です。

この原理で蒸気となったアルコールを冷却して液体化させ、アルコールや香気成分を抽出します。

この蒸留にも「単式蒸留」と「連続蒸留」の2つの方式があり、連続蒸留のほうがアルコール度数が高くなりますが、どちらも水で度数は調整されます。

ウイスキーのアルコール度数が高いメリット

アルコール度数が高いことにはメリットがあります。いくつか紹介していきましょう。

いろいろな飲み方が楽しめる

アルコール度数が高いウイスキーは、しばしば薄めた状態で飲まれます。そのままストレートで飲むこともできますが、水割りや炭酸で割ったハイボールなど様々な飲み方があるのがウイスキーです。

好みの濃さや飲みやすいアルコール度数に調整できるので、好きな飲み方を探すのも楽しいでしょう。

長く保存ができる

お酒はアルコール度数が高いものほど長期保存できます。実際に、長期間安定した品質を保てるため法律でも賞味期限や製造日の表示は省略してもよいことになっています。

しかし、ウイスキーは熟成して良い状態になったときにボトリングしていますので、購入したら早めに飲む方が美味しく飲めるでしょう。特に開栓後はアルコールが飛びやすく、香味のバランスが変わりやすいので注意してください。

良い状態で保存するには、開栓前も開栓後も同じポイントがあります。

冷暗所

ウイスキーに限らずお酒一般に言えることですが、お酒は温度変化や紫外線の影響で、品質が変わってしまう恐れがあります。これを防ぐために色のついた瓶に入っているウイスキーも多くあります。購入した際の箱があれば箱に入れて保存し、光が届かず温度変化も少ない冷暗所で保存するようにしましょう。

適切な湿度管理

湿気によってコルク部分やラベルにカビができると、その匂いがウイスキーに移ってしまう恐れがあります。乾燥によるコルクの劣化も大敵ですが、かといって過度な湿気は避ける必要があります。

匂いのするものを近くに置かない

匂いが移り、ウイスキーの香りを邪魔してしまうことがあります。ウイスキーの芳醇な香りをそのまま楽しむためにも、強い匂いがする食材の近く(たとえば冷蔵庫など)には置かず、棚などに保管するようにしましょう。

立てて保存する

コルク栓のウイスキーの場合は特に、横にするとコルク栓が腐りやすくなるため立てて保存しましょう。また、横にすることでウイスキーが空気に触れる面積が増えて劣化しやすくなるといった理由もあると言われています。

一番アルコール度数が高いウイスキーは?

アルコール度数が高いウイスキーですが、その中でも特に高いウイスキーがあります。原酒の状態であれば連続式上流で90度前後まで上がりますが、水で薄めて度数を調整するので、ご紹介するのは調整して市販されているものになります。

バーボンの度数が高い

ウイスキーの中でもバーボンにアルコール度数の高いものがあります。バーボンは世界5大ウイスキーであるアメリカンウイスキーの一種で、ケンタッキー州を中心に作られています。

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そのバーボンの中でもアルコール度数が高いものとして知られているものをご紹介します。

スタッグJr.

最高級プレミアムバーボンである「ジョージ・T・スタッグ」の姉妹品として作られた「スタッグJr.」は「ジョージ・T・スタッグ」と同様に加水調整されていません。

アルコール度数は約『67度』ですがバッチ毎に度数が違うので、毎年違った特徴があります。

  • 商品名:スタッグJr.
  • 容量:700ml
  • 参考価格:12,900円(税抜)
  • 楽天商品ページはこちら

ブラントン・フロム・ザ・バレル

風味に優れた樽を厳選し、その原酒をろ過せずにつめたシングルバレルバーボンです。様々なこだわりから「唯一無二のバーボン」とも言われています。

アルコール度数は65~69度と樽ごとに違いがあり、味わいも微妙に異なります。

  • 商品名:ブラントン・フロム・ザ・バレル
  • 容量:700ml
  • 参考価格:16,999円(税込)
  • 楽天商品ページはこちら

度数が高いウイスキーはゆっくり味わおう

ウイスキーはとてもアルコール度数が高かったんですね。ロックやストレートのときはゆっくりと楽しみましょう。ウイスキーをそのまま飲むのが苦手な人は、高めの度数のバーボンを購入してみて、水割りやハイボールなど度数を低くして飲むことをおすすめします。

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