おのろけ豆ってどんなお菓子?名前の由来や登場したドラマをご紹介

2019.10.11

ユニークな名前の豆菓子として、日本橋などで昔から親しまれている「おのろけ豆」があります。落花生を衣に包んであぶり焼きにした素朴なお菓子で、人の温かさを描いたテレビドラマにも登場しています。おのろけ豆の概要や名前の由来などをご紹介します。

おのろけ豆とは

おのろけ豆の概要と名前の由来についてご紹介します。

おのろけ豆について

おのろけ豆は豆を原料とする豆菓子の1種で、砂糖や塩を混ぜた米粉を衣として落花生を包んであぶり焼きにしたものです。おのろけ豆の原料として使われることが多いのは寒梅粉(かんばいこ)です。

寒梅粉はもち米を加工して米粉にしたもので、梅が咲き始めるまだ寒い時期に新米を米粉にすることが多かったことから、寒梅粉と呼ばれます。

おのろけ豆の名前の由来

おのろけ豆は漢字表記では「御惚気豆」になります。御惚気はいわゆるおのろけのことで、夫婦や恋人が仲睦まじい様子を得意になって話す様子を表す言葉です。

おのろけという言葉が豆菓子の名称に用いられた正確な理由はわかっていませんが、伝統的な手作りの製法では中の豆と外の衣がくっつくことが多かったことから、夫婦や恋人の仲睦まじい様子にたとえておのろけ豆と呼ばれたと言われています。

また、衣に醤油を絡ませる過程において、豆の粒と粒がくっつくことが多く、それが仲良さそうな様子に見えることからおのろけ豆と呼ばれたとする説もあります。

  • 商品名:富澤の豆菓子 おのろけ豆 140g
  • 参考価格:415円(税込)
  • Amazon 商品ページはこちら

にほんばしえいたろうのおのろけ豆について

 

昔ながらのお菓子を伝えるブランドである、にほんばしえいたろうのおのろけ豆をご紹介します。

にほんばしえいたろうとは

にほんばしえいたろうとは、江戸時代から日本橋で和菓子を提供している老舗の和菓子舗である、榮太樓總本鋪が展開する和菓子のブランドとその店舗です。

江戸時代から続く和菓子を、子供や若い世代にもおやつとして気軽に楽しんでもらいたいという理念に基づいて、様々な昔ながらのお菓子を提供しています。

唐辛子や鰹節を用いたピーセン、レモンやりんごなどの果汁飴、黒糖やピーナッツを原料にしたかりんとうなどがあります。

にほんばしえいたろうのおのろけ豆

にほんばしえいたろうのおのろけ豆は、菓子の衣に醤油を用いて中にピーナッツを絡めた豆菓子です。昔ながらの味を大切にするにほんばしえいたろうらしく、素朴で濃い醤油の味が特徴です。

衣のところどころに入った裂け目が醤油の旨味の引き出し役になり、マイルドなピーナッツの風味が醤油の濃さに適度な旨味を加えています。

  • 名称:にほんばしえいたろう
  • 住所:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1丁目5-5
  • TEL:03-5475-8353
  • 営業時間:10:00〜21:00
  • 公式HP

おのろけ豆が使われたドラマのすいかについて

劇中でおのろけ豆が使われた、テレビドラマのすいかについてご紹介します。

おのろけ豆が使われたドラマ

すいかとは、2003年7月12日から同年の9月20日まで、毎週土曜日の21:00に放送されていたテレビドラマです。賄い付きの下宿に住むユニークな人々との交流を通じて、人生に悩む主人公が成長していく物語です。

おのろけ豆が登場するのはすいかの第6話です。主人公の基子が友人へのお土産として、三軒茶屋の豆店でありったけのおのろけ豆を買い求めるシーンがあります。

ちなみに、おのろけ豆を購入するシーンの撮影当日は雨が非常に強く、通行する一般の人の傘が写り込んでしまい、何度も撮り直しになったそうです。

おのろけ豆を楽しもう

おのろけ豆は夫婦や恋人のおのろけを意味するユニークな名前の豆菓子です。落花生を米粉の衣で包んで焼いたシンプルなお菓子で、日本橋などを中心に昔から親しまれてきたものです。

登場したドラマを鑑賞しつつ、おのろけ豆を楽しんでみてはいかがでしょうか。

その他のテーマ

ART

CULTURE

CRAFT

FOOD

TIME