バイクのメーター交換で知っておきたいこと。交換の方法も紹介

2019.10.12

バイクのメーターは、より見やすさを追求したものや多機能なタイプなど、好みによって交換することができます。しかし、メーター交換によって査定や車検に影響が起こる可能性もあります。そこでここでは、メーター交換に関する知識と交換方法を紹介します。

2種類あるバイクのメーター

バイクのメーターは、表示形式により2種類があります。時計と同じ要領で、以下の2タイプに分かれます。

アナログ表示タイプ

バイクのメーターとして定番のタイプが、時計と同じ指針で表示する『アナログ表示タイプ』です。

バイクの純正品としても多く利用されているアナログ表示タイプは、独特のメカニカルな雰囲気を好む人も多いと言われています。

デジタル表示タイプ

もう1つが、『デジタル表示タイプ』です。名称からも分かるように、さまざまな情報がデジタル表示されます。ひと目で数値が分かる見やすさが特徴で、LED照明内蔵でより見やすさをアップさせた製品もあります。

時刻表示やアラーム機能など、多機能なデジタル表示タイプのメーターも多く販売されています。

メーター交換で走行距離はどうなる?

バイクのカスタムでメーター交換を行った際に気になる点の1つとして、走行距離の情報が引き継がれるか、という問題があります。

基本は距離がゼロからスタート

基本的に、メーターを交換してしまうと走行距離がゼロからスタートとなります。しかし、アナログ表示タイプのメーターなら、元のメーターの走行距離に合わせて調整することができますが、デジタル表示タイプでは走行距離の調整は不可能です。

つまり、走行距離を引き継げるかどうかは、メーターの種類にかかわってきます。

査定時には影響がある場合も

走行距離は、バイク売却時の査定に必要な情報です。メーター交換により総走行距離がリセットされた場合、実際の走行距離よりも少なくならないように、交換前の走行距離も業者に伝えましょう。

業者も注意して査定をしており、メーターを交換したバイクは、査定が安くなる場合もあります。

中古バイクの売却時に不正にメーターを操作し、総走行距離をごまかす手口が実際に多発しており、走行距離が分からないなど、買い手が不安になる場合は、バイクの買い取りができないなど、査定に影響が出る可能性があります。

そうした事態を防ぐためにも、走行距離はしっかりと事実を伝えてください。

車検時の注意点

車検では、著しく現状とは異なるスピードを示しているメーターは、車検に通りません。その誤差と許容範囲は、以下の通りです。

  • 2007年1月1日以降製造のバイク メーター表示が40km/hのとき、実速度30.9~42.55km/h
  • 2006年12月31日以前製造のバイク メーター表示が40km/hのとき、実速度30.9~44.44km/h

以上の数値から外れていた場合は車検に通らないばかりか、道路交通法違反となってしまいます。

また、総走行距離に関しては、車検証に最大値の記載が義務付けられています。

ショップなどでメーター交換を行った場合は、前のメーターの走行距離を確認した上で、交換した日付と走行距離を記録してくれますが、自分でメーター交換を行う際も、前のメーターの走行距離は控えておきましょう。

不自然な距離の記載や走行距離不明車とならないように注意が必要です。

メーター交換の方法

バイクのメーター交換は、ショップでプロに依頼せずとも、自分で行うことができます。そこで、自分でメーター交換を行う方法をまとめました。

準備するもの

メーター交換を行うときには、交換する新しいメーターの他に、以下のものを準備しておくと便利です。

  • バイクの配線図
  • プラスドライバー、メガネレンチなどの工具
  • ハーネス

配線図がない場合は、バイクのマニュアルを用意しておくといいでしょう。

メーター交換のやり方

最初に、使用中のメーター周りにあるパーツを取り除いてから、メーターのケーブルを外します。メーター本体を外してから、プラスドライバーを使ってギア側につながっているケーブルも外します。これで、古いメーターを取り外せます。

新しいメーターを取り付けるときは、外したときと逆の要領で、ギア側へすべてのケーブルを接続します。この時点で接続を間違えるとうまく作動しないので、どの配線がどこにつながるのかを確認しながら接続しましょう。

そして、配線を行う際はハンドル周りの動きを干渉しないように注意し、配線が完了した後はハンドルを動かして動作確認を行います。

きちんとメーターが動作しているかを確認し、最初に取り外した周辺パーツを元に戻すと、メーターの交換が完了です。

作業時の注意ポイント

古いメーターのケーブルは手で外すこともできますが、中にはなかなか外せないこともあります。そんなときは、用意しておいたペンチまたはプライヤーを使って外すと作業がしやすいはずです。

自力でメーターケーブルを外せない場合は、ショップに依頼することもできます。ケーブルを取り外しにくいタイプの車種の場合は料金が上がることもありますが、1600~3000円前後の工賃で依頼可能です。

メーター交換時の妨げになるため、カウルやライトを外すこともあるでしょう。もしライトを外した場合は、元に戻した後に必ず光軸の調整も忘れずに行うのが重要です。

特徴を理解してメーター交換を行おう

バイク用のメーターには、表示形式により2タイプがあります。カスタムの一環として自分で交換することもできるメーターですが、交換に伴い走行距離を引き継げないケース、車種によってはメーターケーブルの取り外しに手こずることもあります。メーター交換は、これらの特徴を理解した上で行いましょう。

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