世界遺産検定は難しい?検定に合格して世界遺産に詳しくなろう

2019.10.22

現在、世界遺産は1,000を超えて登録されています。屋久島や姫路城など日本にも世界遺産は多く、後世に受け継いでいきたい遺産です。世界遺産検定は、そんな世界遺産に関する知識が身につく資格です。どのような検定内容なのか、難易度やテキスト、おすすめの過去問題集についてご紹介します。

世界遺産検定ってなに?

世界遺産検定とはどのような検定なのか?詳しくご紹介します。

文部科学省後援の検定試験

世界遺産検定とは、NPO法人世界遺産アカデミーが主催する検定試験です。世界遺産活動の相互理解や平和理念を目的とした資格であり、各国の文化を学ぶことができます。

同時に、世界遺産を保全する「草の根ネットワーク」を形成する考えもあります。世界遺産はユネスコ総会を中心に各国の支援に保護されていますが、予算や人材などの面から、決して十分とはいえません。試験を設けることで、各個人が世界遺産を保護する考えを持ってもらうと共に、試験料の一部をユネスコ総会に譲渡することで予算をサポートしています。

また、世界遺産検定は文部科学省後援の資格になります。そのため、公的資格として扱われることもあります。国が認める資格ですので、履歴書などにも記載できる、実用性のある資格なのです。

旅行会社への就職や大学入試のアピールポイントになる

世界遺産検定は主に旅行業の企業において取得が推奨されている資格なので、旅行会社の就職においてはアピールポイントの一つになりえます。

また、全国の200以上の大学や短期大学の入試において、世界遺産検定は優遇措置が受けられる資格に認定されています。自己アピール素材や小論文の素材にもしやすく、推薦入試のポイントとなるでしょう。

この資格をもって入社や入試を通過できるというものではありませんが、一つの材料になる資格と言えるでしょう。

受験をするには?

世界遺産検定の受験は、世界遺産検定公式HPから応募します。または、応募用紙の郵送によって応募することができます。

資格は、4級からマイスターまで5段階あり、2~4級までは特に受験資格の制限はありません。1級の受験は2級の合格、マイスターは1級の合格が受験要件となります。

世界遺産検定公式HP:こちら

世界遺産検定の難易度

ここからは世界遺産検定の等級別の難易度をご紹介します。チャレンジの際の参考にしてください。

世界遺産検定3級・4級

4級は、日本の全遺産と世界の有名な遺産27件を対象に出題されます。日本の世界遺産は20数件ですので、合計50件の中から出題されるのです。主に日本の遺産からの出題が多く、世界の遺産に関する出題は比較的少ないです。出題も有名な遺産が中心となります。公式サイトでは、高校生以下の受験が推奨されており、合格率は全受験者の約80%ほどです。

3級は、日本の全遺産と世界の有名な遺産100件を対象に出題されます。4級と比べると世界の遺産に関する出題が増えますが、出題傾向は4級とあまり変わりなく有名どころが中心です。公式サイトでは、大学生や専門学生以下の受験が推奨されており、合格率は全受験者の約70~80%ほどです。

世界遺産検定2級

2級になると難易度は大きく高まります。日本の遺産はもちろん、世界の遺産300件が出題範囲になるためです。有名でない世界遺産も問題に登場しますので、うろ覚えでの合格は難しいでしょう。

また、日本の世界遺産についても詳細な出題が増えます。登録基準などの踏み込んだ問題も多く、暗記ではなく、それぞれの遺産に関する理解が必要となります。

公式サイトでは、大学4年生や社会人以下の受験が推奨されており、合格率は全受験者の約40%ほどです。

世界遺産検定1級

1級は、すべての世界遺産が対象に出願されます。問題数も60問から90問に増え、認定基準も60%から70%へと引き上げられます。

出題範囲が広いのはもちろん、出題内容も難しくなります。制限時間は90分なので最低でも1問1分で解いていく必要があります。マークシート形式ではありますが、素早く問題を解く練習も必要となるでしょう。

公式サイトでは、社会人以下の受験が推奨されており、合格率は全受験者の約20%です。

世界遺産検定マイスター

マイスターは1級の上の検定です。人に教えられるほどのレベルを要求されているだけあり1級よりも格段に難しい検定内容です。

受験時間は120分の論述式です。マークシートのように直感は通じず、世界遺産を丸暗記するだけではなく、自分なりの理解を持っていないと回答は難しいといえるでしょう。

1級合格者のみが受験できる検定となりますが、合格率は全受験者の50%程度です。

世界遺産検定のおすすめのテキスト

ここからは受験勉強に役立つテキストをご紹介します。

くわしく学ぶ世界遺産300

公式でも推奨されている、2級用のテキストです。日本の世界遺産はもちろん、出題範囲となる世界の遺産300件が紹介されています。

詳しく解説されているのはもちろん、地域や時代ごとにチャプターで分けてありますので、時系列やつながりも分かりやすくなっています。

重要な部分は色を変えて解説していますので、勉強が苦手な人でも、要領よく覚えられるでしょう。

他にも、4級用に「はじめて学ぶ世界遺産50」。3級用に「きほんを学ぶ世界遺産100」。1級用に「すべてがわかる世界遺産大事典<上><下>」があります。

  • 商品名:くわしく学ぶ世界遺産300 世界遺産検定2級公式テキスト
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世界遺産検定公式過去問題集

テキスト同様に、公式で推奨されている過去問題集です。前年度の問題が収録されており、実力試しに使用できます。

1・2級、3・4級とセットになっているため、上の級の難易度も同時に確認できます。理解度によっては、上の級を目指してもいいでしょう。

ただ、前年度しか収録されていませんので、傾向を調べるには別の年度の過去問題集も必要になります。

  • 商品名:世界遺産検定公式過去問題集1・2級<2019年度版>
  • 参考価格:1,650円(税込)
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世界遺産検定は趣味と実益を兼ねた資格

世界遺産検定は、旅行会社や大学の面接などに活かせる資格です。入社や推薦を考えている人は、事前に取得しておくといいでしょう。

また、趣味の資格としても楽しめます。覚える楽しさはもちろん、世界遺産を眺めているだけでも夢中になれます。趣味と実益を兼ねた資格ですので、ぜひ興味のある方は挑戦してみてください。

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