パクチーとコリアンダーの違いは?パクチーには別名がたくさんある?

2019.10.08

パクチーはタイ料理やベトナム料理でお馴染みのちょっぴりクセがある香草です。そしてパクチーとよく似ているコリアンダーはスパイスとして有名です。この記事では、パクチーとコリアンダーの違い、そしてたくさんあるパクチーの別名を調べてみました。

パクチーとコリアンダーの違いは?

ちょっぴりクセがある味と香りで好みがわかれるパクチーとコリアンダー。パクチーとコリアンダーはよく似ていますが、果たして同じものなのでしょうか?

パクチーとコリアンダーは同じ植物

結論からいうと、パクチーとコリアンダーは同じ植物です。しかし、使われている部分が違うため、厳密には「同じ植物のことを指す言葉だが、違うもの」ということができるでしょう。

一般的にパクチーというと主に葉のことを指すのに対し、コリアンダーに使用される部分は実です。コリアンダーはそのままで使うときもあれば、パウダー状に細かくしたものを使用することもあります。

同じ植物なのにパクチーよりもコリアンダーの方が知名度が低いのは、多くの場合ブレンドされたスパイスとして使われているからでしょう。コリアンダーが苦手だからといってカレーに入っている香辛料を抜くことは難しいですし、パクチーのように形がわかるように出てくることが少ないため、パクチーとコリアンダーは同じなの?違うの?と疑問を持つ人が多いのだと考えられます。

どんな成分が含まれている?

パクチーには、βカロテンやビタミンE、ビタミンK、カルシウムなどの成分が含まれています。味は少々苦手という人も多いですが、βカロテンはにんじんよりも多いといわれていますから、魅力的な野菜ですね。ちなみにパクチーの独特の香りの理由は、ゲラニオールとリナロールという成分によるもので、これがエスニック特有の独特な匂いを醸し出してくれるのです。

別名はシラントロやシャンツァイ

パクチーはコリアンダーの他にもさまざまな呼び名があります。ちなみにパクチーはタイ語、コリアンダーは英語です。日本では古くは「コエンドロ」と呼ばれていました。スペイン語では「シラントロ」中国語では「香菜(シャンツァイ)」ミャンマーでは「ナンナンビン」などと呼ばれ、それぞれの国で古くからスパイスやハーブとして料理に活用されてきた歴史があります。

パクチーやコリアンダーはどんな料理に合う?

先ほど紹介したパクチーの香りの成分であるゲラニオールとリナロールは、熱を加えると失われてしまうので、パクチーは仕上げに使うのがポイントです。

パクチーの栄養を充分に活かすには、サラダなど生で食べるのがおすすめ。パクチーとアボカド、トマト、エビなどと一緒に生春巻きをつくるのもおすすめです。ガパオライスなどの炒め物、ベトナムの麺料理フォーなど熱を加える料理の場合も、最後に生のままトッピングしましょう。

一方コリアンダーは、パクチーが苦手な人にもおすすめ。香辛料なので、カレーと相性がよく、カレー粉やガラムマサラにブレンドされていることも良くあります。

コリアンダーはクミンなど香りの強すぎるスパイスをまろやかにしてくれる働きを持つため、ドライカレーなどにもよく使われています。またお酒とも相性がよく、ビールに入れるのもおすすめ。ビールにスパイス?と意外に思った人もいるかもしれませんが、意外にクセになるアクセントが楽しめます。

パウダーではなくシードのままのときは、砕いてサラダに乗せたり、肉や魚料理にまぶしたりしてもおいしく食べられます。葉にくらべるとクセがないので、パクチーが苦手だから食べられないのでは…と思わずコリアンダーを試してみるといいでしょう。

パクチーとコリアンダーを上手に使い分け

パクチーとコリアンダーは同じ植物ですが、使用する部位と使い方が違うということがわかりました。とくにパクチーはせっかくの魅力的な栄養を無駄にしないよう使い方に工夫しましょう。ぜひパクチーとコリアンダーのちゃんとした違いを知って、日々のお料理に役立てていきましょう。

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