パチンコをやめるべきか悩む人へ。依存傾向のチェックとやめる方法

2018.12.07

パチンコ依存症かもしれないと悩みながらも、なかなかパチンコがやめられないという人は多いものです。そもそも人はなぜパチンコにハマるのか、やめなければならないものなのか、やめるためのコツやステップなどについてわかりやすく解説します。

パチンコに行きたくなる心理や原因

パチンコが大好きという人もいる一方で、全くしないという人もいます。ここではパチンコを好きになり、パチンコ屋に連日通ってしまう人の心理や原因について探ります。

いつか当たる可能性に面白さを感じる

多くの人は、仕事で毎日決められた時間働き、作業や業務をこなしていくことで一定の収入を得ています。しかし、パチンコはいつ当たるかわからないので報酬が不安定です。

数千円しか使っていないのに、思いがけず大儲けできることもあり、金銭感覚がおかしくなります。逆にいくら打っても負けばかりで、気づけば数万円も使ってしまっていたというのもパチンコです。

パチンコで大金を得た経験や、儲かるという他人の情報から、「やっぱりもう1度やってみれば当たるかもしれない」という可能性に期待してしまい、またパチンコがしたくなるのです。

負けず嫌い、真面目などの性格

パチンコと言うと娯楽性が強いため、遊び上手で派手だったり、ルーズな性格だったりする人がやっているもの、というイメージを持つ人も多いでしょう。

毎日のように通い詰めて滞在時間が長いのは、意外にも『負けず嫌いで真面目な性格の人』が多いと言われています。

それは、真面目故に融通が利かず、パチンコにも真面目に取り組んでしまうからです。結果、勝つまで頑張るので気づけば大金を失っていた……ということも少なくありません。

さらに、人付き合いが苦手となれば、ひたすら1人で打ち込める趣味として、パチンコにのめり込んでいくのです。

パチンコはやめるべきか

娯楽として楽しむ人が多いパチンコですが、ハマり過ぎて危険な状態に陥る人多いのも事実です。

やめられないとなぜ危険なのか、実際にやめることができるとどんな『メリット』があるのかについて見ていきましょう。

ギャンブル依存症になるのは危険

パチンコはギャンブルです。そのため、生活に支障が出るほどパチンコ漬けになると、さまざまなリスクがあるということは、幅広く知られています。

しかし、自分にとって心にも体にも何も得られることがなく、むしろ悪影響ばかりでやめた方がいいと「わかっていてもやめられない」となれば、それは『ギャンブル依存症』です。

アルコール依存や薬物依存と同質性がある精神疾患として、世界保健機構(WHO)では『病的賭博』、米国の最新診断基準では『ギャンブル障害』という呼ばれ方をしています。

このような考え方がある場合は黄色信号

パチンコ依存症になると、パチンコをしないと落ち着かなくなって、イライラするという状態になることがあります。しかし、この状態のときにパチンコに行くのは危険です。

刺激を求めてパチンコに通うものの満たされず、現実にはお金がどんどん無くなるという悪循環に陥るだけだからです。

パチンコをやめると良いことがある

パチンコがすっかりライフスタイルの中心になってしまったという人こそ、パチンコをやめると起こる『良いこと』について、しっかりと知っておくことが大切です。

それらを意識して行動することで、これまでパチンコをしていたことで失ってしまった多くのものを取り戻すことができるでしょう。

貯金ができる

冷静になって、これまでパチンコに費やしてきた『お金』について考えてみましょう。コツコツ毎日会社に行って働いて得た給料を、ほんの数分から数時間で失ってきたのです。

パチンコに行かなければ、その大切なお金を貯金に回すことができます。お金はパチンコ玉に変換した時点で、お金ではないように見えてしまうという恐ろしさがあります。

もらった給料をまずじっくりと見つめ、たんなる紙切れのように扱っていた自分を戒めましょう。

他のことで有意義な時間を使える

パチンコに依存している間は、時間を見つけては毎日のようにパチンコ店で過ごしているはずです。週末は1日中という人もいるでしょう。しかし、パチンコ店は生活の拠点ではありません。

そこに滞在すればするほど、大切なお金を奪われていくだけです。『パチンコ店に行かない』ことで、他のことをする時間を手に入れられます。何をすればよいか思いつかない人は、まずは自分の部屋を見渡してみましょう。

スッキリとは片付いていないはずです。パチンコをして過ごし、掃除や整頓もおざなりだったからです。自分の身の回りを整理整頓し、掃除をしたら、パチンコ店ではない場所に出かけましょう。それだけで有意義な時間に変わるのです。

パチンコをやめるタイミング

深刻なギャンブル依存症に陥る前に、パチンコには『やめるタイミング』というものがあります。タイミングを逃すとこじらせてしまい、多額の借金や家庭崩壊、廃人になってしまう可能性もあるかもしれません。

資金不足を感じたとき

パチンコ店はお金がなければ入店することができず、負けたら再度お金を足さなければ、打ち続けることができません。単純にお金がなくなったら、続けられないのです。

パチンコのために家族にお金を借りたり、消費者金融に借金したりする人もいますが、そうなる前にそこまでして続ける価値があるものなのか、立ち止まって考えてください。

いかに無駄にお金を使ってしまったのか、財布の中や貯金通帳を見直して実感しましょう。「もう資金が足りない」となった時点ですっぱりとやめることをおすすめします。

健康に影響が出てきたとき

パチンコホールの環境改善が進み、タバコの煙がモクモクとたちこめるパチンコ店は昔に比べると減っていますが、多くの人が集まる店内は、決して良い空気とはいえません。

朝からずっと座りっぱなしでパチンコをし続けることで運動不足になります。勝った負けたと『興奮と落ち込みを繰り返して精神的に揺さぶられる』ことで、メンタル的にも荒れてしまいます。

そんな自分の『不健康な状態』に気づいたときも、パチンコをやめるタイミングということです。

モテる男性になりたいとき

多くの男性は女性に好かれたいと思っているのではないでしょうか。これから結婚を考えている人ならなおさらです。

女性へのアンケートで男性を選ぶ際にマイナスな条件を調査したところ『キャンブル・女性関係・飲酒』が挙げられました。

中でもギャンブルと女性関係は問題外とされ、特に経済的な困窮に直接つながるギャンブルは毛嫌いする女性が多いという結果となっています。

つまり、女性にモテて充実した人生を送りたいなら、ギャンブルに時間やお金をつぎ込んでいる場合ではないということです。

やめる方法1 環境を整える

パチンコをやめる具体的な方法を知って、しっかりと取り組んでいきましょう。そのために最初にできることは、やめる方向に自分を導く『環境づくり』です。

家計簿をつけて自分の金銭感覚を知ろう

パチンコをやめるためには、狂ってしまった金銭感覚を再確認する必要があります。自分がこれまでパチンコに費やしてきたお金を含め、『金銭の出入り』を家計簿で『見える化』するのです。

特に『負けた金額』については逃げずに振り返りましょう。パチンコでいかに湯水のようにお金を使っていたかを目の当たりにし、年間でいくらの出費になっていたかを把握しましょう。もったいなさで、罪悪感と後悔が襲ってくるかもしれません。しかしそれがパチンコをやめるための決意につながるのです。

パチンコ中毒を認め、余分なお金は持たない

やめようと思ってもパチンコ中毒になっていると気づいたら、その状態をまず『認めて』ください。そして、パチンコをやめるためにできる行動の1つとして『余分なお金は持たない』ことをおすすめします。

お金を持っていなければ、使うことができません。また、現金を下ろしたり引き出したりできる、キャッシュカードやクレジットカードを持っていては意味がありません。物理的にパチンコができない状態に追い込むのです。

どうしても難しい場合には、家族に預けてお金を管理してもらうのもよいでしょう。

やめる方法2 熱中できる趣味を見つける

これまでパチンコ店で過ごしていた時間を、有意義な時間に変えていくことをおすすめしました。そのためには楽しく熱中できる趣味があると、やめられる可能性が高くなります。しかし、趣味が見つからないという人もいるのではないでしょうか?ここでは簡単に始められる趣味を、インドア・アウトドアに分けて紹介します。

インドア派におすすめの趣味

インドア派の人は、自宅でできる趣味はもちろん、教室へ赴いて外国語を習ったり楽器を習ったりするのも気分転換になります。仕事にも役立つスキルが身に着く教室に通うのもよいでしょう。

手軽にできる読書や映画鑑賞もおすすめです。手先を使うことが好きな人なら、プラモデルをコツコツ作るのもよいでしょう。達成感が味わえます。

食べることが好きな人は料理もおすすめです。自分のためにバランスのよいメニューを考えてみたり、おつまみを作って友達と宅飲みをしたりするのも楽しいものです。

お酒を飲まない人ならば、コーヒーを豆から厳選して選び、焙煎や挽きにもこだわって美味しい一杯を極めるのも素敵な大人の趣味として良いでしょう。

アウトドア派におすすめの趣味

アウトドア派の人なら、健康づくりも兼ねてサイクリングやキャンプなどがあります。流れる景色を見ながら風を切って自転車を漕いだり、テントや道具を用意してキャンプしたりすることで、自然の中にいる『気持ちよさ』が心を開放します。

スポーツ観戦で思い切り応援して声を出し、同じチームを応援しているサポーターと一体感を味わうのも、元気をもらえる良い趣味といえるでしょう。

そのほか、すぐに始められるものとして近場のジョギングや、カメラを片手に景色や花、動物などを撮影しに出かけるのもおしゃれです。

やめる方法3 経験者の言葉に励まされる

パチンコにハマっていた期間が長ければ長いほど、そこから抜け出すことに苦戦するのではないでしょうか。やめると心に決めたけれど、心が揺れ動いてしまうことはあると思います。そんなときには、同じ経験をした人の言葉が励みになります。

元パチプロの名言Twitterが意外と効く?

『パチンコを辞めたい人』のカウンセリングを行っている元パチプロのTwitterです。なんと『1秒でパチンコをやめたくなる』という自信満々のタイトルですが、1ミリでもパチンコをやめたい気持ちがあれば、必ずやめられると太鼓判を押しています。

短い文章なのですぐに読めるのに内容はとても深く、パチンコ依存に悩む人だけでなく、パチンコをやらない人が読んでもためになります。

1秒でパチンコを辞めたくなる名言集

やめた人のブログを参考にする

苦しく辛い思いを乗り越えてパチンコをやめることができた人は、どのような過程を経て地獄から抜け出せたのでしょうか。実際にパチンコをやめた人のブログを3つ紹介します。

『禁パチする100の掟ブログ』は、パチンコ依存症から10年、やめて3年になる筆者がリアルに禁パチをしている様子、やめるための覚悟や方法などについて綴っているブログです。

禁パチする100の掟ブログ

『パチンコをやめたい人たちへ|重度の依存症のリアル日記』は、脱パチンコから100日達成後にパチンコ依存症を再発した筆者が、次は『ブログ依存』を目標にパチンコ脱却を目指すブログです。

パチンコをやめたい人達へ|重度の依存症のリアル日記

パチンコ歴20年、パチンコに依存し続けた筆者が「嘘と借金まみれの人生はもう嫌だ」とパチンコをやめる方法をブログで公開しています。悩む人に優しく寄り添い、的確なアドバイスを発信しています。

パチンコをやめる方法 ~パチンコ依存症を治したい~

響いた言葉を待ち受け画像にしよう

Twitterでの名言をはじめ、ブログなどで心に響いた言葉は繰り返し読んで、パチンコをやめることを頑張っている自分の心に刻み込みたいものです。スマホや携帯の待ち受け画面にしてしまえば、毎日何度でもその言葉を目にすることができます。

そんな待ち受けを自分で作ることができるアプリは『Phonto写真文字入れ』です。Phontoは画像に文字を入れることができるシンプルなアプリです。

好きな画像の上に忘れたくない名言を入れておけば、スマホや携帯を見るたびに気持ちが引き締まり、モチベーションアップにつながります。

Phonto 写真文字入れ ‐ iPhone

Phonto 写真文字入れ ‐ Android

やめる方法4 禁パチや依存症のための本を読む

スマホやPCなどの電子機器でパチンコをやめるための情報を手に入れたら、加えてアナログな方法でもアプローチしていきましょう。

自宅のみならず、カフェなどの外出先での読書も、パチンコをやめるための本を選ぶのです。どこにいてもパチンコはやめるのだという意志がさらに固められるでしょう。

読むだけで絶対やめられる禁パチセラピー

禁パチ学者で元パチンカーであり、パチンコメーカーでの勤務経験もある筆者は、パチンコのことを「悪魔」とか、パチンコをするなら「昼寝していたほうがマシ」とまで言います。5つのルールで明るく前向きな禁パチ始めましょう。

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脱パチンコ

元パチンコ店店長が実体験にもとづいた『パチンコを続けていくとどうなるのか』について多方面から細かく書かれています。現場を経験した人でなければわからない、パチンコ業界の内情もわかり、読み進めていくとパチンコが辞めたくなるでしょう。

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ギャンブル依存症サバイバル

精神科医である熊木徹夫氏が実際のカウンセリングの場面などを取り入れながら、ギャンブル依存症の治療・解決のために書き下ろしました。患者だけでなく、その家族や治療に携わる医療者にも向けた指南書です。

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やめる方法5 人に助けを求める

サイトや書籍でパチンコをやめられることも多いものですが、パチンコの代わりになる趣味がなかなか見つけられなかったり、どうしてもパチンコのことが頭から離れなかったりと気持ちが不安定になってしまうこともあるでしょう。

そんなときには、人間同士のふれあいが必要なサインなのかもしれません。

自助グループに参加

ギャンブル依存の当時者だけで自主的に集まって、支え合う団体があります。GAこと『ギャンブラーズ・アノニマス』です。

例会に参加し続けることによって、精神が安定し、やがて依存症が回復していくことを目指している自助グループです。日本でも150余りのグループがあり、悩みや苦しみを分かち合おうと全国各地でミーティングが行われています。

今や日本人の12人に1人がギャンブル依存症と言われる時代です。ギャンブルから1日も早く離れて生き方も変えたいという気持ちがあるなら、積極的にGAを活用しましょう。

ギャンブラーズ・アノニマス

治療プログラムに参加

パチンコをやめられない状態に苦しんでいるのなら、パチンコ依存症になっている可能性は否定できません。病院での治療プログラムに参加してみることをおすすめします。

心療内科などで受けられることも多く、全国各地の病院でパチンコ依存症の治療は行われているので、苦しいときには専門医に相談しましょう。

薬物治療やカウンセリングを同時に行う場合もあり、自分の行動を振り返って認知する『行動認知療法』などを定期的に行うプログラムや、『入院して治療』する方法などがあります。

強い意志と前向きな姿勢が大切

パチンコをやめられない状態が辛くて、このままではいけないと思ったら強い意志を持って『パチンコをやめる』と心に決めてしまうことが大切です。

自分の意志だけではどうにもコントロールが難しかったり、誓いが守れなかったりしたときには罪悪感に浸ってしまわないようにしましょう。

自分だけで頑張ろうとしたり、自暴自棄になったりせずに自助グループや治療プログラムなどに助けを求めてください。パチンコをやめて人間らしい生活と健康を取り戻しましょう。

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