温泉名所を訪れてリラックス。東北から九州まで人気の温泉地10選

2018.11.12

最近は秘湯ブームなどもあって、温泉名所を訪れる人も増えているようです。ここでは歴史があり歴史的有名人も含め多くの温泉愛好家に長きに渡って愛された温泉名所を、泉質や雰囲気などの魅力を中心に紹介します。

大人の温泉の選び方

大人の温泉の選び方には大きく2種類あります。まずは、いい泉質や珍しい泉質を求めるタイプです。そしてもう1つが泉質よりも雰囲気を重視するタイプとなります。もちろん両方を求める人もいるでしょう。

泉質や効能で選ぶ

温泉が趣味で、温泉の知識が豊富な人に多い温泉の選び方が泉質や効能で選ぶタイプです。このタイプの人は脱衣場もない野天風呂や、小屋しかない外湯なども好む傾向があります。

いわゆる秘湯と呼ばれる温泉地や温泉宿は、泉質と雰囲気の両方を兼ね備えている場合が多いようです。ひなびた雰囲気の山小屋風や古民家風が魅力といえます。

良い泉質やめずらしい泉質の温泉には湯治場もあり、こういったところは長期間滞在のため低料金にしているケースもあるようです。また、自炊設備・バス・トイレなしの簡易的な部屋を備えている所もあります。

温泉地の雰囲気で選ぶ

温泉地の雰囲気にも色々あります。たとえば、「自然の景観を楽しめる」というのも一つ重要なポイントです。海や湖の広大な景色が楽しめる水辺や、森の中や高原・渓谷が見える山辺など、選ぶポイントは様々です。

また、居酒屋や土産物屋が並ぶにぎやかな温泉街を選ぶかどうか、というのもポイントになるでしょう。内湯をじっくり楽しみたいのか・外湯巡りをしたいのか、といったところでも行く先は違ってきます。どんな温泉旅行にしたいのかをイメージして選ぶと良いでしょう。

関東で人気の温泉名所

関東で名前が浮かぶ温泉といえば栃木県の那須温泉や鬼怒川温泉、神奈川県の箱根温泉、群馬県の草津温泉や伊香保温泉ですが、ここでは景色のいい鬼怒川温泉と泉質がすばらしい草津温泉を紹介します。

壮大な風景が楽しめる鬼怒川温泉

鬼怒川温泉は関東有数の大型温泉地として発展してきました。鬼怒川渓谷の両岸に大型ホテルや旅館が立ち並び、ホテル・旅館の窓からの壮大な渓谷の風景が魅力です。

泉質は疲労回復や健康増進に効き、肌にもやさしいアルカリ性単純温泉で、総源泉数32、麻毎分3573リットルの湯量を誇っています。

  • 温泉名:鬼怒川温泉
  • 住所:栃木県日光市鬼怒川温泉大原
  • 電話番号: 0288-22-1525(日光市観光協会)
  • アクセス:東武鬼怒川温泉駅下車
  • 公式HP

湯もみが名物の草津温泉

有馬温泉、下呂温泉とともに日本三名泉に名を連ねる草津温泉は、泉質で有名な温泉です。泉質は基本が酸性泉で、場所によっては硫黄泉などもあります。

泉温は44度以上で高いですが、加水をすると成分が薄められため、板で混ぜる「湯もみ」という方法でお湯の温度を適温化する温泉施設があります。「時間湯」と呼ばれ湯長が入浴時間を計測して管理しているのです。

また殺菌作用がありますので、皮膚病などにも効果があります。刺激の強い温泉ですので周辺には「草津の仕上げ湯」と呼ばれる泉質の優しい温泉もあるようです。

  • 温泉名:草津温泉
  • 住所:群馬県吾妻郡草津町28
  • 電話番号: 0279-88-0800
  • アクセス:長野原草津口駅からバスで25分
  • 公式HP

関西で人気の温泉名所

関西で人気の温泉といえば兵庫県の有馬温泉や城崎温泉・和歌山の白浜温泉・京都府の天橋立温泉や湯の花温泉ですが、ここでは温泉街と外湯が充実した城崎温泉と景色がすばらしい天橋立温泉を紹介します。

平安の情緒が残る城崎温泉

城崎温泉は雰囲気のある温泉街として日本でも有数の温泉地です。川沿いに旅館がならびますが、川岸の柳の並木が情緒を感じさせます。

城崎温泉は古くから伝わる言い伝えがあるのです。7世紀にコウノトリが傷を癒したという鴻の湯の由来や、8世紀には道智上人が病で悩む人々を救うためこの地で千日修行の末、湧出したとされる説もあります。まさに平安時代からの温泉です。

城崎温泉は外湯が充実していることで知られ、現在7つの外湯があります。伝説にも登場するほどの歴史がありますが、今風の露天風呂もあるようです。宿に宿泊すれば無料で外湯巡りができるでしょう。

  • 温泉名:城崎温泉
  • 住所:兵庫県豊岡市城崎町湯島357-1
  • 電話番号: 0796-32-3663
  • 公式HP

柔らかなお湯で肌を潤す天橋立温泉

天橋立は日本三景のひとつとして景色の良さで有名ですが、さらに温泉もあるというのは最近知られるようになってきました。実は1999年に掘り当てた新しい温泉です。

新しい温泉ですが泉質はナトリウム-塩化物泉又はナトリウム-炭酸水素塩泉で、まさしくお肌を潤す美人の湯です。天橋立の景色と美人の湯の両方が楽しめる贅沢な温泉地と言えます。

東北で人気の温泉名所

東北ではにごり湯の硫黄泉で、混浴露天風呂でも有名な乳頭温泉と、温泉街の雰囲気が日本でも人気上位の銀山温泉を紹介します。

様々な泉質がある乳頭温泉

秋田県の乳頭温泉は日本の人気温泉ランキングで常に上位になる秘湯です。特に乳白色の硫黄泉の混浴露天風呂が人気の秘密になっています。

乳頭温泉で人気の『鶴の湯』は茅葺の平屋の宿が有名で、韓国ドラマ『アイリス』のロケ地になるなど話題も多い温泉です。雪に覆われる冬は特に魅力があります。

『鶴の湯』には白湯・黒湯・中の湯・滝の湯という4種類の泉質の風呂があり、よく知られている混浴露天風呂は含硫黄・ナトリウム・カルシウム塩化物・炭酸水素泉などです。

温泉が飲める銀山温泉

山形県の銀山温泉は大正ロマンの宿が川沿いに並ぶ風情ある温泉街です。特に雪に覆われる冬や淡い光に包まれる夜はとても魅力的でしょう。アメリカ人の女将がいたことでも知られています。

銀山温泉の泉質はナトリウム-塩化物・硫酸塩泉で肌によい、いわゆる美肌の湯ですが、飲むこともでき、消化器疾患等に効能があるようです。

東海で人気の温泉名所

東海では東京の奥座敷といわれる熱海温泉と、奥飛騨温泉郷もある岐阜の下呂温泉を紹介します。下呂温泉は日本三名泉の1つです。

徳川家康も訪問した熱海温泉

6世紀に海から熱いお湯が出て魚に被害がでたという話から「熱い海」と呼ばれたことが熱海温泉の名前の由来とされています。

江戸時代には徳川家康が7日間湯治をしたという記録もあり、徳川家には気に入られていました。明治以降は文人墨客が多く訪れ、尾崎紅葉の「金色夜叉」は有名です。

あまりにも有名で新婚旅行先になったり、バブル期の団体旅行でにぎわい、歓楽街が発展しました。今もこだわりのある個人客向けに趣を変えて頑張っています。泉質は美肌成分豊富なナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉です。

  • 温泉名:熱海温泉
  • 住所:静岡県熱海市
  • 電話番号: :0557-85-2222
  • アクセス:熱海駅から徒歩で1分
  • 公式HP

日本三名泉の1つ、下呂温泉

岐阜県の下呂温泉も歴史が古く、有馬温泉・草津温泉とならんで日本三名泉と称されています。

飛騨川沿いを中心に旅館・ホテルが並ぶ温泉街のレトロな雰囲気が人気の1つです。泉質は単純温泉ですがph9とアルカリ性が非常に強く、いわゆる美人の湯となっています。

  • 温泉名:下呂温泉
  • 住所:岐阜県下呂市湯之島801-2
  • 電話番号: :0576-25-2064
  • 公式HP

九州で人気の温泉名所

九州では湧出量、源泉数で日本一であり、泉質数も豊富な別府温泉と『九州の小京都』と称される落ち着いた町並みと美肌の湯で有名な人吉温泉を紹介します。

10種類の泉質がある別府温泉

大分県の別府温泉は湧出量も源泉の数も日本一で、湧出量はアメリカのイエローストーン国立公園に次ぐ世界2位、人が入る温泉地としては世界一という驚くべき温泉です。

源泉数は2000を超え、日本の掲示用泉質(温泉で掲示できる標準的泉質名)11種類のうち10種類が入浴に使われています。

  • 温泉名:別府温泉
  • 住所:大分県別府市北浜ほか
  • 営業時間:7:30〜21:00、日曜8:30〜19:00
  • アクセス:別府駅から徒歩で5分
  • 公式HP

美肌の湯として有名な人吉温泉

熊本県の人吉温泉は『九州の小京都』と称され、球磨川沿いに旅館が立ち並ぶ落ち着いた町並みが魅力です。昭和レトロを思わせる個性的な立ち寄り湯も多くあります。

泉質は炭酸水素塩泉で、硫酸塩泉とともに美肌の湯です。また人吉は球磨焼酎でも知られていて、熊本地震の影響も少なく注目の温泉地とされています。

  • 温泉名:人吉温泉観光協会
  • 住所:熊本県人吉市
  • 電話番号:0966-22-2111
  • アクセス:人吉駅から徒歩
  • 公式HP

温泉の名所でリラックスした休日を

期待を裏切らない名のある温泉地ばかりを、その魅力を中心に紹介しました。どの温泉もそれぞれの魅力があって、健康的でリラックスした休日を過ごすことができるでしょう。

休みの日には、温泉名所でゆっくり体を温めてはいかがでしょうか。

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