記憶に残るドラマの最終回。感動シーンから衝撃のラストまでを紹介

2018.11.14

今まで見たドラマで、どんなものが記憶に残っていますか?良作と言われるドラマほど最終回の出来もよく、何度でも見たくなるものです。感動シーンや衝撃シーンで話題となった、記憶に残るドラマの最終回を紹介します。ネタバレ満載なので注意してください。

ドラマの最終回は見逃せない

ドラマを見はじめると、最終回を見ずにはいられませんよね。物語がどう決着するのかが気になりますし、謎や恋の行方も気がかりです。

物語の『結』の部分となる最終回は、初回と同じくらい重要なのです。

ラストにどんでん返しがあることも

ドラマでは、ラストでいきなり本性を現す人や、浮き彫りにされる真実も珍しくありません。

あまり面白くないと感じていたドラマでも、ラストのどんでん返しが鮮やかなら、「面白かった」という評価に変わることもあるのです。

最終回まで高視聴率だった歴代ドラマ

初回から視聴率の高い人気ドラマは、最終回ではさらに高い視聴率となる傾向があります。ここでは、歴代の人気ドラマの中でも、最終回まで高視聴率をキープしていたドラマを紹介します。

半沢直樹

『半沢直樹』は池井戸潤の原作をドラマ化したもので、2013年7~9月に放送されました。平均視聴率は28.7%、最終回は42.2%という高視聴率を記録し、その年に放送されたドラマの中では群を抜く人気を博しました。

物語は、銀行を舞台とした勧善懲悪もので、『サラリーマンチャンバラ劇』とも呼ばれます。組織や上役による圧力や逆境に、毅然と立ち向かう半沢直樹の姿に、会社組織に属するサラリーマンからの共感が集まりました。

最終回では半沢直樹が宿敵を土下座させ、100倍返しを成功させた場面は、特に話題を呼びました。

ただし、その後の展開で相手がクビにならなかったこと、逆に半沢直樹が出向させられたことから、現在も多くの人が続編を期待しています。

積木くずし

際どい家庭内暴力シーンが話題となったのが、1983年2~3月に放送された『積木くずし』です。当時社会現象にまでなったドラマは、45.3%という高い視聴率で最終回を迎えました。

原作は俳優・穂積隆信と実娘の葛藤を描いたノンフィクションです。いじめが原因でぐれてしまう娘と、どう対応していいかわからない親子のやり取りで、家庭崩壊の様子がリアルに伝わってきます。

最終回ではついに娘が女性非行グループから脱退し、更生します。

ただし『香織里は、学校へは行かない事が多く、シンナーも時々、吸っている』というエンドロールで終わるため、完全なハッピーエンドというわけにはいきませんでした。

Beautiful Life

木村拓哉と常盤貴子という人気俳優を主役に置き、大ヒットしたのが『Beautiful Life』です。ドラマは00年1~3月まで放送され、最終回の視聴率は41.3%を記録しました。

物語は、木村拓哉演じる凄腕美容師と、常盤貴子演じる車いすの図書館司書のラブストーリーです。紆余曲折あって恋人同志になった2人が、最終回では女性の死という悲しい結末を迎えます。

女性の「この世は綺麗だった」という言葉に涙腺崩壊した人も多く、現在も『泣けるドラマ』を聞かれると、多くの人がこのドラマを挙げています。

衝撃の最終回、ラストが印象深いドラマ

最終回のインパクトが強ければ強いほど、そのドラマは人々にとって忘れられないものとなります。ここでは「あのラストは強烈だった」と言われるドラマを紹介します。

魔王

韓国ドラマのリメイクとして人気を博したのが『魔王』です。嵐のリーダー・大野智と生田斗真のW主演として話題を集め、08年7~9月まで放送されました。

物語は、弟を殺され復讐を誓う弁護士(大野)と、加害者であるものの無罪となり、強い罪悪感を持って生きる刑事(生田)を軸に展開します。

最終回では、2人が直接対決する場面が訪れます。全編を通して暗い雰囲気であることは一貫して変わらず、2人とも死んでしまうという悲しい最後でした。

アイドル主演にも関わらず、死という重い展開が待っていたことに、衝撃を受けた人も多かったようです。

もう誰も愛さない

『もう誰も愛さない』は、90年代にヒットした、吉田栄作主演のドラマです。91年4~6月まで放送され、最終回は視聴率23.8%を記録しました。

物語は、貧乏な主人公と孤児院育ちでお金に執着する女性、元都銀の女性行員が中心です。途中強者と弱者がコロコロ変わり、1話でも見逃すと話が分からなくなるため、『ジェットコースタードラマ』と呼ばれました。

最終回では男性は刺殺され、女性も病気や早期胎盤剥離で死亡します。このほかの登場人物もほぼ全員死んだり殺されたりしたため、最終回に衝撃を受けた視聴者は多かったようです。

振り返れば奴がいる

異色の医者ドラマとして人気を博したのが、93年1~3月まで放送された『振り返れば奴がいる』です。主演は、織田裕二と石黒賢で、最終回の視聴率は22.7%でした。

医者のヒューマンストーリーというよりは、医者同志の衝突や権力争いがメインとなっており、よくある医療ドラマとは一線を画しています。

はじめは石黒賢扮する熱血医師と、織田裕二扮する冷酷医師の対立や衝突が目立ちましたが、徐々に和解ムードも漂います。途中、視聴者は2人が仲良くなるのかと期待しますが、最終回では熱血医師は病死、天才外科医は刺殺されてしまいます。

主人公2人とも死ぬという意外な結末に、悲鳴を上げたファンも多かったのではないでしょうか。

感動の最終回、涙なしでは見られないドラマ

感動ドラマの最終回では、特に泣けるポイントが多く、ハンカチやティッシュの用意は必須です。ここでは涙なしには見られない、おすすめの感動ドラマを紹介します。

1リットルの涙

難病『脊髄小脳変性症』を発症した女性のノンフィクションをドラマ化したのが、『1リットルの涙』です。これは05年10~12月まで、沢尻エリカ主演で放送されました。

ドラマは中学時代に突然病気を発症し、徐々に体が動かなくなっていく少女の苦悩や、周りの人々との交流を描いたものです。

最終回では、主人公はついに日々の想いをしたためる日記さえ記すことができなくなります。それでも生きることの素晴らしさを訴え、前向きに生きようとする姿は多くの人の共感を誘いました。

主人公の死はドラマ最初から分かっていたとはいえ、亡くなるシーンでは号泣した人も多かったようです。

僕の生きる道

SMAPの主題歌『世界に一つだけの花』でも話題になったのが、『僕の生きる道』です。これは03年1~3月まで、草彅剛主演で放送されました。

物語のテーマは『死』であり、余命1年間を告げられた男性教師が、残りの人生を悔いなく生きようとする様子を描いています。

最終回では、打ち解けあった生徒たちが、男性教師のために『仰げば尊し』を歌うシーンに泣けた人が多かったようです。

そのまま彼は意識を失い亡くなってしまいますが、生徒たちと心を通わせたこと、素晴らしい伴侶を得たことなど、余命宣告後の1年は、これまでの人生で最も充足した時間となりました。

草彅剛の抑えた演技も素晴らしく、『生きていくことの意味』を考えさせるドラマです。

とんび

『とんび』は重松清原作の、父と子のホームドラマです。13年1~3月まで放送され、昭和気質な父を内野聖陽が、出来の良い息子を佐藤健が演じています。

見た目のカッコよさや綺麗さにこだわったドラマが多い中、このドラマでは、人の優しさや思いやり、親子の絆といった丁寧な内面描写が目立ちます。

「ドラマを見て温かい気持ちになった」という人が多く、高い視聴率に結びつきました。最終回では誰かが死んだり大事件が起こったりするわけでもなく、誰の人生にも起こりうる出会いや別れが丁寧に描かれています。

現代日本が失いかけていた温かい人情を感じさせる物語は、衝撃的なシーンがなくても自然と涙がこぼれくるのではないでしょうか。

最終回がちょっとモヤモヤ?続編期待ドラマ

最終回で物語は終わるとはいえ、すべてのドラマがすっきり終わるわけではありません。

見終わったあと「今の何だったの?」と言いたくなるようなものもあり、放送中より最終回後の方が話題に上るドラマもあります。ここでは議論を呼んだ最終回を持つドラマを紹介します。

CRISIS 公安機動捜査隊特捜班

「続きがどうなったのかハッキリして!」と多くの人がモヤモヤしているのが『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』です。

小栗旬、西島秀俊といった主役たちが属するのは、国家を揺るがす事件に立ち向かうために設立された『公安機動捜査隊特捜班』です。

物語中、さまざまな事件に対峙しますが、事件の背後に『国家』の存在を感じています。

最終回の事件でも、犯人は国家によって隠蔽・射殺されたうえ、班員たちは国家に絶望してしまうなど、すっきりしないまま事件は収束しました。

「何も解決していないけどどうするの?」と思っていると、ドラマ内に「緊急ニュースです」とアナウンスが入り、ジ・エンドです。

ドラマ終了後のSNSでは、「班員がテロリストになったのでは?」という意見もあり、多くの人がモヤモヤした最終回となりました。

シグナル

真相がわからずモヤモヤするのが『シグナル』です。こちらは18年4~6月まで放送されたサスペンスもので、韓国ドラマが原作です。

物語のポイントとなるのが、『過去の人物と話すことができる無線機』です。主人公はこれを使って過去の人物と連絡を取り、過去の事件を食い止め、未来を変えようとします。

最終回では様々な伏線が回収され、無線の相手も同じ時代に生きていることが分かりました。これから2人が会う、というところで再び無線機が鳴り出し、物語は終わります。

ドラマ終了後は「なぜ無線機が鳴ったの?」と疑問を持つ人が多く、議論を呼びました。

奥様は取り扱い注意

映画化前提の終わり方にモヤモヤするのが『奥様は取り扱い注意』です。こちらは17年10~12月まで放送され、主演は綾瀬はるかと西島秀俊が務めました。

ドラマ原案は『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』と同じ金城一紀です。物語は元特殊工作員の綾瀬はるかと、公安に勤める西島秀俊夫婦の周囲に巻き起こる騒動を描いています。

最終回では夫が妻に銃口を向け、銃声が響いて画面は暗転します。突然の終わりに、2人はどうなったのか気になる人も多く、議論を呼びました。

とはいえ映画化がすでに決定していたため、テレビドラマの最終回が本当の終わりではなかったということでしょう。

ラストを予想しながら見るのも楽しい

ドラマの出来は最終回に左右されると言っても過言ではありません。綺麗に終われば素直にスッキリしますが、予想と違えば、モヤモヤを感じてしまうこともあるでしょう。

しかし、スッキリするもモヤモヤして終わるも、それが最終回の醍醐味です。実際にどう感じるかは見終わるまではわからないため、気に入ったドラマは最終回までチェックしてみましょう。

期待通りにいかないとしても、ラストを予想する時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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