甘酒がまずいと感じる方へ。美味しく飲めるアレンジ方法を解説

2019.10.06

甘酒は昔から親しまれている健康ドリンクです。しかし独特の風味があるため、まずいと感じる方も少なくありません。まずいときは、そのまま飲むのではなく、アレンジすることで無理なく取り入れられるでしょう。甘酒をおいしく味わうアイデアを紹介します。

甘酒の味の特徴

独特の甘さや粒の食感、とろりとした舌触りが苦手な方は、甘酒をまずいと感じるケースが多いようです。かすかにアルコールの香りがすることも、まずく感じる原因の一つかもしれません。

しかし甘酒には、作り方によって二つのタイプがあります。甘さやアルコールの含有量などが異なるので、今まで甘酒をまずいと感じていても、『違うタイプの甘酒』ならおいしく感じるかもしれません。甘酒の味について、特徴を見ていきましょう。

甘酒は飲む点滴と言われる健康ドリンク

甘酒には、エネルギーの源となるブドウ糖が多く含まれます。さらに必須アミノ酸やビタミンB群、ミネラル類など身体に必要な栄養素も豊富に含まれています。

これらの成分は、疲労回復や栄養補給に使われる点滴と同じです。このため甘酒は、『飲む点滴』とも言われています。

江戸時代には夏バテ予防ドリンクとして売り出され、食欲のない日の栄養補給や、汗をたくさんかいた後の水分補給に、大変重宝されていました。

甘酒の味は米麹と酒粕の2種類がある

甘酒には、米麹(こめこうじ)から作られるものと、酒粕(さけかす)から作られるものの2種類があります。米麹とは、蒸したもち米に麹菌を加えて繁殖させたものです。

ご飯に米麹と水を加えて、数時間発酵させれば『米麹甘酒』になります。発酵により、お米のでんぷんが糖化して自然に甘くなるため、砂糖を加える必要がありません。また、アルコール分が含まれないため、酒の香りもしません。

一方の酒粕は、日本酒を造る際に発生する、『もろみ(米麹をアルコール発酵させたもの)』の搾りかすです。酒粕を水で溶いて、砂糖で甘みをつけると『酒粕甘酒』になります。

酒粕の甘酒には少量のアルコール分が含まれており、酒の香りがすることもあります。好みにもよりますが、一般的には米麹の甘酒のほうがクセがなく、飲みやすいと感じる人が多いようです。

甘酒がまずいと感じる時の対処方法は?

甘酒が健康に良いと分かっていても、まずいと感じてしまうようでは、飲み続けることは困難でしょう。まずいと感じる甘酒を飲みやすくする方法を紹介します。

他のドリンクと割って飲みやすく

甘酒に、ほうじ茶やコーヒー、柑橘系のジュースなど、他のドリンクを足すと味が変わって飲みやすくなります。

ほうじ茶やコーヒーには、牛乳を入れてラテにするのと同じように、甘酒を加えます。『温かいほうが甘酒の風味が和らぐ』ため、ホットで試してみると良いでしょう。

また、レモンや柚子などの果汁を加えると、さっぱりした味わいになります。柑橘類に含まれる、ビタミンCやクエン酸も同時に摂取できるので、より健康的です。

豆乳やホットミルクで割って手軽においしく

甘酒の舌触りが苦手な方は、牛乳や豆乳で割ってみましょう。さらりとした、なめらかな食感を楽しめるほか、たんぱく質やカルシウム、大豆イソフラボンなどの栄養素が同時に摂取できます。

甘酒と牛乳、豆乳の『割合は同じくらい』にして、『温めて飲む』のがポイントです。ハチミツや生姜などを加えてみても良いでしょう。

トマトやフルーツを加えて絶品スムージーに

甘酒のとろみを生かして、スムージーを作るのもおすすめです。バナナなどのフルーツやトマトと一緒にミキサーにかけるだけで、絶品スムージーが完成します。お好みで牛乳やヨーグルト、豆乳を加えても良いでしょう。

その他のアレンジ方法

飲み物としてアレンジしても飲みにくければ、食べ物に使うのも一つの方法です。最後は、甘酒を料理などにアレンジする方法を紹介します。

甘酒は料理やお菓子にも使える

味噌と同じく、発酵食品の甘酒は、『調味料として料理に活用』できます。甘酒の自然な甘みは砂糖やみりんの代わりになるほか、肉料理に使うと麹の作用で肉が柔らかくなります。

また、スイーツ好きな方は、デザートに使うのもおすすめです。ゼラチンで固めたり、冷やしたりすることで甘酒のクセや食感が和らぎます。砂糖を入れなくても甘くなり、栄養を豊富に取れるのもポイントです。

肉にも魚にもドレッシングにも

もっとも手軽なアレンジは、『肉や魚の漬け焼き』です。味噌または醤油に甘酒を合わせた漬けダレに、数時間漬けこんで焼くだけなので、忙しい日も簡単に作れます。肉なら鶏肉や豚肉、魚はブリ、鮭などが合うでしょう。

また、『煮物に使うみりんを甘酒に変える』ことで、自然な甘さに仕上がります。米麹の甘酒なら、みりんのアルコールが気になる方でも安心です。

さらにはゴマやお酢と混ぜてドレッシングにしたり、味噌と混ぜてディップソースにしたりなど、野菜料理にも使えます。

甘酒のプリンやアイスクリームもあり

牛乳や豆乳で作る『ミルクプリンに甘酒をプラス』すると、甘さ控えめで栄養豊富なおやつになります。牛乳や生クリームの代わりに、甘酒でアイスクリームを作るのもおすすめです。

アレンジすれば大好きになれるかも

「甘酒は栄養豊富な飲み物だから生活に取り入れたい」と思っていても、甘い飲み物が苦手だったり、粒の感触が苦手だったり、甘酒に苦手意識を持っている方も少なからずいることでしょう。

そんな時には、今回ご紹介したように、他の素材と組み合わせて飲んでみてはいかがでしょうか?飲み方を変えることで、甘酒好きになるかもしれませんよ。

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