ベルリン美術館で芸術と世界遺産を堪能する旅をしてみよう。

2019.10.12

ベルリン美術館とはひとつの美術館のことではなく、ドイツのベルリン市内や「博物館島」ムゼウムスインゼルなどに点在するいくつかの美術館や博物館を総称したものです。「博物館島」は世界遺産にも登録されており、絵画館には日本の展覧会でも注目を浴びたフェルメールの作品も展示されています。世界でも類を見ないそうそうたる芸術群をさらっとご紹介していきます。

博物館島(ムゼウムスインゼル)にある博物館群

博物館島に点在する著名な美術館や博物館をご紹介します。

旧博物館

19世紀のドイツを代表する建築家カルル・フリードリッヒ・シンケルの設計によるギリシャ神殿風の博物館です。

第2次世界大戦で破壊されていますが、1960年代に再建され現在は古代ギリシアの出土品や陶器、ローマ時代のレリーフなどが展示されています。

新博物館

第二次世界大戦の戦火によって「博物館島」の中で一番多くの被害を受けたため、戦後長く廃墟となっていましたが、2009年10月に修復が完了し再館され、エジプト部門と先史・初期歴史博物館部門が展示されています。

この新博物館には古代エジプトの美女の1人といわれているネフェルティティ像が展示されています。現存する未完成の美しい胸像として有名です。

ネフェルティティ(Nefertiti、NeFeRTiTi、紀元前14世紀中葉)は、エジプト新王国時代の第18王朝のファラオであったアクエンアテン(aKH-eN-aToN, イクナートン、旧名アメンホテプ4世)の正妃であり、ファラオ・トゥト・アンク・アメン(TuT-aNKH-aMeN, ツタンカーメン)の義母(ネフェルティティの娘のアンケセナーメンがツタンカーメンと婚姻)にあたる。 ウィキペディアより引用

旧国立美術館

1876年に銀行家で美術品収集家のヨハン・ハインリヒ・ヴァーゲナーから遺贈されたコレクションによって開館されました。

第二次世界大戦の被害から修復後は1950年に再開され、東西ベルリン統一後は1992年からのリニューアル工事を経て、2001年から19世紀絵画の展示館となっています。

ボーデ博物館

1904年に開館したドームのある建物で、博物館島の北端に位置しており、建物の外壁は直接川に面して建てられています。

最初の名称はカイザー=フリードリヒ博物館でしたが、1956年にヴィルヘルム・フォン・ボーデ(1845-1929)の功績を讃えてボーデ博物館に改称されました。

フォン・ボーデは20世紀初期のベルリン美術館の総館長で、優れた経営手腕と専門的知識でコレクションの拡大や美術館の充実に手腕を発揮しました。

リニューアル工事後の2006年には彫刻コレクション、古代末期・ビザンティン部門、貨幣部門の美術館として全面再開しました。

ペルガモン博物館

「博物館島」の中でもっとも新しい博物館です、1930年に「旧博物館」の開館から百周年を記念して開館されました。

ヘレニズム彫刻の代表作の「ペルガモンの大祭壇」、バビロニアの「イシュタール門」など、古代の建造物が発掘されたときのまま館内に再構築されています。

話題のフェルメールが見られるベルリン絵画館

ベルリン絵画館はポツダム広場の西側、ティーアガルテン地区の文化フォーラム(Kulturforum)にあります。

13世紀から18世紀のヨーロッパ諸国の絵画の収蔵では世界有数の美術館で、所蔵されているコレクションには、日本でも人気の高いフェルメールの「真珠の首飾りの女」と「ワイングラスを持つ女」を始め、ラファエロ、レンブラント、ルーベンスなど名だたる巨匠の作品が並んでいます。

おすすめのベルリン美術館の本

最後にベルリン美術館に関するおすすめの本をご紹介します。旅行の前に鑑賞できる作品について調べておきたいという方には特におすすめです。

ヨーロッパ美術の精華 (ベルリン美術館)

ベルリン美術散歩 (とんぼの本)

今や芸術鑑賞にベルリンは外せない

芸術の街といえばフランスが定番でしたが、今美術や芸術で一番ホットな街がベルリンです。東西のドイツは、まったく新しいヨーロッパ都市として変貌を遂げ、巨大で壮大な美術館都市になりつつあります。今ではベルリンに行かず“芸術”は語れないといわれるまでになりました。

世界最大級の展示物の「ペルガモンの大祭壇」や、世界遺産となった美術館島から現代美術まで、さまざまな芸術に触れることができます。芸術を堪能できる街ベルリンを是非一度訪ねてみてください。

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