国立ロシア美術館の見どころ解説。展示品やカフェ・周辺施設について

2019.10.29

国内最大のコレクション数を誇る、国立ロシア美術館。有名なエルミタージュ美術館からも近く、ロシアを訪れたら必ず立ち寄りたい美術館の1つです。この記事では、国立ロシア美術館の見どころや基本情報、アクセス方法、周辺施設についてご紹介します。

国立ロシア美術館の基本情報

国立ロシア美術館はサンクトペテルブルクにある、ロシア美術専門の美術館です。10世紀から現代まで、幅広い時代の美術品を約40万点も所蔵しており、ロシア国内でも最大級の規模を誇ります。

ミハイロフスキー宮殿

美術館の本館に使用されているのは、19世紀に建築されたミハイロフスキー宮殿という建造物です。さらに分館にも、ストロガノフ宮殿やミハイロフスキー城など歴史ある建物が使用されています。

館内の美術品はもちろんですが、建物の外観や内装も美しく、見どころの1つです。美術館に使用されている建物はすべて世界遺産に登録されています。

美術館の基本情報

  • 住所:Inzhenernaya Street, 4, Saint Petersburg 191186, Russia
  • 電話番号:+7-812-5954248
  • 営業時間:10:00-18:00 木曜のみ13:00-21:00
  • 定休日:火曜日
  • 入場料:大人 350ルーブル(学生は半額。18歳以下無料。)

(出典:公式サイト

他の美術館のコレクションを移動

ロシアには他にも、エルミタージュ美術館、アレクサンドロフスキー宮殿、ロシア帝国美術アカデミーなどの施設が存在します。特に、エルミタージュ美術館は世界最大規模を誇る、ロシア内で最も人気のミュージアムです。国立ロシア美術館は、これらの美術館に収蔵品が収まりきらなくなり、ロシア美術を中心に移動する目的で建築されたそうです。

国立ロシア美術館の展示作品・見どころ

館内では、10世紀から現代までの作品が年代別に分けられ展示されています。特に「金の時代」と言われる、18~20世紀の作品は見逃せません。美術館の中でも見どころと言える展示品についてご紹介します。

イリヤ・レーピン「ヴォルガの舟曳き」

展示品の中でも代表的な作家が、イリヤ・レーピンです。「ヴォルガの舟曳き」はは一般市民の過酷な労働を描いた彼の代表作で、別名「ボルガの曳舟人夫たち」とも言われています。その他にも大作「帝国枢密院設立100周年記念の儀礼」や、「クルクス県の十字架行進」などの作品が展示されてます。

アイヴァゾフスキー「第九の怒濤」

アイヴァゾフスキーは風景画を中心に手掛けたウクライナの画家です。彼の代表作である「第九の怒濤」は、荒々しい波に襲われながらも、目の前には光が降り注ぎ希望が見えるという構図になっています。その他、人生を災害に例えて表現している大作「大洪水」も見どころです。

ヴェネツィアーノフ「刈り取り人」

アレクセイ・ヴェネツィアーノフは、農民など一般の人々に捧げる絵画を手掛けた人物です。中でも「刈り取り人」は男女の関係を丁寧に描いた貴重な作品です。

その他美術品

  • ノヴゴロド派「聖ゲオルギオス」
  • イヴァン・ニキーチン「ピョートル大帝の死顔」
  • オレスト・キプレンスキー「ダヴィードフの肖像」
  • カール・ブルーロフ「ポンペイ最後の日」
  • カジミール・マレーヴィチ「黒の正方形」等

国立ロシア美術館の周辺施設

国立ロシア美術館の周辺施設や、カフェ・ミュージアムショップについてご紹介します。

館内のカフェ

館内にはガラス張りのおしゃれなカフェが併設されており、飲み物や食事をいただけます。メニューには、ボルシチなど現地でしか食べられない名物もあります。美術館に入場しなくても利用出来るため、観光で疲れた時の休憩にもおすすめです。

ショップや周辺の施設

ミュージアムショップでは、ガイドブックや書籍、ロシア美術に関連するお土産を購入できます。また、駅やエルミタージュ美術館が近いこともあり、周辺にはレストランやお土産を購入できるショップも点在しています。ちなみに、駅周辺は夜になると治安が悪いそうなので、出歩くのは昼間がおすすめです。

ロシア美術を一挙に鑑賞できる美術館

国立ロシア美術館は、中世から現代まで、幅広い時期のロシア美術を網羅している有数の美術館です。美術品はもちろん、建築物の美しさも見どころです。エルミタージュ美術館のすぐ隣にあるので、ロシア観光の際はぜひ立ち寄ってみて下さい。

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