世界遺産のモンサンミッシェルはオムレツで有名。東京でも食べられる?

2019.10.31

景観の美しい世界遺産はたくさんありますが、なかでも特に美しいと言われているのが、フランスにある修道院・モンサンミッシェルです。小島に作られたこの修道院は、フランス随一の巡礼地でもあります。この記事では、そんなモンサンミッシェルをご紹介します。

世界遺産モンサンミッシェルとは

モンサンミッシェルは、フランス北西部ブルターニュ半島(パリから車で約5時間ほど)に位置する、海に囲まれた修道院です。

名前に「聖ミカエルの山」という意味を持つこの修道院は、「西洋の驚異」とも呼ばれています。

モンサンミッシェルが世界遺産に登録されたのは1979年のことです。それ以降、多くの観光客から注目されるようになります。

とくに建物がライトアップされる夜間は、幻想的かつ神秘的な雰囲気を醸し出しており、筆舌に尽くしがたい美しさ。また、毎年世界中から約300万人のカトリック教徒が巡礼に集まっており、フランスにおける巡礼の聖地でもあります。

干潮と満潮の差が激しいモンサンミッシェル

モンサンミッシェル周辺の海域は、潮の干満の差が激しいことで知られています。その差はなんと15mもあり、干満時と満潮時では、モンサンミッシェルの印象がまったく異なります。

とくに干潮時はあたり一面が干潟となり、「孤島」というモンサンミッシェルのイメージを大きく覆してくれます。

中世においては、この干潟がモンサンミッシェルへ通じる唯一の道だったそうですが、潮が満ちるのが非常に早く、干潟を渡りきる前に波に飲み込まれてしまう巡礼者が続出したといわれています。

世界遺産モンサンミッシェルの歴史

「なぜこのような不便かつ危険な場所に修道院が建てられたのか?」と疑問に思う人もいることでしょう。

それについて伝説では、「一人の司教の夢に大天使ミカエルが現れ、岩山に礼拝堂を建てるように告げた」とされています。

この伝説の真偽は不明ですが、実際に8世紀から岩山の上に聖堂の建設が始まり、13世紀に現在のような姿になりました。この間、増築、崩壊、修復を何度も繰り返したことで、ゴシック様式等の様々な建築方式が混ざり合う、非常に珍しい建物として出来上がりました。

歴史上、城塞や監獄として使用されたこともあった

現在ではフランス随一の巡礼地として知られるモンサンミッシェルですが、過去には別の目的で使われたこともありました。

例えば、14世紀にイギリスとフランスが百年戦争を行った際には、堅牢な城塞として使われています。また、18世紀のフランス革命後には、監獄としても使われていました。

海面の高さが激しく上下することを考えると、城塞や監獄として使うには絶好の場所だったのでしょう。

モンサンミッシェルの名物はオムレツ

現在のモンサンミッシェルは、巡礼地かつ観光地として大変人気があります。そして、それらの来訪者の楽しみとなっているのが、名物のオムレツ料理「オムレット・モン・サン・ミッシェル」です。

これは、モンサンミッシェルは内にある「ラ・メール・プラール」というレストランで味わうことができます。

1888年に創業者が開発したこのオムレツは、現在でも当時と変わらない方法で焼き上げられており、大変人気のあるメニューとなっています。

オムレット・モン・サン・ミッシェルの味は?

オムレット・モン・サン・ミッシェルは、通常のオムレツよりもはるかにビッグサイズ。そんなインパクトある見た目に反して食感はふわふわで、口の中にいれると、まさに雪のように溶けてしまいます。

また、見た目に反してかなりあっさりとした味付けになっているので、お好みで塩やケチャップを付けて食べる人が多いようです。

オムレツは東京でも食べることができる

「ラ・メール・プラール」は、東京にも支店があります。

ラ・メール・プラール 東京

  • 住所:東京都千代田区丸の内3-5-1東京国際フォーラム内
  • 電話番号:03-5252-7171
  • 店舗ページ

ここでは「名物のスフレオムレツ」(1,800円:税・サ別)の名前で提供されており、4種類のソースが用意されています。

オムレツにしてはかなりお高いのですが、それに見合うだけの味があります。

世界遺産モンサンミッシェルのまとめ

この記事では、世界遺産モンサンミッシェルについてご紹介しました。毎年数百万人が訪れるこの世界遺産は、景観の美しさとオムレツで有名です。

また、様々な建築様式を取り入れた大変珍しい造りになっています。数ある世界遺産の中でも非常に人気のあるスポットですから、機会があれば訪れてみてはいかがでしょうか。

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