スピーカーを自作する時の設計方法は?作業のポイントを紹介

2020.06.10

映画や音楽を鑑賞する時に活躍してくれるスピーカーですが、スピーカーの自作キットを使用すれば簡単に自分で作ることができることをご存知でしょうか?スピーカーを自作するには、どのような設計方法があるのでしょうか。作業のポイントや基本知識について紹介します。

自作スピーカーの設計ポイント

スピーカーと聞くと、各メーカーから販売されている完成品を購入するイメージが強いですが、自分好みの部品を揃えて自作することもできます。

自作でスピーカーを作る際には、どのような点に着目して設計すれば良いのでしょうか?基本的なポイントについてまとめていきます。

まずはユニットとエンクロージャーを確認

自作でスピーカーを設計する際にまず確認しておきたいのが『ユニット』と『エンクロージャー』という二つの部品です。

ユニットとは、音の信号を振動させて外に放出する際に必要になる部品で、スピーカーには欠かせない部位だと言えます。

エンクロージャーとは、スピーカーの外観にもなる木の箱のことで、ユニットなどを設置するために必要な部品です。これら二つが組み合わさるかどうかをまずは設計する際には考慮するのが一般的です。

エンクロージャーのタイプにも違いがある

エンクロージャーの主な役割は、低音を鳴らすことにあります。エンクロージャーには、いくつかのタイプがありますので、シーンに合わせて使用することもおすすめします。

代表的なタイプの一つが『バスレフ型』と呼ばれるタイプです。このタイプは、スピーカーユニットの背後から出る音を利用して低音を増強します。

バスレフ型に加えて、同じくらいよく使われているのが『バックロードホーン型』です。このタイプでは、スピーカーユニットの後方から発生する低音をホーンによって増幅する方式が取られています。

初心者は入門キットがおすすめ

エンクロージャーのタイプやユニットとの関係についてまとめてきましたが、初めてスピーカーを自作する際は、初心者用の入門キットを購入するのがおすすめの方法だと言えるでしょう。

入門キットには、あらかじめユニットやエンクロージャーなどの、自作のスピーカー作りには必須アイテムが含まれており、それぞれがしっかりと組み合わさるように設計されています。

「ユニットとエンクロージャーをバラバラに購入すると、うまく組み合わせられないのではないか?」という不安がある場合は、入門キットから始めると良いでしょう。

スピーカースタンドを自作してみよう

スピーカーを自作した後は、周辺の設備環境も自作のアイテムで揃えると、さらに自分のこだわりを詰め込むことができます。

スピーカーの周辺設備としてイメージしやすいものに『スピーカースタンド』が挙げられるのではないでしょうか?スピーカースタンドを自作で作る際のポイントについてまとめていきます。

自作スピーカーにはスタンドも欲しい

そもそもスピーカースタンドには、どのような効果があるのでしょうか?スピーカースタンドは、単におしゃれなインテリアとして使うものではありません。

スピーカーを地面に直接置いて音を鳴らすと、地面を伝わって余計な振動を拾ってしまうことがあります。スピーカースタンドを使えば地面から距離をとってスピーカーを鳴らすことができるため、スピーカー本来の性能を発揮できるというわけです。

作りたいイメージを設計図に書く

スピーカースタンドを自作する際には、まず自分が作りたいスタンドの全貌をイメージする必要があります。イメージする際のポイントは、実際に配置したいスペースに合わせて考えるということです。

例えば、スタンドと合わせて収納を増やしたいという場合は、シェルフ型のスタンドを設計すると一石二鳥です。

スペースを大きくとってスタイリッシュな印象にしたい場合は、シンプルにスタンドのみにして、上部にスピーカーを設置するのも良いでしょう。

材料を購入して自作する

作りたいスタンドの全貌がイメージでき、設計図が完成したら、材料を購入して実際に作り始めてみましょう。

ホームセンターなどに行けば木材を購入できるほか、接合に必要な接着剤や紙やすりなども手に入ります。材料だけでなく、必要な工具なども一式揃えられると良いでしょう。

スピーカー設計支援におすすめの本

いざ自作するとなると自信がないという人向けに、スピーカー設計支援におすすめの本が発売されています。どのような本が人気を集めているのか、合わせてチェックしていきましょう。

自作スピーカー 測定・Xover設計法 マスターブック

スピーカーを自作するオーディオマニア向けに海外の知識などを詳細にまとめた本が『自作スピーカー 測定・Xover設計法 マスターブック』です。

記載されている内容は、効果な機材やソフトウェアを使わずに、誰でも自宅で実践できる内容に仕上がっているのも人気を集めているポイントです。

  • 商品名:自作スピーカー 測定・Xover設計法 マスターブック
  • 価格:1500円(税込)
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自作スピーカー エンクロージャー設計法 マスターブック

音に関する基礎知識を学ぶことができるのが『自作スピーカー エンクロージャー設計法 マスターブック』です。

この本では、エンクロージャーのタイプごとの特徴や、実際にスピーカーを自作できる設計図などが掲載されています。

  • 商品名:自作スピーカー エンクロージャー設計法 マスターブック
  • 価格:2000円(税込)
  • Amazon:商品ページ

スピーカーの設計にチャレンジしてみよう

スピーカーの設計は難しそうですが、作るステップを学べば自作することができます。初心者用の入門キットも販売されているので、スピーカー作りに興味がある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

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