日本唯一の定期寝台特急「サンライズ」。四国・山陰をめぐる旅に出かけよう

2019.10.31

新幹線を使って一気に目的地まで行く旅も良いのですが、寝台特急で一晩かけて移動するのもなかなか味があるものです。そんな寝台特急の本数は、近年大幅に減ってしまいましたが、「サンライズ」は健在です。この記事では、そんな「寝台特急サンライズ」をご紹介します。

最後の定期寝台特急、サンライズ

かつては東海道本線や北陸本線に多数みられた寝台特急。

独特の情緒があり熱烈なファンがいるのですが、近年になってその運行本数が激減し、ついには毎日運転の定期列車は残り一つとなってしまいました。その唯一残った定期寝台特急こそが、東京~高松・出雲間を走る「寝台特急サンライズ」です。

寝台特急サンライズの概要

「寝台特急サンライズ」は14両編成で、1・2・6・7・8・9・13・14号車がB個室シングル、3・10号車がソロ、4・11号車がA個室シングル、それ以外が指定席、ツインとなっています。

さらに、景色を楽しむことができるラウンジカーや、シャワー室を備えており、長旅でも快適に過ごせる設計になっています。

サンライズには、出雲と瀬戸がある

「寝台特急サンライズ」は岡山駅で「サンライズ瀬戸」と「サンライズ出雲」の半分に分割されます(下り路線の場合)。

やや寂しくはなりますが、この分割が済むと、「もう少しで到着か」という気持ちにさせてくれます。

ちなみに、分割後も、ラウンジカーとシャワー室はどちらにも備わるように配置されています。

廃止が検討されたこともある

現在でも運行している「寝台特急サンライズ」ですが、実は2005年に廃止が検討されたことがありました。

車両が老朽化していることや利用者がピーク時の3分の1にまで低下したことがその原因でした。結局、鳥取県側の強い意向により存続となったのですが、根本的な問題が解決した訳ではなく、近い将来廃止となる可能性を残しています。

万が一廃止となってしまったとしたら何とも寂しいものですが、JR側の都合も考えると、仕方のないことなのかもしれません。

寝台特急サンライズの予約について

ここまで読んで、「サンライズに乗ってみたい」と思った人も多いことでしょう。そこで、「寝台特急サンライズ」の予約方法についてご紹介します。

寝台特急サンライズを予約するには?

前述のツアーに申し込む場合は、2通りの方法があります。順にみていきましょう。

JRみどりの窓口で予約

乗車券と寝台券は、JR各社のみどりの窓口で予約することが可能です。予約が開始されるのは乗車予定日の1か月前、午前10時からとなっています。

ただし、ネット予約はできません。そのため混雑が予想される日程では、予約開始日当日にみどりの窓口へ行くことをおすすめします。良い日程になると、完売することもありますので注意しましょう。

旅行代理店のツアーで予約

また、先述の通り旅行代理店のツアーを利用するという手もあります。こちらであればネット上でやり取りが完結しますので、時間がない人などにとっては便利です。

そのほとんどが現地フリープランとなっているので、観光旅行はもちろんのこと、短期間の帰省や出張などにも利用することができます。また、みどりの窓口で予約するよりもややオトクな価格設定になっていることも多いので、ツアーに抵抗がある人でなければこちらを検討してみるのも良いでしょう。

ただし、「寝台特急サンライズ」には食堂車がないため、このツアーに食事はつきません。この点は、駅弁などで対応するようにしましょう。

公式サイト|阪急交通社

寝台特急サンライズに乗ろう!

この記事では、「寝台特急サンライズ」をご紹介しました。日程さえあえば、みどりの窓口で予約するよりもツアーの方が安くなっています。

かつて日本に多く存在していた定期寝台特急。唯一現在でも営業する「寝台特急サンライズ」ですが、それすらも存続が危ぶまれているのが実情です。ぜひ寝台特急の魅力に浸りながら、四国・山陰の旅を楽しんでみて下さい。

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