世界遺産の遺跡は未解明の謎だらけ?エジプト・アフリカ・アジアの謎深い遺跡を紹介

2019.10.05

世界遺産に登録されている古代遺跡には、謎を抱えているものがたくさんあります。中には、定説では説明がつかないものもあり、現在に至っても十分な解明はなされていません。この記事では、そんな世界遺産登録されている古代遺跡と関連する謎についてご紹介します。

謎の多い世界遺産の遺跡

古代の遺跡はロマンと知的好奇心の宝庫とも言えますが、それは今なおベールに包まれた「謎」が沢山あるからではないでしょうか。

エジプト、ギザの三大ピラミッドの謎

エジプト、ギザの三大ピラミッドは、「メンフィスとその墓地遺跡 – ギザからダハシュールまでのピラミッド地帯」という名称で世界遺産に登録されています。

一昔前まではファラオの墓だと言われていましたが、実はピラミッド内からファラオのミイラが見つかった例は一つもありません。

それどころか、本来あるはずの豪華な壁画装飾すらなく、近年では「墓ではなく儀式の場所だった」という説が台頭してきています。

ただし、儀式の場所だとする説を証明するものは見つかっておらず、「墓じゃないとすればいったいこの巨大な遺跡な何の目的で作られたものなのか?」という謎は残されたままです。

エルサレムの旧市街とその城壁群の謎

イスラエルの都市エルサレムは、紀元前の昔からイスラム教徒、ユダヤ教徒、キリスト教徒の聖地とされてきました。

そんなエルサレムには、太古の昔にソロモン王の神殿があり、その地下には不思議な力を持つとされる「契約の箱(アーク)」が保管されていました。

契約の箱はユダヤの古文書に何度も登場するのですが、ある時期から契約の箱に関する記述はぱったりと途絶えてしまいます。

また、ソロモン王の神殿の正確な場所が分かっていないことから、「契約の箱はどこにあるのか?」ということが謎のままになっているのです。

南アメリカにある世界遺産の遺跡

南アメリカ大陸にある世界遺産の遺跡にも、謎を持つものがあります。

ナスカとパルパの地上絵

「ナスカとパルパの地上絵」とは、ご存知の通り「ナスカの地上絵」のことです。地上絵が巨大なため、その完成した姿は上空からしか確認できません。そのため、「何の目的で完成図が確認できないようなものを描いたのか?」ということが謎なのです。

また、地上絵は様々な動植物や人間(らしきもの)をモチーフにして描かれていますが、最近の研究により、それらの動植物の一部は「ナスカ地方に生息したことがない」と証明されました。つまり、ナスカ人達がどうやってその動植物を知りえたのかが謎なのです。

イースター島・ラパ・ヌイ国立公園のモアイ像

イースター島のモアイ像も、謎の多い遺跡です。というのも、最大で90トンにも及びモアイ像を、どうやって運搬したが分からないのです。

一般論でいえば、木のコロと縄を使い相当数の人間が引っ張ることで、数十トンの物体でも動かすことができます。しかし、イースター島において、モアイ像が作られたとされる年代には、コロになるような木は生えていませんでした。

また、縄を作るための材料は葦しかありませんでしたが、葦で作った縄では強度が足りず、数十トンもの物体を引っ張ることができません。

先住民の言伝えでは「モアイ像が自分で歩いた」とのことですが、果たしてどのようにして運搬されたのか、現在でも謎のままです。

アジア、インドにも謎の多い遺跡がある

インドには、モヘンジョダロという世界遺産の遺跡があります。紀元前2500~1800年頃に繁栄した文明のもので、上下水道の設備が備わった高度な都市だったことが分かっています。しかし、ある時期をさかいに突如として放棄されてしまいました。

モヘンジョダロが放棄された理由が謎

モヘンジョダロが放棄された理由については、洪水説や疫病説などが一般的です。しかし、溶けてガラス化した石が見つかっていることから、「戦争が起こり、核爆弾並みの熱量をもった兵器が使用された」と唱える人もいます。

実際、2000年以上前に書かれた古代インドの叙事詩「マハーバーラタ」や「ラーマーヤナ」には、「神々が空中で争い、強力な兵器を使用した」と書かれています。

ややオカルト的な話ではありますが、叙事詩の記述が史実に基づいているとすると、モヘンジョダロが放棄されたことと何らかの繋がりがあるのかもしれません。

世界遺産の遺跡には謎が多い

この記事では、世界遺産に登録されている遺跡のなかから、謎が多いものをご紹介しました。貴重な遺跡なだけに大規模な発掘調査は難しいですが、いつの日か謎が解明されることを期待したいところです。

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