大吟醸の美味しい飲み方とは?熱燗で飲むのはNGってホント?

2019.10.29

日本酒といえば大吟醸が有名です。お米を使用した甘口ながらも透き通った味わいは、お米の美味しさを改めて確認させてくれます。そんな大吟酒を、より美味しく飲むための方法を紹介します。変わり種も紹介しますので、ぜひ試してください。

大吟醸の美味しい飲み方

大吟醸をより美味しく飲むためにはどうすればいいのか?大吟醸の飲み方を紹介します。

冷酒で飲む大吟醸

暑い夏にはたまらないのが、冷酒で飲む方法です。冷たく冷やされた大吟醸は。体を冷やしスッキリさせてくれます。

冷酒は、約7~10度あたりまで冷やしてから飲みます。冷やすことで飲み口がまろやかになり、アルコールも感じにくくなるのです。

また、香りも控えめになりますので、アルコールが苦手な人でも美味しく飲めるようになります。

大吟醸は淡麗な味わいが特徴ですので、冷酒がよく合う日本酒です。

ただ、味わいがまろやかになることで、大吟醸本来の旨味も薄れてしまい、人によっては物足りなく感じるかもしれません。

熱燗で飲む大吟醸

寒い冬に嬉しいのが、熱燗で飲む方法です。暖められた大吟酒は、体を芯から温め、酔いと共に気持ちよくしてくれます。

お酒は温めることで旨味と香りが引き立ち、より濃厚な大吟醸を味わうことができるでしょう。

ただ、濃厚ゆえに苦手な人も多いです。香りが強くなることで酒臭くもなりますので、お酒が苦手な人はつらいかもしれません。

また、熱燗は温度によって呼び方が違います。それぞれ味の感じ方が違いますので好みの温度に温めましょう。

  • 30~35度(日向燗):飲み口が優しく、ほんのり香りが引き立つ
  • 35~40度(肌燗):味に膨らみが出始め、より香りが引き立つ
  • 40~45度(ぬる燗):旨味成分が引き出され、味にコクが出始める
  • 45~50度(上燗):温かみが感じられ、味に濃厚さが出始める
  • 50~55度(熱燗):お酒の後味が残る熱さ
  • 55以上(とびきり燗):辛みも感じ始め、飲んだ瞬間に体が温まる

大吟醸に熱燗はもったいない?

寒い冬には飲みたい大吟醸の熱燗ですが、人によっては「大吟酒は熱燗に向いていない」という人もいます。

というのも、大吟醸に限らず、お酒を温めると香りや味わいが変化するからです。

温めることで味の旨味や甘味が引き立つようになるのですが、同時にアルコール分も際立ってしまい、大吟酒本来の旨味を邪魔してしまいます。

もちろん、日本酒によってはそれを計算して作られているのもありますが、冷酒用の日本酒など、すべてがそうなわけではありません。

折角の大吟酒を購入したのに、「味や香りが変わってしまうのはもったいない」と考え、大吟酒は熱燗にしない人も多いのです。

常温が一番雑味が無い

冷酒や熱燗以外にも、常温(冷や)で飲む方法もあります。冷酒や熱燗のように味に変化はなく、大吟醸本来の味わいをそのまま楽しめるのです。

また、夏と冬とでは常温も違います。季節によっても味は変化し、日本の風情を感じながら楽しむことができるでしょう。

大吟醸はカクテルにしても美味しい

大吟醸はそのまま飲むだけではなく、カクテルにして飲む楽しみ方もあります。

炭酸水やサイダーを混ぜれば「スパークリング大吟醸」。トマトジュースと合わせれば「レッドアイ大吟醸」といったように、様々な大吟醸を楽しめます。

実際に、清酒(日本酒)を使用したカクテルは数多く存在します。中でも大吟醸はそのフルーティで華やかな香りと爽やかな味わいから、カクテルとの相性は抜群。様々なお酒やジュースを合わせることで、本来の大吟醸とは違った飲み方ができるのです。

アイスにかける大吟醸

大吟醸はカクテルにするだけではありません。一度試してみてほしいのが、なんとアイスにかけて食べるという意外な方法。大吟醸の淡麗な味わいは、アイスの味の邪魔をせず、相乗効果で美味しいサプライズを生んでくれるのです。

他にも、ヨーグルトなど、サッパリしたものともよく合います。

人によっては「もったいない」と感じたり、大吟醸が脇役になってしまいますが、他の料理をより美味しくするのにも、大吟醸は大活躍してくれます。

大吟醸に合うおつまみ

お酒を飲むならおつまみは必須です。おつまみが美味しければ、それだけでお酒も進むことでしょう。

大吟醸は香りが強く淡麗な味わいが特徴です。そのため、おつまみの味が濃すぎると、大吟醸の味わいを邪魔してしまいます。

てんぷらや魚の塩焼き、刺身やカルパッチョなど、淡白でサッパリしたおつまみが向いています。

おつまみはお酒の温度に合わせる

おつまみを用意する際は、お酒の温度に合わせて用意するといいでしょう。

「こたつでアイス」のように、温度差を楽しむ方法もありますが、冷酒で飲む場合には同じく冷たいおつまみ。熱燗で飲む場合は暖かいおつまみのほうが、お酒の温度を変えることなく楽しむことができます。

冷酒なら冷ややっこやお刺身。熱燗ならてんぷらや塩焼きなどがおすすめです。

季節に合わせて飲み方を変えてみよう

日本酒は季節に合わせてお酒を楽しむことができます。夏なら冷酒。冬なら熱燗といったように、一年を通して楽しむことができるのです。

大吟醸でもそれは同じです。「熱燗は向いてない」ともいわれますが、季節ごとに違った大吟醸を楽しむことができるのです。

大吟醸に合うおつまみと共に、自分と季節に合った美味しい飲み方をしていきましょう。

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