唐辛子の世界一とは?ギネスにも認定された辛い唐辛子

2019.10.27

辛いものといえば、唐辛子を真っ先に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。辛いものが好きな人は、辛さの限界にチャレンジしてみたくなることがありますが、世界一辛い唐辛子はどのくらい辛いのでしょうか?この記事では世界一辛い唐辛子についてご紹介します。

唐辛子の世界一、なぜ辛い?

一言に唐辛子といっても、いろいろな種類があります。中にはピーマンやししとうのように、辛くない種類の唐辛子もある一方で、やはり唐辛子といえば辛いイメージが強いですよね。そもそも唐辛子を辛いのはなぜなのでしょうか?

唐辛子の辛味成分はカプサイシン

唐辛子の辛味成分は「カプサイシン」です。

辛味成分は大きく分けると、ホット系とシャープ系の2つがあります。ホット系はその名のとおり、食べると熱く感じ、後からじわじわと辛味が持続するのが特徴です。一方シャープ系は鼻に通る辛さが特徴で、口に入れた瞬間に辛さを感じますが、辛味は比較的すぐにおさまります。

唐辛子の辛味成分カプサイシンは、ホット系に分類されます。他にもコショウの辛味成分「ピペリン」や、ショウガの「ショウガオール」もホット系の辛味成分です。わさびやからし、ニンニクはシャープ系の辛味成分が含まれています。

唐辛子の辛さをあらわす単位

唐辛子の辛さをあらわす単位は、スコヴィル値と呼ばれ「SHU」と書きます。1912年に味覚テストを考案したウィルパー・スコヴィルという化学者の名前からその名がつけられました。スコヴィル値を決めるのは、辛味を感じなくなるまで砂糖水で薄めたときの希釈倍率です。

唐辛子の中で世界一辛いのは?

世界で一番辛い唐辛子は、果たしてどんな唐辛子なのでしょうか。

現在はペッパーXがナンバーワン

現在、世界で一番辛いといわれているのは、アメリカのエド・カリーが作った「ペッパーX」です。

2013~2016年の間、一番辛い唐辛子といわれていたキャロライナ・リーパーを作ったのもエド・カリーです。ペッパーXのスコヴィル値はなんと318万SHU。日本でお馴染みの唐辛子、鷹の爪が4~5万SHUと言われていますから想像もできないほどの辛さです。

数カ月前まではドラゴンズ・ブレス・チリ

ペッパーXが開発される数カ月前までは、イギリスで開発されたドラゴンズ・ブレス・チリが世界一辛い唐辛子といわれていました。

スコヴィル値は248万SHU。ペッパーXはまだギネスに認定されていないので、現在ギネスに記録されているのはドラゴンズ・ブレス・チリとなっています。

ドラゴンズ・ブレス・チリの次に辛いのが、先ほどご紹介した4年間1位の座を守り続けたキャロライナ・リーパー。

その次にトリニダード・モルガ・スコーピオンと続きます。これらの唐辛子は、そのまま食べることは危険で、触るだけでも手が痛くなるなどとても刺激が強いのです。

トリニダード・モルガ・スコーピオンの次に辛い北インドのブート・ジョロキアもかつてギネス記録に認定された唐辛子です。TVでも紹介され、辛党の人気を集めています。

その次に辛いのは、世界で一番有名といっても過言ではないハバネロ。ハバネロはただ辛いだけではなくフルーティな香りも特徴的です。

唐辛子じゃなかった!世界一辛いのはサボテン?

たくさん辛い唐辛子を紹介しましたが、実は世界一辛いのは唐辛子ではありません。

ハッカクキリンと呼ばれるモロッコ原産のサボテンに似た植物に、レシニフェラトキシンという世界「最辛」成分が含まれており、スコヴィル値は160億SHUといわれています。

もちろん食用ではないですが、素手で触れることすら危険なほどレシニフェラトキシンを高濃度に含んでいます。触ってしまうと、化学火傷を引き起こすほど、有毒な化学物質です。

唐辛子の世界一を追い求める

世界一辛い唐辛子が生まれても、次の年にはすぐに新しい唐辛子がその記録を塗り替えています。唐辛子の辛さの限界はどこまでいくのでしょうか。これからも唐辛子から目が離せません。

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