銘酒「獺祭」は山口県岩国市生まれ。試飲もできる酒蔵を見学しよう

2019.10.02

人気の日本酒『獺祭』は山口県岩国市で造られています。酒蔵では『獺祭』が造られる工程見学のほか、こだわりの酒造りの話を聞けたり、試飲もできたりします。今回は『獺祭』の酒造メーカーである旭酒造の酒蔵見学や周辺スポットについて紹介します。

山口県のお酒獺祭

『獺祭』は山口を代表する日本酒で、その人気は日本だけではなく、海外でも話題になっています。『獺祭』がどのようなお酒なのか紹介します。

獺祭について知ろう

『獺祭』は革新的な醸造で業界の常識を覆し、「酔う酒ではなく、味わう酒」をモットーとしており、贈答品、記念品としても高い人気です。

『獺祭』を安倍晋三首相がオバマ大統領や、プーチン大統領に贈った話は有名ですね。

またアニメ映画『新劇場版ヱヴァンゲリヲン』では葛城ミサトが愛飲する酒として『獺祭』が登場し、ファンの間で話題になりました。

『ユニクロ』では、新店舗の鏡割りで『獺祭』が使われており、銀座店のオープニングではユニクロのロゴが付いた枡で『獺祭』が飲まれたそうです。

酒蔵は山口県の旭酒造

『獺祭』の酒蔵は山口県岩国市にある『旭酒造』です。現在会長を務める三代目の桜井博志氏の代から『獺祭』は始まりました。

日本酒造りと言えば杜氏の指揮下で行われるのが今までの常識でしたが、桜井氏は杜氏を廃止し、社員に日本酒造りを学ばせました。

酒が知識ある社員の元で通年管理されることで、今までは農業と兼業である杜氏がいる冬にしか酒造りができなかったのが、1年を通して酒造りができるようになりました。

『旭酒造』は日本酒業界の常識を覆した酒造メーカーと言えるでしょう。

旭酒造の酒蔵見学に行こう

『旭酒造』では実際に酒蔵で、酒造りの見学をすることができます。酒蔵というと木造建の歴史を感じるような建物を想像しますが、『旭酒造』はオフィスビルのような本社蔵です。見学やアクセス方法についても見てみましょう。

酒造りへのこだわりが聞ける

見学に行くと、まずは酒造りにおいての説明があります。こちらは驚くことに、社長の桜井氏自身が出張などが重なっていない限り登壇してくれます。

桜井社長の口から直接、『獺祭』へのこだわりや、日本酒で最多と言われている『獺祭』の輸出の話などを聞けるだけでも貴重です。

社長の話に続き醸造スタッフと共に衛生帽と白衣を着用して、蔵内に入っていきます。

そこで実際の工程を見ながら、大事な部分は全て手作業で行われていることや、入れない場所は最後にプロジェクターで映像を見ながらスタッフに説明してもらえるのです。

見学後は獺祭ストア本店で試飲も可能

『獺祭』の製造工程を見学したら、次は『獺祭ストア本社蔵』に寄ってみましょう。

『獺祭ストア本社蔵』は築100年を超える古民家をリノベーションして使用しています。建築家・隈研吾氏のデザインによる和のテイストのスタイリッシュな建物で、周囲の自然に溶け込んでいるのが特徴です。

見学時に申し込んだ試飲希望者は、こちらで『獺祭 純米大吟醸45』『磨き二割三分』『磨き三割九分』『発泡にごり酒スパークリング』の飲み比べができます。

また『獺祭アイスクリーム・シャーベット』『獺祭せんべい』『酒ケーキ』なども購入することができ、お土産に人気です。

お酒を飲まない人へのお土産として、酒粕で作られた『獺祭石鹸』もレアなアイテムとして好評を得ています。

酒蔵見学の方法とアクセス

『旭酒造』の酒蔵の見学は、電話またはインターネットで申し込むことができます。

料金は白衣代にかかる200円のみです。試飲希望者は別途300円かかりますが、でき立ての『獺祭』を飲む貴重な機会なので、日本酒好きの人はぜひ試してみてはいかがでしょうか。

アクセスは鉄道の場合、徳山駅で岩徳線に乗り換えて、40分ほどの周防高森駅で下車します。もしくは徳山駅からタクシーで15分で、料金も2000円なので人数によってはタクシーでも良いかもしれません。

  • 社名:旭酒造株式㑹社
  • 住所:山口県岩国市周東町獺越2167−4
  • 電話:(0827)86-0120
  • 申込:公式サイト

獺祭を堪能した後に観光できる周辺スポット

『獺祭』の酒蔵の見学は2時間程度なので、その後の時間を使って、周囲を観光してみてはいかがでしょうか。『旭酒造』の周辺にある観光スポットを紹介します。

岩国市を代表する岩国城

2006年に日本100名城にも選ばれた『岩国城』は1608年、初代岩国藩主の吉川広家が築城しました。城は蛇行する錦川に囲まれた要害にあり、城下町は橋を中心に作られています。

桃山風南蛮造りの天守閣は全国的にも珍しく、その天守閣で錦帯橋の模型屋写真、当時の武具などが展示されています。

天守閣まではロープウェイでつながっていて、錦帯橋・ロープウェイ往復・岩国城のセット券では割引が付いています。

  • 名称:岩国城
  • 住所:山口県岩国市横山3
  • 電話番号:0827-41-1477
  • 価格:大人260円・小学生120円
  • セット割引:大人1110円→940円・小学生520円→450円(錦帯橋・岩国城ロープウェイ岩国城)
  • 開館時間:9:00〜16:45(入館16:30まで)
  • 公式サイト

名勝の内の一つ 錦帯橋

岩国市にある『錦帯橋』は名勝として認定されています。

もともとは身分によって橋を渡ることが許されておらず、明治時代に入ってからやっと一般庶民も渡れるようになりました。

清流・錦川と共に岩国城と重ねて眺めることができ、写真を取るにも絶好のスポットです。

夏に行くなら「潮風公園みなとオアシスゆう」

もしも夏に岩国市に行くならば『潮風公園みなとオアシスゆう』に訪れてみるのも良いでしょう。

潮風ビーチは夏には海水浴場になっており、コイン式の温水シャワーや更衣室も整備されているので、気軽に海水浴をすることができます。

そのほかにもレストランや物産コーナーなどが併設されているので、『獺祭』の見学の後に食事をして帰るのも良いかもしれません。

  • 名称:潮風公園みなとオアシスゆう
  • 住所:山口県岩国市由宇町8500-6
  • 電話番号:0827-62-0155
  • 利用時間:6:00~22:00
  • 公式サイト

獺祭の地元山口県に行ってみよう

『獺祭』の酒蔵がある山口県岩国市の『旭酒造』は、『獺祭』に対する熱い思いを社長や醸造スタッフから直接聞くことができるので、その知識を得て飲む『獺祭』はまた特別でしょう。

『旭酒造』以外にも、周辺の歴史ある『岩国城』や『錦帯橋』、また『潮風公園みなとオアシスゆう』など、岩国市には訪れたい場所がたくさんあります。

ぜひ、これを機に山口県岩国市を訪れてみてはいかがでしょうか。

 

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