釣り場への移動手段はやっぱり車。快適な車種と便利グッズを紹介

2019.10.05

釣りは荷物が多く、着替えや仮眠が必要なこともあるので、移動はやはり車が便利です。車なら人目や時間を気にする必要もなく、じっくりと釣りを楽しめるでしょう。釣りの時間を快適に過ごせるおすすめ車種と、便利な車内グッズを紹介します。

釣りに車は絶対必要なのか

公共の交通機関が発達している現代では、釣りにマイカーが不可欠ということはありません。しかし、釣りスポットに向けて自宅を出発してから帰るまでのあらゆるシーンを想定すると、やはりマイカーのほうが便利なことがわかります。

単なる移動手段としてだけでなく、休憩や仮眠、荷物のことなども考慮しながら、マイカーの必要性を検証してみましょう。

釣りは車なしでも、行けないことはない

よほどマニアックな場所でない限り、ほとんどの釣りスポットには電車やバスなどの公共交通機関を使って行けます。

レンタカーを利用したり、知人の車に乗せてもらったりという方法もあります。釣り道具を貸してくれるスポットも多く、マイカーや自分用の釣り道具を持っていなくても、釣りを楽しむことは充分可能です。

ただし釣りには大きな荷物や魚のニオイ、濡れや汚れがつきものですから、他人に迷惑をかけないように注意する必要があります。電車とレンタカーを例に、釣りに行くときの注意点を見ていきましょう。

電車で釣り場に

電車で釣りスポットに行く場合、もっとも気をつけたいのが荷物です。通勤ラッシュの時間帯に、釣り竿やクーラーバッグを持って電車に乗ると迷惑がかかってしまうでしょう。

また、駅までの道や階段で、重い荷物を持って移動するのはとても疲れます。とくに帰りは疲労に水や魚の重量が加わるので、一層大変な思いをすることが予想されます。

荷物はできるだけコンパクトにまとめ、キャリーに載せるなどの工夫が必要です。

さらに、ほとんどの釣りスポットは郊外にあるため、都心のように遅くまで電車が動いていないことも忘れてはいけません。本数も少ないので、帰りの時間に注意を払う必要があります。

電車では大きな荷物を持って行けず、時間も制限されるため、釣りの楽しみ方が限定されてしまうと言えます。

釣り用レンタカーも

レンタカーならたくさんの荷物を運べるほか、ラッシュの時間も気にする必要はありません。防水用のブルーシートやトレーを設置した、釣り用のレンタカーを用意している業者もあります。

ただし車種が限定されているため、行きたい日に予約が取れなかったり、汚れや返却時間が気になって思い切り楽しめなかったりなどのデメリットもあります。

また、レンタカー会社まで移動することも考えると、やはりマイカーのほうが便利と言えるでしょう。

車中泊や仮眠もしやすいマイカーがベスト?

遠くの釣り場へ行くときや、夜中に出発して早朝から釣るときなどは、車の中で仮眠や休憩ができると体力的にとても楽です。

マイカーなら誰にも気兼ねすることなく、好きなタイミングで食事や仮眠が取れます。釣り道具を常に積んでおけるので、思い立ったらすぐに行けるのもメリットです。

やはり釣りには、自分の車で行くのがベストではないでしょうか。

カスタムで快適度は無限大

せっかく釣り用に車を買うなら、できるだけ快適に過ごせるようにカスタマイズするのがおすすめです。

長い釣り竿や大きなクーラーボックス、着替えや仮眠グッズなどを効率的に収納する方法を紹介します。

ロッドホルダーで複数の釣り竿を収納

釣りの荷物でもっとも収納に悩むのが、釣り竿です。細長いので場所を取ってしまうばかりか、衝撃に弱いためほかの荷物とぶつかって変形したり、壊れたりすることがあります。

ロッドホルダーは、そのような釣り竿収納の悩みを解決する専用グッズです。車の天井部分に取り付けるので、釣り竿が邪魔にならず、しかも安全に収納できます。

2000円程度で買える手軽なものから、2万円ほどするものまでさまざまタイプがあり、取り付け方法や収納できる釣り竿の本数などが変わります。

車種や手持ちの釣り竿をよく確認して選びましょう。

ルーフキャリアで車内を広々と使える

車の屋根にルーフキャリアを取り付けると、車内を広く使え、大人数で釣りに行くときや、仮眠をとるときも快適に過ごせます。

釣り道具だけでなく、アウトドア用の椅子やテーブル、テントなども持って行けるので、長時間の滞在も可能です。釣り竿を収納できるタイプなら、天井にロッドホルダーを付ける必要もありません。

ただし車高が高くなるので、立体駐車場を使う人は注意が必要です。また、車種によっては取り付けられないものもあります。購入前に、大きさや取り付け方法をよく確認してください。

釣りも街乗りも快適な車

日常的に車を運転する予定なら、釣りに行くときだけではなく、市街地でも快適に走れるSUV(Sports Utility Vehicle)がおすすめです。

とくに日産のエクストレイルは、防水仕様の内装や燃費の良さから、ウインタースポーツや釣りなどのアウトドアレジャーに最適なSUVとして人気があります。

エクストレイルの特徴を詳しくみていきましょう。

日産のSUV、エクストレイル

エクストレイルは2018年のSUV 4WD車の中で、もっとも販売台数が多かった、人気の車です。

疲れた帰り道や渋滞中の高速道路でも楽に運転できるプロパイロットや、狭い道や駐車場でも安心なアラウンドビューモニターなど、先進の安全技術が搭載されています。

オリーブグリーンやコロナオレンジなどの、自然の景観に馴染むボディカラーも魅力です。

日産:エクストレイル

防水シートで掃除が簡単

釣りなどのアウトドアレジャーでは、服や荷物が汚れることが多く、車内が汚れないように乗る前に着替えたり、荷物を拭いたりする必要があります。とはいえ、遊んで疲れているときに、そのような作業をするのはとても面倒ですね。

エクストレイルは荷物を入れる部分が防水仕様になっているので、汚れた荷物をそのまま積み込んでも、あとですぐに拭きとれます。(ガソリン車のみ)

シートには防水透湿素材が使われており、濡れたウェアのまま座っても安心です。フロアも防水仕様なので、靴底の汚れも気にせずに済みます。

帰り支度が楽なのはもちろん、濡れた服を着たまま釣りスポットを移動するときにも、とても便利です。

低燃費で遠征も安心

頻繁に釣りに出かける場合は、ガソリン代も気になるところです。エクストレイルはエンジン回転数の無駄な上昇を回避するエクストロニックCVTや、アイドリングストップなどのエコドライブ技術を採用し、燃費性能を高めています。

4WDガソリン車で16.0km/L、ハイブリッド車では20.0km/Lと、遠くの釣りスポットに行くときも安心の低燃費となっています。

釣り用の車として遊べる軽バン

軽バンとは、商用車として使用される軽ワゴン車のことです。もともと荷物を運ぶことを目的としているため後部の座席がなく、荷室がとても広々としています。

軽自動車なので細い道や狭い駐車場でも楽に運転でき、普通車と比べて高速料金や自動車税が安く済むのもメリットです。

維持費が安くて荷物をたくさん積めることから、釣りやキャンプなどのレジャー用としても注目されています。1人で気ままに釣りに行くなら、もっとも使い勝手の良い車と言えるでしょう。

軽バンのなかでもとくに人気の車種、スズキのエブリィワゴンと、釣り用のカスタマイズ法を紹介します。

スズキの軽バン、エブリィワゴン

エブリィワゴンは積載量が多い軽バンのなかでも、もっとも多くの荷物を積めるほか、燃費も良いためとても人気があります。

パワーに不安がある軽自動車ですが、ターボエンジンや4WDタイプを選べば、山道や悪路でも安心して走行できます。

エブリイ | スズキ

タイヤのインチアップで走破性を上げる

タイヤが小さい軽バンは、未舗装の道路などを走るときに底を擦ってしまう恐れがあります。釣りでは山奥や海岸線など、悪路を走行することが多いので、車体をリフトアップして大きなタイヤを装着するカスタマイズがおすすめです。

タイヤが大きくなると擦れを防げるだけでなく、シートが高くなるため見晴らしが良くなります。SUV車のようなワイルドなビジュアルに、気分も上がるでしょう。

自由自在なカスタムが可能

軽バンの車内は、半分以上ががらんとした荷室になっています。そのままでも荷物をたくさん積めますが、もっと使いやすくカスタマイズすることも可能です。

エブリィワゴンには、釣り専用のオプションアクセサリーも豊富に用意されています。ロッドホルダーやハンガーネットを付けたり、仮眠用のカーテンやベッドクッションを付けたりして、自分だけの快適空間を作り上げましょう。

荷積みに悩まない車もおすすめ

人も荷物もたくさん載せられる車なら、家族や仲間と一緒に釣りを楽しめます。普通の乗用車のような快適な乗り心地で、荷物もたくさん積める車を2台紹介します。

コスパの高いピックアップ 新型ハイラックス

トヨタのピックアップトラック ハイラックスには、サビに強く広々とした荷台があるので、釣り道具や濡れた荷物をたくさん積めます。

車内は大人が5人、ゆったり座れる広さが確保され、後部座席はフレキシブルにアレンジできるので仮眠や休憩も余裕です。

大きな車体を感じさせない静かなエンジン音と、ソフトなシートクッションは、トラックに乗っていることを忘れてしまうほど快適です。

安全装置がすべて付いたフル装備クラスでも、約374万円とお得な価格となっており、コストパフォーマンスの高い1台と言えます。

トヨタ ハイラックス | トヨタ自動車WEBサイト

便利なハコ車 NV350キャラバン

日産のワンボックスカー、NV350キャラバンは、ボディの長さや幅、天井の高さ、乗車定員などのバリエーションが豊富で、用途に合わせて最適なタイプを選べます。

ビジネスワゴンながら個人のアウトドアユーザーを強く意識しており、ハンガーやロッドホルダー、ベッドクッションなど、釣りに便利なオプションパーツもたくさん用意されています。

最初から釣り仕様にしておけば、いろいろ買い足さなくても済むので経済的です。

釣り|NV350 キャラバン特設サイト|近畿地区 日産販売会社グループ

どうしても乗りたい車は中古車も視野に

乗りたい車が高過ぎたり、もう生産が終わっていたりして新車で買うのが困難な場合は、中古車を探すという方法もあります。

例えばアウトドア用の車として絶大な人気を誇るトヨタのランドクルーザーは、生産が終わっていても人気が高く、中古車市場で活発に取引されています。また、新車と違って既にカスタマイズされた車を買えることも、大きなメリットです。

カッコ良いランドクルーザー

ランドクルーザーの特徴は、やはり見た目のカッコ良さにあります。とくにランドクルーザー70は、いかにもアウトドアカーという雰囲気の外観が今でも非常に人気があり、2014年には復刻版が販売されたほどです。

また、1998年に発売されたランドクルーザー100は、オンロードでも快適に走れるようになったことから新たなファンを獲得し、販売台数が多かったため、現在でも中古車市場にたくさん出回っています。

新規の生産は終わっていても、性能や装備に不足はなく、在庫も豊富なので安心して乗れます。

釣り仕様に改造済みの車も買える

中古車の中には、前のオーナーが個性的なカスタマイズを施した商品も多くあります。釣り仕様にカスタマイズされた車なら、自分で改造する手間や費用がかかりません。

キャンピングカー仕様やアウトドア仕様の車を買って、自分でアレンジしても良いでしょう。中古車を買うときは、カスタマイズにも注目して探してみることをおすすめします。

便利グッズの活用で釣りに集中しよう

お気に入りの車を手に入れたら、できるだけきれいに使いたいものですね。しかし車の汚れを気にするあまり、釣りに集中できないのでは本末転倒になってしまいます。

濡れた服や汚れた荷物を気にせず使える、便利な防水グッズを紹介します。

防水加工が施されたバッグ

防水加工の大きなトートバッグがあれば、釣りに必要な道具をまとめて持って行けるほか、濡れやすい足元に置いたままでも安心です。

帰りには濡れた釣り靴やレインウェアなどを入れて、そのままトランクに積めます。使い終わったら水洗いして干しておくだけと、手入れも簡単です。

  • 商品名:ダイワ タックルバッグ WPトートバッグ
  • 価格:7333円(税込)
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また、トランクに積んだまま脱いだ汚れ物を放り込むなら、取っ手付きのカーゴタイプがおすすめです。帰宅後は庭やベランダに運んで、洗い桶としても使えます。

いざというときはバケツの代わりにもなる、頼もしいアイテムです。

  • 商品名:FINE JAPAN(ファインジャパン)トランクカーゴ
  • 価格:2900円(税込)
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防水シートカバー

釣りのポイントを移動するときなどに、濡れたレインウェアやウェーダーをその都度脱ぐのは面倒ですね。

しかしそのまま乗ってしまうとシートが濡れて、帰りの運転が不快になります。寒い時期には、風邪をひいてしまう危険もあります。

このため釣りに行くときは、シートに防水カバーを付けておくのがおすすめです。簡単に取り付けられ、たたむと車中泊の枕としても使える便利なシートもあります。

レインポンチョや災害時の防寒用にも使えるので、1つは用意しておくと良いでしょう。

  • 商品名:アピア シートカバー
  • 価格:5637円(税込)
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車で釣りに行くときの注意点

車で行けば、とても快適に釣りを楽しめる反面、車上荒らしにあったり、釣り竿が破損したりする危険もあります。

釣りができないばかりか、財布や携帯電話がなくなれば、帰宅することも難しくなります。被害を防ぎ、楽しく過ごすための注意点をみていきましょう。

車上荒らしが多発。油断は禁物

釣りは長時間人気のない場所に車を停めておくことが多いため、車上荒らしの被害に遭いやすくなっています。

駐車するときはできるだけ人目につきやすい場所を探し、少しの時間でも鍵をかけることを習慣にしましょう。

貴重品は車内に置かず、常に身に着けておくことも大切です。窓を割られたら大きな音が鳴るアラームや、ドライブレコーダーを装備するのも効果があります。

とくにドライブレコーダーは、車上荒らしだけでなく、あおり運転や交通事故に遭ったときにも役立ちます。車を購入すると同時に装備しておくことをおすすめします。

釣り竿の破損に注意

車で釣りに行くときは、釣り竿の扱いにも注意が必要です。運転中の揺れはもちろん、準備をしている間車に立てかけておいた竿をドアに挟んだり、地面に置いた竿を車で踏んでしまったりすることもあります。

1人ならともかく、大勢で釣りに行くときはこのような事故が起こりやすいので注意しましょう。釣り竿は釣りの直前までロッドホルダーに固定しておき、準備が終わってから持ち歩くようにすると良いでしょう。

こだわりのマイカーで有意義な趣味時間を

時間を忘れて没頭できるのが、釣りの醍醐味の1つです。釣りに最適な車と車内装備があれば、一層有意義な時間を過ごせるでしょう。こだわりのマイカーを選んで、思う存分釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか?

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