冬に飲みたい「ホット・ワイン」のレシピ。ヨーロッパではクリスマスの定番?

2019.10.31

寒い冬にピッタリのお酒といえば、ぜひおすすめしたいのがホット・ワイン。近年はカフェ等でも提供されるようになり、愛飲する人がますます増えてきているようです。そこでこの記事では、ホット・ワインの効能やレシピについてご紹介していきます。

ヨーロッパで定番、ホット・ワイン

ホット・ワインとは、ワインを温めて、そこに甘味やフルーツ、香辛料などを加えた一種のカクテルのことです。

その呼び名は様々で、フランスでは「ヴァン・ショー」、ドイツでは「グリューワイン」、北欧では「グレッグ」、英語圏では「モルドワイン」と呼ばれます。

ホット・ワインの本場はヨーロッパ

ホット・ワインの起源は古く、中世のヨーロッパではすでに飲まれていたようです。

それだけに、ヨーロッパの食文化に深く根付いており、日常的な飲み物として親しまれています。また、特にヨーロッパ各地で開かれる「クリスマスマーケット」で販売されることが多く、ホットワインを片手にクリスマスマーケットを楽しむ人たちの姿はヨーロッパにおけるクリスマスの一つの風物詩のようになっています。

日本では赤ワインで作ることの多いホット・ワインですが、ヨーロッパでは白ワインやロゼで作られることもあります。特にイタリアの北部では、赤ワインよりも白ワインで作ることの方が多いと言われています。

ホット・ワインは寒い冬にベストなお酒

ホット・ワインがヨーロッパに根付いた背景には、冬の寒さが厳しいという気候条件が大きく関係していると思われます。

寒い時には温かい飲み物が欲しくなるものですが、ホット・ワインは単に温かい飲み物というだけでなく、生姜などの香辛料によって体温が上がるという効果があります。

この点は、日本人が甘酒に生姜を入れて飲むのと同じ考え方です。

ホット・ワインの効能は他にもある

ホット・ワインの効能は、身体を温める以外にもあります。

たとえばホット・ワインの材料には八角(スターアニス)が使用されるのですが、この八角には「消化促進作用」「沈静」「血行促進」「生理不順の改善」などの効能が期待できるとされています。

ホット・ワインに使用されるスパイスの効能を、ヨーロッパ人たちは古くから理解していたのですね。

ホット・ワインのレシピ

ここからは、自宅でもホット・ワインが飲めるように、そのレシピをご紹介していきます。

ホット・ワインの材料

  • ワイン:150ml
  • はちみつ:大さじ1
  • シナモン:1本(シナモンパウダーでも可)
  • 生姜:スライス1~2枚
  • 八角:1個
  • クローブ:1個
  • オレンジスライス:1枚(レモンスライスでも可)

上記は、ホット・ワインの基本的な材料を記載したものですが、特に正しいとされるレシピがある訳ではないので、アレンジはかなり自由です。

たとえば、はちみつの替わりにガムシロップ、ジャムなどを使うことができます。また、アルコールを足したい場合は、オレンジキュラソーやカシス、バニラリキュールを加えて良いでしょう。

スパイスについても特に決まりはなく、ショウガと八角は入れることがほとんどですが、クローブやシナモンは入れなくても作ることができます。お好みで別のスパイスやハーブを足してみてもいいでしょう。つまり、自分の好みの味にいくらでも調節ができるというわけです。

ホット・ワインの作り方

ホット・ワインの作り方は、上記のオレンジスライス以外の材料をすべて鍋に入れ、沸騰しないようにかき混ぜながら加熱していきます。

材料がしっかりと温まったらオレンジスライスを入れ、さらに数十秒加熱して完成です。

このように、非常に簡単に作ることができますが、注意点は上記にも書いた通り沸騰させないこと。アルコールだけでなくワインの風味も飛んでしまい、ホット・ワイン本来の味わいが楽しめなくなってしまいます。

寒い冬にはホット・ワインがおすすめ

この記事では、ホット・ワインについてご紹介しました。

ホット・ワインはヨーロッパから日本に伝わり、現在ではいたるところで飲めるようになってきました。また、自宅で簡単に作ることができるので、好みの味に調節しながら作ってみるのも良いでしょう。

飲み残してしまったワインでも問題ないので、一度作ってみてはいかがでしょうか。寒い季節に身体を温めるには、丁度良いお酒ですよ。

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