スクイーズとは、小学生を中心に流行しているおもちゃのことです。見た目には食べ物や飲み物、動物、キャラクターなど、様々な種類があり、コレクションする人も増えているそうです。人気のスクイーズや原宿にあるスクイーズ専門店をご紹介します。
ジュニア世代に大人気のスクイーズ
スクイーズとは、今、小学生などのジュニア世代に人気のおもちゃです。
女子小学生のファッション誌『ニコ☆プチ』では、毎月のアンケートを取っており、その中でも「今欲しい物は何ですか?」の問いの回答には必ず、スクイーズが入っています。
最近では、スクイーズがストレス発散に繋がることも分かっており、OLなどにも徐々に浸透しつつあります。
スクイーズの意味や素材
スクイーズとは、英語で『押しつぶす、搾る』などの意味があります。
その由来通り、素材は低反発の発泡ウレタンでできていて、柔らかく、握ったり、押しつぶしたりしても形が戻るようになっているのです。
その触り心地の良さにクセになり、気付いたら触ってしまっているとの声も上がっています。
食べ物系が特に人気
キャラクターや動物など、さまざまな種類のあるスクイーズですが、中でも人気なのが食べ物のスクイーズです。
定番はやはり、カラフルな色を使ったアイスやパンケーキなどのスイーツ系スクイーズで、その種類だけでももの凄いがあります。
中には、おせんべいのスクイーズがあり、そのリアルな見た目から連想される硬さと実際の柔らかな感覚のギャップが人気です。
使い方はさまざま
リアルな食品サンプルのような見た目のスクイーズは、コレクションとして購入する方が多く、小学生ファッションモデルも自身のInstagramで自慢のコレクションを公開しています。
自身の好きなスイーツや、専門店でなければ買うことが出来ないスクイーズが人気を集めているようです。
また最近ではOLやサラリーマンに、『コーピンググッズ』として密かに人気を集めています。
コーピンググッズとは、見たり触ったりすることで癒しを与え、ストレス解消に効果があるとされているグッズのことです。
仕事のストレス解消など大人にも需要がある?
コーピンググッズとして、大人にも人気を集めているスクイーズは1度手に取ると何度の握ってしまう心地よさがあります。
また、その柔らかい触感がストレス発散に繋がっているのです。
本物の食パンなどは握ると潰れてしまいますが、低反発素材でできたスクイーズは何度も握ることができるというのがいいですね。
サイズも手のひらに収まる小さなものもあるため、ポケットに1つ入れておけばいつでも楽しめます。
原宿で爆発的に売れている。人気の理由とは
小学生だけでなく、大人の世代にも人気を集めているスクイーズですが、どこから人気に火が付いたのでしょうか。
特に最近では、原宿にあるスクイーズ専門店が店内に入るまでに行列ができるほどの人気となっています。
Youtube動画やSNSで話題に
多くの流行が原宿から発信されていますが、それにはSNSなどで拡散してくれる人たちの力が大いに関係しています。
スクイーズも購入者がその触感や感想をレビューとしてSNSに投稿することで多くの人に知られることになりました。
特に今話題のYouTuberが商品紹介としてスクイーズのレビューをアップしたことにより、人気に拍車をかけたようです。
ネットでは触感だけではなく、そのリアルな見た目から「写真映えする」とInstagramで投稿する方もいます。
見た目だけでなく香りや感触の違いがポイント
スクイーズの購入者はSNSやレビュー動画から見た目のリアルさに惹かれて購入する人が多いようですが、買って使わなければ分からない魅力もあります。
スクイーズには種類によって低反発と高反発があり、デザインとなるモチーフのイメージによって分けているようです。
また、スクイーズには食べ物のデザインが多く、その食べ物によって香りを付け、本物っぽさを表現しています。
遊び心ある店内が魅力 モッシュ
原宿にはモッシュというスクイーズ専門店があります。最近このお店のスクイーズが、質の良くバリエーションが豊富ということで人気を集めています。
さらに、モッシュは商品だけではなく、その店内にもこだわりを持ち、入るだけでワクワクするようなお店なのです。
柔らかいと評判 ブルームのスクイーズ
モッシュで販売しているのはスクイーズの人気ブランド『BLOOM』(ブルーム)のスクイーズなのですが、他のものと何が違うのでしょうか。
その秘密は柔らかさにありました。BLOOMのスクイーズは他ブラントのものよりも柔らかく、丈夫なのが特徴です。
スクイーズで遊ぶ際には、握ったり、潰したりなど、強い力を入れるため、柔らかさと丈夫さを兼ね備えるのは難しいようです。
その柔らかさと丈夫さから子どもたちの間でこのBLOOMのスクイーズがとても人気となっています。
香り付きの商品が多い
スクイーズには、良い香りがついているものがあります。
特にこのモッシュには、香り付きのスクイーズの種類が多く、甘い香りが店内に広がり、お客さんの心を引き付けているのです。
他のお店よりも多い香り付きスクイーズを求め、竹下通りから少し外れた通りにあるにも関わらず、小学生や子ども連れ以外に、高校生や外国人なども訪れています。
サンプルが触れるお試しコーナーも
スクイーズの購入を考える時にはやはり本物を触って考えたい所ですが、商品をむやみやたらに触るのは気が引けると思います。
モッシュでは、何十個ものスクイーズを触って遊べるお試しコーナーが設置されています。
触って感触を確かめることができるのは、どのスクイーズにしようかと悩んでいる人には嬉しいサービスですね。
大量のスクイーズが入ったプールが話題
ここモッシュでは、100万円分のスクイーズが入れられたプールが話題を呼んでいます。
床一面に期間毎に変わる可愛いスクイーズが並べられ、中に入り子どもたちが遊ぶことができます。
また、壁には可愛いモッシュのキャラクターが描かれ、写真映えすることから、子どもが楽しむ姿を写真に収めようと親子連れによく利用されているようです。
- 店舗名:MOOSH SQUISHY(モッシュ スクイーズ)
- 住所:東京都渋谷区神宮前1-16-7 ステップイン原宿 1F
- 電話番号:090-4705-8080
- 営業時間:10:00~18:30
- 定休日:なし
- 公式HP
低価格で種類が豊富と人気 原宿ピクニック
スクイーズ専門店の『原宿ピクニック』では300~700円のスクイーズがたくさん販売されています。
スクイーズというと1つ1000円以上するものもありますが、原宿ピクニックは子どもたちがお小遣いで購入可能な価格設定となっています。
水系スクイーズが多く販売されている
水系スクイーズとは、そのポリウレタンでできたスクイーズの中に水が入っているもののことです。
水が入っている分、通常のスクイーズよりも柔らかく、よりプルプルして、中の水が動くなど不思議な魅力があります。
特に原宿ピクニックの水系スクイーズには、表面が透明で中にキラキラしたラメが入っており、とても綺麗です。
この水系スクイーズにもたくさんの種類があり、原宿ピクニックでは水系スクイーズを求めてくる人も多くいます。
picにゃんのオリジナルスクイーズ
picにゃんとは、原宿ピクニックオリジナルのスクイーズキャラクターのことです。
picにゃんスクイーズは手のひらサイズのスクイーズが多く、価格も安いため、原宿ピクニックに来店する人のほとんどが購入するほどの人気だそうです。
picにゃんのスクイーズには、picにゃんの形をしたスクイーズもありますが、中にはスライム状のスクイーズもあります。
他にもROUND1とコラボレーションした商品が作られるなど、原宿ピクニックを代表する大人気キャラクターなのです。
店舗名:原宿ピクニック(ハラジュクピクニック) 住所:東京都渋谷区神宮前1ー14ー2 ルポンテビル1F 電話番号:03-3746-1269 営業時間:10:30~21:30 定休日:年中無休
激安雑貨の老舗 ファンシーポケット
『ファンシーポケット』とは、サン宝石が運営しているとても安い価格で雑貨を取り扱っているお店です。
その中でもスクイーズは、ファンシーポケットが特に力を入れている商品で、子どもに優しい価格で販売しています。
もうすでにハロウィンデザインのスクイーズを用意しており、流行の前線を行くスクイーズ専門店です。
小さなスクイーズがリーズナブル
ファンシーポケットでは、何と言ってもその安価な価格帯が魅力です。
特に小さなストラップ付きのスクイーズは100~300円ととてもリーズナブルな値段で揃っています。
また、食べ物や動物、キャラクターと、デザインや色違いの種類も多く、子どもたちがお揃いで購入していくことも多いようです。
デコイーズがおすすめ
デコイーズとは、通常の食べ物のスクイーズにデコレーションをしてあるスクイーズのことです。
アイスやパンケーキなどのスイーツのスクイーズに多く、フォンシーポケットでしか買うことのできないデコイーズも販売しています。
デコレーションの種類も多く、動物やキャラクターなどの大き目なものが付いているデコイーズも販売されています。
子どもが喜ぶDIYキット
最近では、色付けされていない真っ白なスクイーズにデコレーションする、『DIYスクイーズ』が流行しています。お気に入りのスクイーズに貼るシールなどのセットパックも販売されていて、この世に1つだけの自分専用のスクイーズを作ることができることです。
真っ白なスクイーズであっても、種類は豊富に揃っており、より個性を出しやすくなっています。
また、友達とデコレーション用のセットパックの中身を交換することで、よりバリエーションを出す人も多いようです。
店舗名:ファンシーポケット原宿店(ファンシーポケットハラジュクテン) 住所:東京都渋谷区神宮前1-19-2 ミノワビル 2F 電話番号:03-5414-1288 営業時間:午前10:00~18:00(土日祝日及び春・夏・冬休み期間中・12/31除くは~19:00) 定休日:1月1日、毎週水曜日(日や春・夏・冬休み期間中は営業) 公式HP
2017年オープンのスクイーズ専門店 R27
R27(アールトゥエンティセブン)とは、2017年に原宿にオープンした海外のスクイーズを取り揃えているスクイーズ専門店です。
店内は原宿っぽさが溢れる内装になっており、お客さんはここでしか買えないスクイーズを求め、足を運んでいます。
ビッグな海外のスクイーズが手に入る
海外のスクイーズは少し大きいサイズのものが多く、日本ではあまり手に入れることはできませんでした。
しかし、R27では、少し大きいサイズの海外ブランド『ぷに丸』が購入できます。レアなスクイーズを求め、R27に訪れています。
子どもに人気の大きいスクイーズですが、サイズが大きい分、値段も高くなるため、子ども用のプレゼントとして購入する親の姿が良く見られます。
ゆめかわや動物系の可愛らしいスクイーズ
R27には、ここでしか買うことのできないスクイーズもたくさん揃っており、特に全長約12cmの『ワッフルちゃん』はデコイーズの中でも人気を集めています。
また、R27 では、一般的なスイーツのスクイーズだけではなく、動物のスクイーズが多いことで有名です。
特にスイーツと動物を掛け合わせたスクイーズの『ロングロールケーキ』は様々な種類が入荷されています。
店舗名:R27(アールトゥエンティセブン) 住所:東京都渋谷区神宮前1丁目16-5 RYUアパルトマン4F 営業時間:平日13:00〜18:00、土日祝11:00〜19:00 定休日:年中無休 公式HP
レア商品が集まる 日本スクイーズセンター
日本スクイーズセンターは、日本初のスクイーズ専門店です。スクイーズ好きの間では『スクセン』という愛称で呼ばれています。
日本初のスクイーズ専門店ということもあり、店内に入りきらない程のお客さんが訪れ、お店の外に行列ができる日もあるそうです。
ここでしか買えない東京ベーカリー
東京ベーカリーとは、日本スクイーズセンターで扱っているスクイーズのメーカーです。
日本スクイーズセンターの商品の中には、日本スクイーズセンターでしか買えない東京ベーカリーのスクイーズや海外ブランドKiibru、Areedyなどのスクイーズがあり、手に入りにくいレアなスクイーズを求め、お客さんが足を運んでいます。
予約が必要な日に注意
日本スクイーズセンターでは、お客さんが多く訪れ、行列が見込まれる日には予約が必要です。
特に休日や祝日は、予約制の可能性が高いため、公式ホームページから予約状況を確認して、お店に訪れるようにしましょう。
店舗名:日本スクイーズセンター (ニホンスクイーズセンター) 住所:東京都 渋谷区神宮前3-24-2 原宿通り 原宿MYビル2F 営業時間:10:30~17:30 定休日:不定休(HPにて告知)(一部予約制) 公式HP
原宿でスクイーズの手作り体験ができる
2018年3月に、日本スクイーズ協会がスクイーズ教室を原宿に開きました。
この教室では、先生の指導のもと、好きなスクイーズを作ることができ、オリジナルのデコレーションをすることもできます。
また、難易度も3段階に分かれており、年齢にかかわらず気軽に学びに行けるスクイーズの教室です。
スクイーズ教室の参加は2歳から可能
スクイーズ作りには、元となるスクイーズを作るものやデコレーションのパーツ作りまで、体験する内容によって様々なパックがあります。
中には、2歳から参加することができる体験もあり、参加者の多くは親子連れが多いようです。
1つずつ先生が丁寧に教えてくれるので、小さなお子さんでも安心して参加できます。
デコレーションスクイーズ作りが楽しめる
スクイーズ教室では、この世に1つだけのデコレーションスクイーズを作ることもできます。
同じ形のスクイーズでも、さまざまなパーツを組み合わせることで、個性あふれるスクイーズを作ることができると話題になっています。
スクイーズ作りには予約が必要なため、必ず公式ホームページで予約した後に訪れるようにしましょう。
店舗名:日本スクイーズ協会(ニホンスクイーズキョウカイ) 住所:東京都渋谷区神宮前1-8-24 175番館別館101号室 電話番号:03-6804-1534 営業時間:平日10:30~17:00(13:00~14:00休憩)土日祝10:30~17:00 定休日:金曜日 公式HP
実際に触り、香りを確かめて買う喜びがある
スクイーズには、ただ柔らかいというだけではなく、触感の違いや香り、デコレーションなどさまざまな違いがあり、魅力があるようです。各スクイーズ専門店には、そこでしか買うことのできないスクイーズもあるので、1度足を運び、実際に触ってみてはいかがでしょう。