パチンコの換金の仕組とやり方。損をしないで遊ぶためのポイントとは

2018.11.08

パチンコの換金の仕組みについてはご存じでしょうか?はじめてパチンコをする人は、これを知らないと実際に換金するときに困ってしまいます。また換金率によって立ち回りも変わってくるので、換金の仕組みや換金率についてのポイントを解説します。

パチンコ換金の仕組みを知る

パチンコ産業は、売上規模20兆円を超える大規模産業となっています。多くの人が、駅前などで1度はパチンコ屋を見たことがあるでしょう。また、周囲にパチンコを趣味にしている人も多いのではないでしょうか。

なぜ、日本でそれほど多くの人がパチンコにハマってしまうのでしょうか。それは、パチンコが遊技でありながら、実際に勝ち分を換金することができるからです。

しかし、勝った分を直接お店で換金するのは風俗営業法第23条により違法となっています。そこで、違法とならないようにどうやって換金しているのか、その仕組みを見ていきましょう。

三店方式とは

客の勝ち分をそのままお店側が換金すると賭博となってしまい、法律により罰せられます。そこで、パチンコ店の多くは三店方式、あるいは四店方式と呼ばれる換金方法を用いています。

この方式は、お店は客の出玉分に対し『特殊景品』と呼ばれる景品を渡します。客はこの景品を『景品交換所』と呼ばれる場所に持っていき、お金に換えてもらいます。そして景品交換所は問屋に特殊景品を持っていき、換金してもらう仕組みです。

仲介を挟むことによって、パチンコ屋は「直接お客さんに勝ち分を換金しているわけではない」ことになり、法律的に賭博ではなく遊技として分類させているというシステムになっています。

パチンコの換金率とは

実際の客の勝ち分に対し、特殊景品に交換した際に客の手元に戻って来る金額との額の比率を『換金率』と言います。パチンコ店では一般的に、客が玉をお店から借り、それで遊技をするという仕組みになっているのです。

一般的なお店では4円1玉で客に玉を貸し出します。客が1万玉を換金すれば、本来は4万円の現金に変わるはずです。このように、客の勝ち分と還元分の換金が同じ金額になるのを『等価』と呼びます。

しかし、すべての店が『等価』ではありません。貸し出し時は1玉4円でも、換金時には4円に満たない場合もあります。

このように貸し出し時と換金時の1玉の価値が違うお店を『非等価の店』といい、換金時の1玉の価値を『換金率』と呼ぶのです。

換金率は等価と非等価に分かれる

換金率はこの等価と非等価に分かれます。等価の換金率を1とすると、非等価の場合は1を上回るケースはありません。1玉4円の等価に対し、非等価の場合はおよそ1玉の価値は3.8~3.0円になります。

等価のお店は、客側にとっては良いと思えるでしょう。例えば1玉4円の等価店と1玉3円の非等価の店でそれぞれ1万玉を出した場合、等価店では4万円、非等価店では3万円と1万円の開きがあります。

勝ちが大きくなればさらに金額の差は開きます。しかし、非等価の店だからといって客にデメリットばかりがあるわけではありません。

非等価の店はその分、釘を緩くすることができるのです。また、貯玉することで遊びやすくなったり、その他のサービスに力を入れることもできます。

パチンコ出玉の換金方法と注意点

初めてパチンコをする人の場合、換金方法を知らないとなかなか難しい場合があります。換金する際の注意点や、換金の流れなどについて見ていきましょう。

換金の仕方、出玉の計測から換金までの流れ

遊技をやめて換金したいと思った場合は、まずは店員を呼びます。店員を呼ぶ際には、台の上に設置されているデータカウンターに呼び出しボタンがついているので、それを押せば来てくれます。

そして店員に遊技を終了したい旨を告げると、店員が玉をジェットカウンターと呼ばれる計測器まで運び、玉の総数を計測します。

計測を終えると玉の総数が書かれた紙かカードをもらうので、それをカウンターへと持っていきます。

カウンターにいる店員に紙を渡すと、特殊景品と、端数を一般の景品に交換してくれるという仕組みです。後は特殊景品を持って景品交換所へ行き、そこにいるスタッフへ渡すと現金へと換金してくれます。

景品交換の最低金額に注意

特殊景品は一般的には大景品・中景品・小景品というように分かれていて、それぞれ金額が違います。換金する際には、小景品などの換金額の一番低い景品を買い取るだけの出玉が必要です。

例えば、最低景品の金額が500円と設定してあるお店で換金する場合は、出玉の総量が500円分を下回っている場合は換金できません。お菓子や飲み物といった特殊景品以外の景品と取り替える必要が出てきてしまいます。

最低金額はお店によって違うので、新しいお店でパチンコを打つ場合は、まず最低金額を確認すると良いでしょう。

店員は原則換金所の場所を教えてくれない

原則としてパチンコ店と景品交換所は無関係ということになっています。『パチンコ店でもらった特殊な景品を無関係な第3のお店が引き取る』という形にすることで法律的に問題ない、ということになっているのです。

なので、店員に換金所を聞いてもお店のルールとして教えてくれない場合があります。

中にはこっそり教えてくれる場合もありますが、どうしても教えてくれないときは換金した他のお客さんについていくといった方法が必要です。

ただし、換金所の性質上、パチンコ店から離れていないことが大半なので自分で探すのもありでしょう。

店ごとの換金率を知り損をしないコツ

換金率の実情を知っていないと損をするケースがあります。非等価と等価の店では立ち回りなども変わってきます。

換金率によって立ち回りも大きく変わってきますので、換金率について知っておきましょう。

換金率の実情、ホールや地域により差が

パチンコ店に対する規制は年々厳しくなってきています。そのため、換金率については全体的に下降傾向にあるようです。また、県・地域によってすでに換金率の上限が決められているケースもあります。

自分で換金率を推定する方法

まずは、インターネットでパチンコ店に関する情報を検索すると判明することがあります。ただし公式的には発表してはいけない決まりですので非公式ページを参照することになります。

その場合、中には等価・非等価のみ記載されているお店や、書いてないお店もあります。

あるいはジュースやお菓子などの景品の価格から、ある程度推測できる場合もあります。

等価店での遊び方のコツ

実際の遊び方のメリットとしては、台移動が気軽にできるということです。

現金と玉が等価なため、今の玉を先に換金して手軽にしてから台移動ということができます。玉をいちいち持ち運ぶ必要がありません。

ただしお店によっては台移動自体を禁止していることがあるので、あらかじめ確認が必要でしょう。

その一方で、等価店は換金率に差がないため、貯玉しておく意味がほぼありません。

むしろ全国的に非等価に流れている動きから貯玉はリスクがあると言ってもいいでしょう。大量の貯玉をしているほど、換金率が下がると得られる金額も減ってしまいます。

貯玉は作らずに、端数以外は換金しておく方がお得と言えます。

非等価店は貯玉が有利に

非等価店の遊び方としては、できるだけ現金投資を抑えることが必要になってきます。換金率が1玉3円のお店で1000円分の250発の出玉をお店から借りると250×3=750円となるので、この時点で既に250円損をしていることになります。

このことからも、貯玉で遊技が可能であれば貯玉した方が良いでしょう。ただし、お店が閉店するリスクなどはありますので、ある程度に抑える必要はあると言えます。

パチンコ出玉の換金は違法なのか?

ニュースやネット記事などを見ると、パチンコの換金が違法なのかどうか度々話題にあがります。実際にはどうなのでしょうか?

出玉の換金が違法なのか、解説をしてみます。

法的にはグレーゾーン

風営法第23条により、現金を直接景品として提供することは『賭博』に当たるとして、法律上で禁止されています。パチンコ店は景品交換所を仲介することによって、この法律を回避しているのです。

ですが、本質的にはパチンコ店の景品が現金として客の懐に入る事に変わりはありませんし、法的にはグレーゾーンであることは間違いないでしょう。法律家の中には違法だとする意見も見られるようです。

なぜ換金禁止にされないのか?

グレーであるのならば換金禁止にしてしまえば良いという声もあるでしょう。そうならないのにはいくつか理由があります。

まずはパチンコ産業の大きさです。店員の数だけでも数十万人に及ぶと言われていて、関係している業者も含めるとかなりの人の生活に影響をもたらすでしょう。

また、関連団体が官僚の天下り先となっていると言われており、政界の中にも反対者がいることが理由の1つです。このような理由から一気に禁止にした場合は社会的にも大きな混乱を引き起こすことが予想されるからです。

パチンコ換金における法律制定の真意

パチンコ店は風営法が適用されていることからも、風俗店にカテゴライズされています。風俗店は営業時間や店舗の清潔さ、提供するものの金額など様々なことが決められています。

現在は三店方式を採ることによってパチンコ店は法律をくぐり抜けている形になりますが、そもそも風営法が制定された当初の趣旨からは外れているでしょう。

これまでのパチンコ換金に関する法律の動きや、今後の流れなどを見ていきます。

かつてはパチンコ換金合法化の動きも

パチンコ換金に関しては、かつては合法化を目指す動きもありました。

2010年与党だった民主党の議員連盟『娯楽産業健全育成研究会』が、パチンコ換金合法化を目指すことを視野に入れた『遊技業に関する法律案』というものを作成したこともあります。

ですがやはり反対の声も多く、また2020年の東京オリンピックに向けても、パチンコに対する規制は強まる傾向にあるようです。

パチンコ換金禁止法案の噂

2020年のオリンピックに向けて、パチンコが景観上好ましくないとされて、規制の動きが強まるのではないかとの声があります。中には、換金を禁止する法律もできるのではという懸念もです。

現在のところは、そのような法案はまだ噂の域を出ず、実際に国会に提出されたというような事もありません。ですがパチンコやスロットの出玉規制は強まる動きを見せていますので、将来的にはどうなるかは不明です。

パチンコ換金率を知るとより楽しく遊べる

パチンコ店は、賭博として摘発されないように三店方式という換金方法を採用しています。法的にはグレーと言われていますが、現段階ではパチンコで遊んだからといって摘発される事はないようです。

パチンコの換金率は、店や地域によって違います。また、等価・非等価で立ち回りや貯玉をどうするかについても変わってくるのです。換金率については事前にネットなどで調べて、確認してから遊技をすることで勝率も変わってくるでしょう

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