財布を自作する方法とは?初心者におすすめのキットも紹介

2019.10.05

財布の素材感やサイズ感が微妙に気に入らないということはないでしょうか?自作してしまえば、自分用にカスタマイズされた世界に一つだけの財布が手に入ります。財布の作り方の基礎や、初心者におすすめの自作キットをみていきましょう。

自作の財布にはどんなものがある?

財布を自作するなら、自分好みの素材感が重要になります。生地によって異なるハンドメイドの基礎を覚えておきましょう。

手軽にできる布の自作財布

初心者が財布を自作するなら、生地を自由に選べて裁断や加工がしやすい布製のものをおすすめします。

布は生地屋や手芸店で見繕うのもよく、古着や使わなくてなった鞄を『裁ちばさみ』でカットして流用してもよいでしょう。表地・裏地で生地を分けると見栄えと強度の確保に効果的です。

裁断する際にはまず『型紙』を布の上に置き、チャコペン(色鉛筆でOK)でアウトラインを引きます。100均の財布を分解して型紙代わりに使える他、Webで無料公開されている型紙画像はクオリティを求める初心者向きです。

縫い付けの前にアイロンでクセを付けると『縫い代』を1cmほど折り込んだ財布の大まかな形ができ上がります。

最後に、縫い代に『ファスナー』を針と糸で縫い付け、必要に応じて『グルーガン』で装飾物を接着するなどして、縫い目の目立たない低予算オリジナル財布の完成です。

革を使った本格ハンドメイド

市販品に近い見栄えと強度のあるオリジナル財布を作るなら、レザーに挑戦してみましょう。

皮革はレザークラフト専門店などで入手できますが、生地屋で上質なレザー端切れ(ハギレ)が格安販売されることもあります。

厚みは強度があり扱いやすい1.5〜2mm程度のものがおすすめです。大まかに裁断するなら裁ちばさみ、エッジを出すなら『革包丁』を使いましょう。

型紙は布財布の考え方と大差はありません。ただ、縫い代を取れない場合、こすると消える『銀ペン』で線引きするのがベターです。

次に、縫製しやすくするため『菱目打ち』で均等間隔に下穴を開け、ファスナーを革用の手縫い針で抜い付け完成、となります。

慣れてくれば、銀面(表面)・床面(裏面)・コバ(切断面)を『トコノール』とガラス板で磨き、縫製には『蝋引き糸』を使うなど仕上がりにこだわっていきましょう。

紙袋で作るペーパーウォレット

特殊な化学繊維を作った『ペーパーウォレット』が注目を集めています。基本は紙ですが耐水性・耐久性・耐食性に優れ、革や布より軽く使いやすいと人気です。

市販品は意外に高価なものが多いですが、カフェやファストフード店などの紙袋を使って簡単にDIYできます。

素材は無料、裁断も容易で、特別な道具も必要ありません。きれいにカットするなら定規とカッターナイフを使うと良いでしょう。

布財布で使った型紙を流用し、紙を2・3重に畳んで強度を持たせ、縫い付けたりグルーガンで接着して完成です。

オリジナリティを出すなら、英字新聞で雑貨風に、雑誌の表紙やグラビアページでポップに、ポスターや美術展・展覧会のフライヤーでアーティスティックに仕上げることもできます。

財布を自作するときのポイント

実際に財布を自作するとき、まずは形状をイメージしておくことが重要です。財布作りの入り口を考えてみましょう。

作りたい財布の形をイメージしよう

ハンドメイドの財布は素材だけでなく形も自由に決めることができます。形状は携帯性や収納性など重要な機能性を左右するため、財布選びの際は真っ先に考えるポイントです。

ポケットに入れるならファスナー付きの『二つ折り財布』かコインケースが便利でしょう。鞄に入れることが前提なら、作りやすく収納性の高い『長財布』がおすすめです。

カードポケットや札入れの作り方に慣れてきたら、ファスナーを使わない単機能のカードホルダーやマネークリップを作ってみるのもよいでしょう。

基本的にはファスナーを使い、2辺ファスナーの『L字ファスナー』か3辺ファスナーの『ラウンドファスナー』で口を閉じることをおすすめします。

まずは自作キットから作るのもおすすめ

財布をDIYする際に生地から選ぶと型紙やファスナーなども自前で揃える必要があります。初めは財布作りに必要な部品と説明書がセットになった『自作キット』で製作に慣れるのも良いでしょう。

レザーの場合は植物タンニンでなめされた『ヌメ革』や金具などが同梱されています。革は裁断前なら型紙付き、裁断後なら説明書に従って縫い付けていく形です。

使う道具を最小限に抑えたいなら、ヌメ革に下穴処理がされている、組み立て作業だけで済むものを選ぶと良いでしょう。製作工程を一から学ぶなら型紙付きのものがおすすめです。

おすすめの財布自作キット

自作キットを使えば、説明書を見ながら手を動かし、完成形をクリアにイメージしつつ製作工程が学べます。おすすめ商品を3点、見てみましょう。

LeatherCraft.jp ラウンドファスナーロングウォレットキット 

収納力抜群の本格的なラウンドファスナー型レザー長財布を自作できるキットです。

生地は裁断済みで、説明書に従って革とファスナーを縫い付けていくものですが、下穴処理はされていません。菱目打ち・手縫い針・糸は別途用意する形で、縫製や仕上げの技術を学ぶのに向いています。

本商品の部品から型紙を作っておき、自前の素材でDIY、というステップアップにつなげてみてはいかがでしょうか。

  • 商品名 : LeatherCraft.jp LC Mラウンドファスナーロングウォレットキット サドルレザー スタンダード ブラック
  • 価格 : 10349円(税込)
  • Amazon : 商品ページ

クラフト社 革キット レザーワークショップ ウォレット

本商品は、ウォレットロープ付きのシンプルなレザー長財布を自作できるキットです。

こちらも生地は裁断済みですがソーイングセットは別途必要になります。財布の装飾のために覚えておきたい『ナスカン』や『ハトメ』という金具の取り付け、ロープの結び方も学べる仕様です。

ハトメのサイズに合わせてハトメ抜き2号・15号とハトメ打具#300が別途必要で、サイズ違いだとハトメが効かなかったり潰れたりします。仕様通りのものを購入しましょう。

  • 商品名 : クラフト社 革キット レザーワークショップ ウォレット ナチュラル 4361-01
  • 価格:5395円(税込)
  • Amazon:商品ページ

レザークラフト 革 工具 コインケース セット

本商品は、ポケットにすっぽり収まる小型のコインケースを自作できるキットです。

下穴処理がされており、縫い針・糸も同梱されているため、初めての自作に最適なスターターキットといえるでしょう。別途必要なものは皮革用接着剤・はさみ・ボールペン・ライターだけです。

商品ページには作り方の動画も公開されています。まずは手を動かして覚えたいという人に最適なキットといえるでしょう。

  • 商品名:【レザークラフトキット】 すぐに始められる初心者向け タンニンなめしソフト牛革グイダ【コインケース】全7色 【ネコポス対応】
  • 価格:2982円(税込)
  • 楽天:商品ページ

自分だけの財布を自作してみよう

気に入った財布があっても、微妙に素材感・サイズ感が気に入らなかったり収納が足りなかったりということがあるなら、自作してみてはいかがでしょうか。

財布は毎日使うからこそ使いやすさが重要です。愛着のある一品のエイジングを楽しむ、というのもハンドメイド財布の醍醐味といえます。

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