美意識の高い日本酒「醸し人九平次(かもしびとくへいじ)」の魅力に迫る

2019.10.15

自前の田んぼを持ち、米を育てるところから日本酒づくりに取り組んでいる蔵元「萬乗醸造(ばんじょうじょうぞう)」が、受け継がれてきた経験と時代の流れを見据え、深いこだわりを持って作られた日本酒が「醸し人九平次(かもしびとくへいじ)」です。醸し人九平次の魅力をご紹介していきます。

蔵元の想い

時に「こだわり」は労力や時間を犠牲にしていかねばなりません。ですが、そのひと手間が日本酒を飲んだ人の喜びを生み出し、それが作り手の願いになっているのが「日本酒づくり」と蔵元は語ります。

「醸し人九平次」の誕生

1647年創業の蔵元「萬乗醸造(ばんじょうじょうぞう)」が「醸し人九平次」をつくったのは昭和の高度成長期のこと。

それまで経済発展のために機械的大量生産を繰り返してきた時代ですが、いち早く日本酒の魅力についてお客様の声と米の息吹に声を傾けることを始めたのが「萬乗醸造」でした。その時に原点を再度見直し、1本1本手間暇をかける手作りへと戻し「吟醸酒」にこだわりを向けた結果誕生したのが、「醸し人九平次」でした。

「醸し人九平次」にかける想い

蔵元「萬乗醸造」は3つの想いを日本酒へ求めています。

まず一つめに、米作りから醸造に至るまでの神経を配り、五感を刺激する「美意識」です。そして二つめの「本質」は、飲んだ誰しもが満足しうなずけるエレガントさを追求しています。最後の三つめは、将来に渡り、ずっと親しまれ愛され続ける日本酒でありたいという「先見性」です。

こうした蔵元の想いが詰まった日本酒「醸し人九平次」は、あらゆる面に妥協することのない日本酒としてその名を轟かせているのです。

「醸し人九平次」への深いこだわり

「日本酒」は奥が深いと言われる理由として「受け継がれる伝統」や「蔵元の深いこだわり」が味に直結しているからです。かけた時間や手間こそが旨味となって飲み手に伝わるのです。

こだわりの米作り

「醸し人九平次」の原料となる酒米山田錦は、米づくりにとって非常に希少な好環境条件が揃うと言われる「黒田庄(くろだしょう)」で作られています。

しかもその田んぼはすべて自社田であり、「自家栽培100%の山田錦」で醸造されているというから驚きです。「本質」に徹底的にこだわり、本当に美味しい日本酒を作りたいという想いがあるからこそ本質を追求するために田んぼにこだわったのです。

日本酒づくりは、原料の米を生み出す田んぼから美しくなくてはならない、美しい田んぼづくりは底しれぬ苦労と努力、そして情熱が必要だと、蔵元は言います。そんなあらゆる苦労をおいてもなお、米と田んぼという日本酒の原点にこだわりぬいていることこそ、「醸し人九平次」が唯一無二の日本酒となった所以でしょう。

「醸し人九平次」を味わう

一般的に日本酒は、飲む時の温度や食器によって香りや味が変化するものです。もちろん人の好みによって様々なため正解なんてありませんが、「醸し人九平次」には最も美味しいと言われるオススメな飲み方があるのです。

醸し人九平次の味わいは?

醸し人九平次の味わいは、ワインに例えられるようなふくよかな果実味と豊かな旨み、わずかに残る爽やかな酸味が特徴といわれます。エレガントという言葉がぴったりの優美な味わいは、これまでの日本酒と一線を画すような新しい日本酒の世界を感じさせてくれます。

「ワイングラスで12℃」

そんな「醸し人九平次」の味わい方として、ぜひ覚えてほしいのが「ワイングラスで12℃」というキーワード。蔵元もおすすめするこちらの飲み方は、「醸し人九平次」のもつ豊かな香りを引き立たせ、ゆったりと堪能するのに最適なスタイルです。

一般に日本酒を飲むときの温度については、低温には酸味が強調されフレッシュな印象が強く、そこから温度が上昇するにつれ、まろやかな甘みが広がってくるといわれます。ちょうどその中間にあたるのが、おおよそ「12℃」で、「醸し人九平次」のもつ香りとバランスの取れた味わいをベストな状態で堪能できる温度なのです。

日本酒「醸し人九平次」の使命

これまでご紹介したように「醸し人九平次」は多くのこだわりによって生み出された上質な日本酒だということがお分かりいただけたのではないでしょうか。

「日本酒」のバリエーションは時代とともに無限大の可能性が広がっています。蔵元の萬乗醸造は、飽くなき探求を持ってこれからも「こだわり」の日本酒を世に輩出していくことでしょう。そんな「醸し人九平次」をぜひ一度ご賞味ください。

 

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