世界遺産の日光の社寺へ行こう!東照宮が建てられた目的とは?

2019.11.02

世界遺産である日光の社寺は、北関東における観光の名所として知られています。道中で紅葉を鑑賞できるなど、秋になると多くの観光客がバスで訪れます。また、日光東照宮は江戸城の鬼門封じにもなっているのだとか。この記事では、そんな日光の社寺についてご紹介します。

世界遺産登録名は日光の社寺

1999年、「日光東照宮」や「日光二荒山神社」、「日光山輪王寺」を含む103棟(国宝9棟、重要文化財94棟)の建造物群と、これらの建造物群を取り巻く遺跡(文化的景観)が、文化遺産として登録されました。

これによるユネスコの登録名は「日光の社寺」とされていて、現在では、同地域の総称として用いられています。

また、1998年に国の史跡に指定された際に、「日光山内」として登録されていることから、同地域を日光山内と呼ぶこともあります。どの寺も立派な造りをしており、世界遺産の名にふさわしい観光地となっています。

日光の社寺へはバスで行くのがおすすめ

観光地として名高い日光の社寺ですが、訪れる際はバスを利用するのがおすすめです。

定期観光バスを利用する場合

日光へは以下の3駅から定期観光バスが出ています。

  • 鬼怒川温泉駅
  • 東武日光駅
  • 東京駅

東京駅から直接行くのも良し、鬼怒川温泉に宿泊してから立ち寄るも良しということで、観光するには絶好のスポットといえます。

特に秋は、周辺の山々が紅葉で色づくため、観光バスの車窓から見事な景色を楽しむことができます。

その他のバスを利用する場合

東武日光線、東武日光駅、JR日光線、日光駅からは、「世界遺産めぐり循環バス」が出ています。このバスは500円の運賃で1日中乗り放題なので、周辺を観光するのにとても便利です。

ちなみに、このバスを西参道で下車すると、日光東照宮に行くことができます。その他、JR宇都宮駅から一般路線バス(日光東照宮行き)を利用するというルートもあります。

見どころはやはり日光東照宮

日光の社寺を訪れる人にとって、最大の見どころといえば、やはり日光東照宮でしょう。

日光東照宮は、かの徳川家康が埋葬された場所であり、家康を神格化した東照大権現を祀る場所として知られています。

徳川家康が埋葬されたのは本人の遺言だったそうですが、自らの死後も江戸を見守ろうとしていたのではないでしょうか。

狩野探幽による彫刻に注目

日光東照宮は、建物の至る所に見事な動物の木彫像があることでも有名です。

これらの動物像は当時を代表する絵師・狩野探幽によってデザインされており、動物が持つ神秘的な力で平和を守ろうとしていたと考えられています。

江戸幕府が約260年も続いたことを考えると、徳川家康や動物像のご加護があったのかもしれません。

日光東照宮は江戸城の鬼門封じ?

日光東照宮は、鬼門封じによる江戸の守護神としての役割があったと考えられています。というのも、日光東照宮は江戸城の真北に建てられているからです。

これは陰陽道に基づくもので、日光東照宮は陰陽道の影響を大きく受けていると考えられています。本殿前の門が「陽明門」と呼ばれているのも、これに関連しているのでしょう。

北斗七星とも関連がある

日光東照宮内の主要な建物を線で結ぶと、北斗七星の星の配置とピッタリ合うとも言われています。

建物を星の配置に見立て配置するという考え方は、オリオン座の三つ星の配置を模して作られた(といわれる)エジプト・ギザの三大ピラミッドや、メキシコ・テオティワカンのマヤ遺跡にもみられます。

こうしたことから、日光東照宮は単なる寺ではなく、何らかの目的・意味を持って建てられたと考えられています。

世界遺産 日光の社寺を堪能しよう

複数の建物が世界遺産の対象となっていますが、なかでも日光東照宮は謎が多く、興味をそそられる建物です。建てられた目的や江戸城との位置関係、動物の彫刻等について予習してから行くと、より深く楽しめるのではないでしょうか。

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