甘酒の栄養豊富な成分を知ろう。気になるカロリーや効果も紹介

2019.10.03

日本で昔から親しまれている甘酒は、栄養素の高い理由から健康食品として注目されています。市販されている甘酒には飲みやすいタイプもあり、子供でも飲めるノンアルコールの甘酒もあります。甘酒には、どのような栄養素が含まれているのでしょうか?

甘酒は飲みやすいとして人気

甘酒は健康面にもメリットが多い飲み物として人気です。「独特の甘みがあっておいしい」という人もいますが、その『甘みの成分』について考えたことはあるでしょうか。ここからは甘酒の甘みの秘密がどのようなものかを詳しく見ていきましょう。

ブドウ糖によって甘みが出る

甘酒には、大きく分けて二つの種類があります。一つ目が『米麹甘酒』で、二つ目が『酒粕甘酒』です。それぞれの甘さの理由には違いがあります。

米麹でできている甘酒は、麹の発酵作用を使って米から作られています。麹が米に含まれているデンプンを分解するとブドウ糖が出来上がります。このブドウ糖が米麹甘酒の甘みの由来です。

発酵作用によって天然の甘さを引き出しているため、添加物などが含まれていないものも多く、健康志向の人にぴったりな飲み物です。

酒粕甘酒は砂糖を加えて甘くなる

酒粕甘酒はその名前からも分かる通り、酒粕を使って出来上がった甘酒です。酒粕とは、日本酒などのお酒造りの際に、もろみを圧搾した後に残る白色の固形物を指します。

酒粕甘酒は甘みがないものが多く、酒粕を水で溶かしそこに砂糖を入れて甘くしているものがあります。そのため、米麹甘酒に比べると砂糖がプラスされているため、カロリーが高くなるというのが特徴です。

甘酒の成分表示を確認しよう

甘酒が甘くて飲みやすくなる理由について、米麹甘酒と酒粕甘酒の二つを紹介してきました。

次は、甘酒にどのような成分が含まれているのかをまとめていきます。甘酒に含まれる栄養素やカロリー、アルコール分についてチェックしていきましょう。

甘酒に含まれる栄養素とは

甘酒には、体にうれしい栄養素がたくさん含まれています。例えば、ビタミンB群などもそのうちの一つです。

ビタミンB群は、肌荒れや体調維持に必要な栄養素です。ビタミンB群が豊富に含まれていることから、別名『飲む美容液』と呼ばれることもあります。

先ほど紹介したブドウ糖も人間には必要な栄養素です。ブドウ糖は、体内でのエネルギー吸収を促進してくれる役割があります。

米麹甘酒と酒粕甘酒では、入っている栄養素も異なっていますので、原材料や栄養素にもチェックしてみると良いでしょう。

甘酒のカロリーはどのくらい?

甘酒はカロリーが高いものとしてイメージしている人も多いでしょう。甘酒は100mlあたり約81kcalとされており、市販されているものの中には、水や砂糖の原材料の違いからカロリーも多少違います。

先ほど紹介したように、主に米麹甘酒と酒粕甘酒の二つがあります。酒粕甘酒は甘みを加えるために砂糖を使用するため、その量によってカロリーも前後する可能性もあるでしょう。

酒粕甘酒にはアルコールが含まれる

甘酒はアルコールが入っているように思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、甘酒の種類にはアルコールが含まれていないものもあります。

基本的に、米麹のみで作られている甘酒にはアルコールが含まれません。反対に酒粕を使用しているものはアルコールが含まれていると考えて良いでしょう。そのため、小さな子供や妊娠している人は、十分に注意する必要があります。

市販されているものを購入する際は、商品の原材料を確認するなどしてアルコールが含まれているかどうかを見てから購入するようにしましょう。

甘酒を飲むメリットとは

甘酒に含まれる成分について紹介してきましたが、ここからはより具体的に、甘酒を飲むことで得られるメリットを紹介していきます。夏の暑い時期を乗り切る際にも活躍してくれる甘酒のメリットについて探っていきましょう。

疲労回復にぴったり

甘酒にはたくさんの栄養素が含まれています。米麹甘酒には麹菌があり、これらには栄養素の消化吸収を助ける働きがあるため、効率良く栄養を吸収できるようになります。

米麹に含まれている麹菌には、善玉菌の餌になるという特徴もあります。この特徴により善玉菌が活性化してくれると、体の免疫力が上がるとされています。

また、甘酒には、ブドウ糖やビタミンB群のほかにも、ミネラルやアミノ酸などが含まれています。これらは疲労回復を促進してくれる栄養素となっているので、甘酒を飲むことで疲労感を軽減することが可能です。

夏バテ防止にもおすすめ

上記で紹介した疲労回復の魅力は、そのまま夏バテ防止にもつながります。

脳や身体を動かすために必要なエネルギーとされているブドウ糖をはじめ、食物でしか摂取できない必須アミノ酸が9種類も入っていること、さらにはビタミンB群やミネラルなども豊富にあり、甘酒は『飲む点滴』とも言われています。

少し疲れが溜まっている時や、夏の暑い時期の栄養補給にもぴったりな飲み物です。

夏バテ防止に加え、水分と塩分もバランスよく配合されている甘酒は、熱中症対策としても良いでしょう。

甘酒は栄養豊富な飲み物としておすすめ

甘酒の魅力は、甘くて飲みやすいことだけではありません。『飲む点滴』と言われているほど栄養素がたくさん含まれており、健康にも良いでしょう。甘酒を飲んで健康的な生活を目指してみてはいかがでしょうか?

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