漫画からサバイバルを学ぶ。サバイバル系漫画の名作を厳選紹介

2019.10.11

サバイバル漫画は数あれど、どうせ読むなら、元祖とも呼ぶべき名作を読みたい。そんな方向けに、比較的年代の古いサバイバル系漫画を「本格」「ホラー」「デスゲーム」とジャンル別に計6作品、厳選して紹介します。

最後まで生き抜け。本格サバイバル漫画

現実世界で危機におちいったとき、どう生き抜くか。「サバイバル」本来の意味を存分に味わえる名作2つを、まずは紹介します。

『サバイバル』さいとう・たかを

『ゴルゴ13』で知られる漫画家さいとう・たかをが1976-1978年にかけて連載した作品。大地震後にひとり残された少年サトルが生き抜くために自然や病気と格闘します。サバイバルにおける知識や知恵がふんだんに盛り込まれており、「サバイバル漫画」というジャンルを定着させた作品といえます。2015-2018年には『サバイバル~少年Sの記録~』としてリメイクもされました。

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『ドラゴンヘッド』望月峯太郎

1994-1999年の世紀末に連載されたサバイバル漫画です。突然の崩落事故でトンネルに閉じ込められた修学旅行帰りのテルたち。極限状態においこまれた人間のリアルが生々しく描かれます。とくにテルの同級生ノブオの狂気はすさまじいの一言。2003年には妻夫木聡主演で映画化もされた、本格サバイバル漫画好きには必見の作品です。

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戦慄のサバイバルホラー漫画

隔絶された閉所空間で、襲いくる異形のものと闘いながら生き延びる。そんな「サバイバルホラー」の名作漫画をつぎに2つ紹介します。

『漂流教室』楳図かずお

ホラー漫画界の巨匠・楳図かずおによって1972-1974年に連載された作品。「小学生たちが学校ごとタイムスリップして、荒廃した近未来でサバイバル」という奇抜な設定、先の読めない展開、緻密でおどろおどろしい描写によって人気を博しました。40年以上前の作品ですが、いま読んでもその世界観と恐怖と人間の残酷さがわたしたちを惹きつけます。

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『彼岸島』松本光司

2002-2010年に連載された作品。その後『彼岸島 最後の47日間』が続編として発表され、さらに続編である『彼岸島 48日後…』はいま(2019年)も連載中です。シリーズはじめの『彼岸島』では、隔絶した島のなかで、主人公の明たちが吸血鬼・邪鬼(オニ)・亡者などさまざまな異形のものと対峙します。正に「サバイバルホラー」と呼ぶにふさわしい一作です。

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誰が何のために?サバイバルゲーム漫画

最後に、デスゲーム系漫画を2作品どうぞ。

『バトル・ロワイアル』田口雅之、高見広春

1999年発刊の高見広春の小説をコミカライズした作品。2000年末には深作欣二監督、藤原竜也主演で映画化もされ話題になりました。「生存者1名になるまで中学生たちが殺しあう」という過激すぎる内容は、漫画版でさらにグレードアップ。「デスゲーム」というジャンルの隆盛はこの作品から始まったといっても過言ではないでしょう。

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『GANTZ』奥浩哉

デスゲームにSF要素がミックスされた作品。2000-2013年に連載され、わけのわからないままわけのわからない生物と殺しあう設定、また漫画でありながらCGを駆使した美麗かつグロテスクな描写から話題となりました。『GANTZ』では人があっけないほど突然に無意味に死にます。それが「妙にリアルだ」と感じる人には、一気読みするほどハマる漫画になることうけあいです。

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サバイバル漫画で極限状態を追体験しよう

サバイバル漫画の醍醐味のひとつは、人間の極限状態を追体験できることです。「自分だったらどうするか」。ここに紹介した6作品はいずれも、そんな思いにさせられるリアルな描写をもった名作ばかり。ぜひ人生経験を積んだ人ほど読んでいただきたい漫画です。もちろんハラハラドキドキの連続で、読み進むおもしろさも十分。どうぞ徹夜にご用心ください。

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