苦味と苦味のハーモニー「カンパリ・ビア」。基本のレシピをご紹介

2019.10.31

香味の強さから「飲みにくい」といわれることの多いカンパリですが、実は身体に良いとも言われています。そんなカンパリをビールで割ったのが、カンパリ・ビアというカクテルです。そこでこの記事では、カンパリ・ビアのレシピとカンパリの効能についてご紹介します。

カンパリ・ビアとは

 カンパリ・ビアは、カンパリをビールで割ったカクテルで、鮮やかな赤い色をしています。

どちらも苦味が特徴のお酒なので、非常に相性がよく、双方の長所が生かされた味に仕上がります。アルコール度数は8%ほどしかなく、また、ビールの炭酸ガスが胃を刺激して食欲を増進させることから、食前酒として飲むのが一般的です。

カンパリ・ビアのベース、カンパリとは

カンパリ(アルコール度数は25度)が生み出されたのは、1860年のことでした。この当時、ヨーロッパでは「苦味のあるお酒」が流行っており、その波に乗るべく、イタリア人バーテンダーのガスパーレ・カンパーリ氏が開発したものです。

当初は「ビッテル・アルーソ・ドランディア」と名付けられていましたが、息子のダーヴィデ・カンパーリ氏によって、「カンパリ」へと改名されました。

現在では、その苦味と美しい鮮紅色から多くのカクテルに用いられており、バーテンダーにとって欠かすことのできないリキュールとなっています。

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カンパリは胃腸に良い?!

1900年代前半、アメリカでは「カンパリは胃腸に良い」と言われていました。

実際、禁酒法時代には薬として販売されていたほどなのですが、その根拠は、原料として使われている「ビター・オレンジ」「キャラウエイ」「コリアンダー」にあります。

これらには、「消化促進」「解熱」「沈静」などの効能があり、昔から薬草として扱われていましたた。このことから、「カンパリは胃腸に良い」と言われるようになったのです。

もっとも、カンパリの詳細な製法は明らかにされておらず、合計で60種類ほどのハーブが使われているとの噂がありますから、詳しく調べれば他の効能もあるかもしれません。

カンパリ・ビアのレシピ

ここで、カンパリ・ビアのレシピをご紹介します。

カンパリ・ビアの材料

  • カンパリ : 40ml
  • ビール : 適量

使用するビールは特に指定されていません。

ただし、出来上がりの色や味わいを考慮すると、黒ビール(スタウト)など濃厚なビールよりも、軽めの味わいの通常のビールの方が適しているでしょう。

ビールの量はお好みで調節するのがよいでしょう。ロンググラスやタンブラーで提供されるカクテルなので、200ml以上のビールを使うのが一般的ですが、そこから先は作り手の好みとなります。

カンパリ・ビアの作り方

カンパリ・ビアを作る際は、氷は使用しません。これはビールの味が薄くならないようにするためで、一般的なほかのビアカクテルもやはり通常氷を使用することはありません。そのため、事前にカンパリとビールの両方をよく冷やしておく必要があります。

そうやって冷やしておいたカンパリとビールをグラスに注ぎ、軽くステアしたらカンパリ・ビールの完成です。勢いよくステアするとビールの泡が溢れてしまうので、優しくゆっくりステアするようにしましょう。

カンパリ・ビアの味

カンパリ・ビアは「爽快感」と「苦味」を特徴に持つ辛口のカクテルです。

飲んだ瞬間はカンパリ独特の薬草の味を強く感じ、その後、ビールのコクが広がり、最終的にはさっぱりとした印象になります。

カンパリをロックで飲むと薬草の味がいつまでも口の中に残るのですが、ビールで割ることによって、爽快感のある後口に変わるのです。

カンパリ・ビアは胃腸に良いカクテルだった

この記事では、カンパリ・ビアについてご紹介しました。苦味と爽快感がうりのカクテルですが、カンパリに薬草が使われていることから、胃腸に良いお酒ともいえそうです。

非常に簡単に作れるカクテルなので、一度、ご家庭で作ってみてはいかがでしょうか。

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