スコッチを知ることがウイスキー通への道。スコッチの基礎知識やおすすめ銘柄まで徹底解説

2020.06.29

スコッチは英国スコットランドで造られているウイスキーのことで、世界5大ウイスキーの中では生産量No.1を誇ります。世界で近頃評価の高いジャパニーズウイスキーの源流もスコッチにあり、スコッチを知ることがウイスキーを知る近道と言えるでしょう。この記事では、スコッチの中にもある多くの種類や定義、おすすめ銘柄まで徹底解説していきます。

スコッチウイスキーとは?

ウイスキーというと『スコッチ』『バーボン』といった名前がよく聞かれます。バーでも必ずといっていいほどメニューにあるこれらの種類ですが、その種類を正確に説明できる人は少ないものです。

まず、ジャパニーズウイスキーの元祖であるスコッチは、イギリス北部のスコットランドで蒸留されたウイスキーを指す呼称です。しかし、それだけで『スコッチ』というわけではなく、イギリスの法律で細かく定義された条件すべてを満たしたものが『スコッチ』を名乗れます。

ウイスキーの定義

『スコッチ』は、『スコッチウイスキー』の略で、アイリッシュ・カナディアン・アメリカン・ジャパニーズと並び、世界5大ウイスキーといわれています。

ウイスキーと似た製法の蒸留酒で、同じ穀物(芋・米・麦)を1回蒸留し、樽詰めしないお酒を『焼酎』、ブドウやチェリーなどの果実を蒸留・樽詰めしたものは『ブランデー』と呼ばれます。

ウイスキーの定義は国によって多少異なりますが、一般的には『穀物を原料・麦芽の酵素で糖化・2回以上の蒸留・木製の樽で熟成されたお酒』と覚えておきましょう。

スコッチウイスキーの種類について

スコッチウイスキーに挑戦しようと思っても、どれを選べばよいのかでつまずいてしまう人もいるでしょう。

スコッチウイスキーは、種類と産地によって味や香りが大きく異なります。ウイスキーには大きく分けて『シングルモルト』『グレーン』『ブレンデッド』の3種類がありますが、スコッチウイスキーに多いのがシングルモルトとブレンデッドです。これらは原料や産地によっても味も香りなどの特色に違いがあります。

チーズやコーヒーを『香り』『味の濃さ』『パッケージ』『クセやコク』など、視覚・嗅覚・味覚で選ぶのと同じ感覚で、かた苦しく考えずに好みのスコッチを見つけてみましょう。

スコッチのシングルモルトはスモーキーでクセが強い

ウイスキーの製法はいろいろありますが、原料に大麦だけを使用したウイスキーは『モルトウイスキー』と呼ばれます。そしてこの大麦麦芽を原料とするモルトウイスキーの中でも、特に単一の蒸溜所で造られたモルトだけを瓶詰めしたものを『シングルモルト』と呼びます。

シングルモルトは、伝統的な手法で単一の蒸留所で蒸留されるため、それぞれの蒸留所の個性がはっきり現れるといわれます。

スコッチで多いのが、この『シングルモルト』。個性が出やすいシングルモルトウイスキーの中でも、スコッチのシングルモルトは特に独特の製法にこだわった銘柄が多く、一般に「クセが強い」といわれます。しかしそれだけにファンも多く、一度ハマったら病みつきになってしまいます。

【関連記事】ウイスキーの『シングルモルト』って何?知っておきたい特徴と代表的な銘柄

スコッチのシングルモルトの味の特徴としてよく言われるのが「スモーキー」「ピーティ」という表現。これは、ピート(泥炭)をいぶして麦芽に香りをつけるというスコッチ伝統の作り方に由来します。中には「まるで煙を飲んでいるかのよう」とまでいわれるほど強烈なクセをもつものもあり、好き嫌いがはっきりとわかれるのも特徴といえるでしょう。

【関連記事】 ウイスキーの「ピート」とはいったい何?ピートの香りや特徴を詳しく解説

ブレンデッドスコッチは飲みやすくクセのない味わい

一方のブレンデッドは、大麦以外の穀物を原料とするグレーンウイスキーと、モルトウイスキーをバランスよくブレンドしたもの。多くの人に受け入れられやすい、調和の取れた味と風味が特徴です。

ウイスキー初心者には、クセが少なく飲みやすいブレンデッドがおすすめ。ブレンデッドを皮切りに徐々にシングルモルトにも目を向けるようにすると、ウイスキーの楽しみ方の幅がより一層広がるでしょう。

また、ブレンドによって無限の種類が楽しめるのも、ブレンデッドスコッチの特徴のひとつです。ブレンデッドスコッチは、スコッチらしい複雑な味わいを残しつつ、バランスの取れた繊細な味わいが魅力。リーズナブルな銘柄から高級品まで幅広いラインナップが販売されているため、スコッチ初心者でも手を出しやすいといえるでしょう。

【関連記事】ブレンデッドウイスキーってどんなお酒?魅力とおすすめの銘柄を紹介

クセの少ないグレーンスコッチ

「GRAIN=穀物」の名前の通り、(大麦以外の)ライ麦・小麦・トウモロコシなどの穀物によって作られるのがグレーンウイスキーです。

シングルモルトに比べて一般的にアルコール度数が低く、香りもまろやかなので、初心者にもなじみやすいウイスキーです。

単式蒸留釜で2〜3回蒸留するシングルモルトに比べ、連続式蒸留器で大量に蒸留できるグレーンは、シングルモルトに比べ値段が手頃なのも嬉しいポイントです。

グレーンウイスキーは主にブレンデッドウイスキーの原料となるため、それ自体の販売数はそれほど多くありませんが、飲み口が優しいグレーンを愛飲する愛好者も多く存在します。スコッチにおいてもグレーンは主流とはいえませんが、いくつかの銘柄が販売されています。

【関連記事】「グレーンウイスキー」ってなに?気になる味わいや人気銘柄を紹介

スコッチウイスキーの産地

スコッチの産地は、イギリス北部のスコットランド地方で六つに分かれています。

スコットランド北部の『ハイランド』は、古くからの蒸溜所が並ぶ地域です。スペイ川周辺の『スペイサイド』は、大きな蒸留場が多いため、安定した製品供給に適しています。有名な『マッカラン』もスペイサイドで作られています。

ハイランドと対照的に平地の『ローランド』は、大都市に供給しやすい立地から、見学しやすい蒸留所が多く存在しています。

かつて30以上の蒸留所があった『キャンベルタウン』、スコッチの聖地といわれる『アイラ』、アイラ島以外の島を示す『アイランズ』、この6カ所で、今も昔も世界で愛されるスコッチウイスキーが作られています。

スコッチの味の違い

スコッチには『本場の』『正統の』というかた苦しいイメージもあり、最初は敷居の高さを感じるかもしれません。

しかし、スコッチウイスキーはジャパニーズウイスキーのベースでもあるため、日本人に非常になじみやすいウイスキーであるともいえます。

一口に『味の違い』といっても、好みは人によって千差万別です。スコッチは『6カ所の生産地』によって味の傾向が異なるため、生産地に沿って味の方向性を見極めると、細かい味の違いを楽しめるようになります。

産地による違い

産地による味の違いといいましたが、実際のところ蒸留所によってスコッチの味わいは千差万別。一つとして同じものはなく、産地ごとに「すべてのスコッチがこの味わい」と一概に表現することはできません。

以下で紹介する特徴は、あくまで「おおよそこういった傾向がある」といった程度の目安として考え、実際のところはぜひご自身の舌で確かめてみてください。

イギリス文化のキルトやバグパイプ発祥の地『ハイランド』から生まれるスコッチは、山脈の豊かな水源から生まれる、力強い重厚な味が特徴です。

大きな蒸留場が多い『スペイサイド』は、華やかで、安定したバランスのよい風味が特徴で、『ローランド』はその穏やかな地形同様、飲み口の優しいモルトが有名です。

現在わずか3カ所の蒸留所が稼働する『キャンベルタウン』は、オイリーでどっしりした厚めの飲み口が特徴です。

『アイラ』は、独特の燻製のような香りが好まれており、イギリス北西部をぐるっと囲む『アイランズ』は、海独特の潮の味や香りが楽しめます。このように、スコッチの中でもその産地に着目することで、おおまかな傾向と好みの味わいを把握しやすくなります。

熟成する樽による違い

近代では輸送用のコンテナなど、保存や運搬方法が発展していますが、昔は保存や運搬を『樽』に頼っていました。保存のための『樽』こそ、ウイスキーの味や香りの鍵を握っています。

ウイスキーの熟成で最も一般的だったのが、ナラやカシなどで作られた『オーク樽』で、淡い黄金色と、甘い香りが特徴です。

昔、樽材が不足した時に、アメリカからの輸入品であった『バーボン樽』を使用したスコッチは、独特の酸味と焦げた風味が深い味わいを醸し出しています。現在販売されているスコッチは、バーボン樽が主流です。

1700年代にグレートブリテン王国がウイスキーに高い酒税をかけたことで、ワインやブランデーの樽に入れて「これはシェリー酒です」と、いい逃れしたことから発展したのが『シェリー樽』のスコッチです。

『シェリー樽』で熟成されたスコッチは、ルビー色と、キャラメルのようなかぐわしい香りが人気です。

ピートによる違い

先述の通りスコッチの味わいは千差万別ですが、それでもあえてスコッチの味に傾向をもとめるとするなら、この「独特のピート香」が挙げられるでしょう。

ピートとは『泥炭』とも呼ばれ、炭化があまり進んでいない石炭のことです。スコットランドでは地質的にピートが多く産出されることから、伝統的なスコッチの製法では「ピートを燃やした煙で大麦麦芽(モルト)をいぶし、匂いをつける」という工程が用いられています。

このため、ピートの香りづけがされたスコッチは「煙のよう」「薬のよう」などと表される独特の味わいをもちます。ちなみに、こうした味わいのことを表現して『ピーティな・スモーキーな』といういい回しが良く使用されます。

元々ピートは海藻・シダ類・コケ類など、さまざまな植物から泥化した炭のため、当然、海藻由来のピートなら潮の香りが、草原地帯から生まれたピートなら草由来のスモーキーな香りが楽しめます。

スコッチの雑学

スコッチはテイストやフレーバーを分析し、自分の好みのボトルを見つけることで、さらにその魅力にはまっていくウイスキーです。

中でもスコッチにまつわる雑学や歴史は、思わず「へえ!」とうなってしまうものや、他人に話したくなるストーリーが満載です。

味や香りだけでなく、スコッチの魅力の一つでもある『ヒストリー』を紹介します。

WHISKYとWHISKEYの違い

カタカナで書く『ウイスキー』には、2つのスペルが存在します。主に、Eのない『WHISKY』はスコッチウイスキーを指し、Eのある『WHISKEY』はアイリッシュウイスキーを指します。

ウイスキー発祥の地を巡るイギリスとアイルランドが『区別のためにスペルを変えた』という説もあります。ただ、正確なことは不明なままです。

開拓時代のアメリカで貴重品だったウイスキーを、鍵をかけて保管したことからEのある『WHISKEY』を『鍵付き』と呼ぶ場合もあります。

日本やインドなど、イギリスの影響を強く受けたウイスキーは『鍵なし』、アイルランドの影響を受けたアメリカは『鍵付き』と大別されます。

しかし、アメリカの『アーリータイムズ』は鍵なしの『WHISKY』のため、必ずしも産地による違いではありません。

スコッチの歴史

200カ国以上で愛飲され、イギリスの代表輸出品目であるスコッチは、どのように生まれたのでしょうか?

中東で生まれた蒸留酒の技術が伝来し『AQUA VITAE(命の水)』というラテン語で、スコットランドの歴史上にウイスキーが登場したのが1494年です。

当時のウイスキーは医薬品で、修道院が製造販売を一括独占していました。宗教改革による修道院解散で、ウイスキーは一般に広がったものの、スコットランドはイギリスに併合され、高い税金が課せられるようになりました。

製造者たちは高い税金を払いたくないため、樽に入れて役人の目から隠すようになりました。これが琥珀色のウイスキーが生まれるきっかけになります。

そんなとき国王ジョージ4世が、密造酒だった「スミスという男の作ったウイスキーが飲みたい」という仰天発言をし、1824年税逃れのための密造酒が政府公認を得、今に続くスコッチとなりました。

初心者向けの人気おすすめスコッチ4選

では最初に、お手頃価格ながらスコッチとしての味わいが十分に楽しめる初心者向けのブレンデッドスコッチ4選をご紹介します。

ホワイトホース ファインオールド

1890年発売の老舗ブランドが送り出す、スタンダードなブレンデッドスコッチです。スモーキーなフレーバーと、ハチミツのようなまろやかで甘い口当たり、そしてバランスの取れた味わいが特徴です。

ライトでキリッとした飲み口はハイボールがおすすめです。

  • 商品名:ホワイトホース ファインオールド
  • 価格:1,073円
  • Amazon:商品ページ

バランタイン ファイネスト

40種類におよぶモルト原酒をブレンドしたスタンダード・スコッチ。バニラやハチミツを思わせる華やかでバランスの良い香りが特徴です。

ロックで飲むと、とろりとした甘味とバナナのような香りが引き立ちます。

  • 商品名:バランタイン ファイネスト
  • 価格:1,122円
  • Amazon:商品ページ

ティーチャーズ ハイランドクリーム

150年以上愛され続けている歴史あるスコッチ。熟したリンゴ・洋梨を思わせる香りとシルクのような優しい風味が特徴です。

おすすめはハイボール。軽快でしなやかな燻香と共に、甘く爽やかな香りがグラスから立ち上ります。

  • 商品名:ティーチャーズ ハイランドクリーム
  • 価格:900円
  • Amazon:商品ページ

ジョニーウォーカー ブラックラベル

世界で最も売れているスコッチと言えばジョニーウォーカー。中でも『ジョニーウォーカー ブラックラベル』は、スコッチの定番中の定番とも言える商品で、日本では昔から「ジョニ黒」の愛称で親しまれています。

12年熟成による樽香とスモーキーなフレーバー、バニラの甘み、オレンジやレーズンを思わせるフルーティーな味わいが特徴です。価格と味わいのバランスが素晴らしく、「コスパ最強ウイスキー」などと呼ばれることもあります。

  • 商品名:ジョニーウォーカー ブラックラベル
  • 価格:2,134円
  • Amazon:商品ページ

【関連記事】この価格でこの味!?コスパ最強ウイスキー『ジョニーウォーカーブラックラベル』

プレゼントにも!スコッチを語るのに外せない人気銘柄4選

次に、スコッチの魅力を語る際には欠かせない、スコッチの代名詞的な存在とも言える4品をご紹介します。プレゼントにもおすすめの銘柄ばかりですので、特別なひとときのお供にぜひ。

シーバスリーガル 12年

少し年上の世代にとっては「高級ブレンデッドスコッチといえばシーバス」という認識の方も多いのではないでしょうか?1801年創業の『シーバス・ブラザーズ』が、創業90年時に発売したのが『シーバス・リーガル』です。今ではウイスキーの定番となった『12年』という熟成年数を定着させたのが、この『シーバス・リーガル12年』といわれています。

2015年のインターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティションで金賞を受賞し、正統スコッチ・ウイスキーの不動の座を確立しました。

バニラ・ヘーゼルナッツ・フルーツの柔らかな香りと、口の中に広がるハチミツの優しさが、正統スコッチ・ウイスキーの余韻を長く堪能させてくれます。気品と高級感あふれる立ち振る舞いのわりに値段も比較的リーズナブルで、気軽なプレゼントにもピッタリの一品です。

  • 商品名:シーバスリーガル 12年
  • 価格:2,678円(税込)
  • Amazon:商品ページ

【関連記事】名だたる品評会で高評価。シーバスリーガルの味・特徴・こだわり

ジョニーウォーカー ブルーラベル

ジョニーウォーカーは、キングジョージ5世からロイヤルワラント(英国王室御用達)の称号を受け、年間出荷本数1億本にものぼる、スコッチ・ウイスキーの代表格です。

『ジョニ赤(レッドラベル)』『ジョニ黒(ブラックラベル)』の愛称でも親しまれているラベルのトップに君臨するのが、この『ブルーラベル』です。

『1万樽に1本』という希少な原酒をブレンドし、19世紀当時の瓶のデザインを復刻、創業者が作ったレシピを元に当時の味わいが再現されています。

製造番号が刻印されているレア感、芳醇さと重厚さが織りなすVIPな逸品のため、お世話になった人へのプレゼントに最適です。

  • 商品名:ジョニーウォーカー ブルーラベル
  • 価格:14,293円(税込)
  • Amazon:商品ページ

ザ・グレンリベット12

グレンリベット蒸留所は、スコットランドで初めて政府公認を受けた老舗であり、まさにスコッチの代名詞とも言える存在で、「シングルモルトの原点」と称されています。

『ザ・グレンリベット12年』はフルーティーな香りと、バランスのとれた飲みやすい味わいが特徴。クセがあると言われるシングルモルトの中ではかなり飲みやすく、初心者にもおすすめです。

  • 商品名:ザ・グレンリベット12
  • 価格:3,458円
  • Amazon:商品ページ

【関連記事】ザ・グレンリベットはなぜ「シングルモルトの原点」と呼ばれるのか?

ザ・マッカラン12

マッカランは、「シングルモルトのロールスロイス」の異名を持つスコッチの名門ブランド。そしてこの『ザ・マッカラン12年』は、濃厚なシェリーの香りとリッチでスイートな味わいを持つ、世界的な人気商品です。

「ザ・マッカラン」のスタンダード銘柄にふさわしく、マッカランの象徴ともいえる華やかな香りと、かすかに感じるスパイスの調和が絶妙の逸品です。

1824年、密造酒が横行していた時代に、スペイサイドで2番目に政府登録蒸溜所のライセンスを取得したのが『ザ・マッカラン蒸溜所』です。

原木から整樽まで、自社一貫管理の厳選されたシェリー樽で、12年以上熟成された歴史が織りなすラグジュアリーさを、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか?

  • 商品名:シングルモルト マッカラン12年
  • 価格:7,111円(税込)
  • Amazon:商品ページ

【関連記事】スコッチウイスキーの王様・マッカラン。そのこだわりと魅力を探る。

熟成年数が違うスコッチを飲み比べてみよう

スコッチの基礎知識や味わい、厳選銘柄まで徹底解説してきました。まだまだ語りつくせないほどスコッチの世界は果てしないですが、参考になったでしょうか。最後にひとつ、スコッチのおすすめの楽しみ方をご紹介しましょう。

原料や産地ごとの種類の違いを楽しむ、銘柄の違いを楽しむ等々、スコッチには色々な楽しみ方がありますが、ぜひ一度お試しいただきたいのが「縦飲み」。同じ銘柄の「熟成年数違い」を楽しむ飲み方のことで、別名「垂直飲み」とも言います。

例えば「バランタイン」なら、上述のファイネストの他に12年、17年、21年、30年がラインナップされています。同一銘柄で熟成の違いを体感してみると、「なるほど熟成とはこういうことか」と合点がいき、ウイスキーの見方、楽しみ方が深まることでしょう。

奥深きスコッチの世界を極める旅路の入り口として、この記事がお役に立てば幸いです。

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