クアラルンプールの中心で歴史を学ぶ。マレーシア国立博物館へ行ってみよう。

2019.10.14

マレーシアの首都クアラルンプールの玄関口セントラル・ステーションのほど近くには、特徴的な建物のマレーシア国立博物館が建っています。アクセス良好な博物館で、マレーシアの歴史を学んでみましょう。この記事では、マレーシア国立博物館の歴史や基本情報、楽しみ方をご紹介します。

マレーシア国立博物館とは

マレーシア国立博物館は、1906年に当時マレーシアを占領していたイギリス政府によって設立されたセランゴール博物館を前身としています。

第二次世界大戦中には空爆によって多くの所蔵品が失われ、博物館は仮設の建物で運営されていました。独立後の1963年に、第3代国王の下で現在の博物館が再建されています。

博物館の建築は伝統的なマレーシアの宮殿建築を模していて、東半分と西半分に用いられたそれぞれ13本のコンクリート柱は、マレーシアの13の州を象徴しているそうです。

マレーシア国立博物館の基本情報

ここでは入場料や開館時間など、マレーシア国立博物館を訪れるための基本情報をご紹介します。

マレーシア国立博物館へのアクセスや駐車場情報

マレーシア国立博物館へは、2017年に開通したばかりの地下鉄(MRT)のMUZIUM NEGARA駅が最寄り駅です。

様々な路線が乗り入れるクアラルンプール最大の鉄道駅セントラルステーション(KL SENTRAL)からも北へ徒歩500メートルほど。

但し、MRTの駅構内を横断するために0.8リンギットを支払う必要があります。1リンギット(以下、MR)は日本円で約25円です。広い駐車場も隣接していて、1時間3MRで利用できます。

マレーシア国立博物館の開館時間と入場料

博物館の開館時間は9:00am6:00pmで原則無給です。但し、イスラム教の祝日であるハリラヤには閉館しますが、毎年、暦に応じて日程が変わるので夏季に訪問予定の方はチェックをお忘れなく。海外からの観光客の入場料は、大人が5MR612歳の子どもが2MR6歳以下の子どもは無料となっています。館内では、私的利用であれば、写真や動画の撮影ができます。

マレーシア国立博物館の楽しみ方

マレーシア国立博物館は、時代ごとに区分された展示でマレーシアの歴史を分かりやすく学ぶことができます。そんなマレーシア国立博物館の展示方法とともに、その他の楽しみ方をご紹介します。

4つの時代区分でたどるマレーシアの歴史

マレーシア国立博物館は大きく4つの展示ホールに分かれ、それぞれ異なる時代区分に割り当てられています。

ギャラリーAは先史時代がテーマで、ペラ州の洞窟で見つかった東南アジア最古の人骨のレプリカや、紀元1世紀頃のドンソン文化の銅器などが展示されています。

ギャラリーBでは、マレーシアの諸王国の歴史や文化にスポットを当てていて、とりわけ、15世紀に栄えたイスラム教の港湾都市国家マラッカ王国にまつわるきらびやかな装飾品が見どころです。

続く、ギャラリーCでは、ポルトガルやイギリス、日本の植民地として圧政に耐えてきたマレーシアの歴史を振り返り、

ギャラリーDでは、独立以降から現在まで多民族国家として歩んできた道のりを紹介しています。

乗り物好きはのぞいておきたい屋外展示

マレーシア国立博物館では屋外展示も見どころです。

伝統的な牛車や馬車の荷台、機関車、マレーシア最初の国産車や東南アジアに唯一存在したケーブルカーなど、マレーシアの歴史と風土を感じられるめずらしい乗り物が並んでいます。

王様が所有した伝統的な高床式住宅などもあり、屋外博物館好き、乗り物好きは足を伸ばしたい展示となっています。

日本語のガイドツアーに参加しよう

マレーシア国立博物館では、ボランティアによる多言語のガイドツアーを無料で開催しています。日本語は、火曜、木曜、金曜、土曜の10:00amから1時間開催されていますので、マレーシアの歴史や文化をよりディープに知りたい方は是非スケジュールを合わせて訪問してみましょう。

近隣のイスラム美術館もおすすめ

マレーシア国立博物館を見学したら、そこから徒歩10分ほどのイスラム美術館を訪れるのもおすすめです。イスラムの精緻なアラベスク文様や細密画が見られるほか、落ち着いたレストランでの食事も楽しめるため、マレーシアの文化と芸術にゆっくり浸ることができるでしょう。

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