ヘッドホンは価格が違うと何が違う?価格帯別の性能とおすすめ機種

2019.09.29

ヘッドホンは、リーズナブルなモデルから高級モデルまで、価格帯が非常に幅広いアイテムです。価格帯ごとに音質などが異なるため、ヘッドホンを選ぶ際は価格別の特徴を考慮することも重要です。価格帯別の性能とおすすめ機種を紹介します。

価格別の音質の違いとは

ヘッドホンの価格帯は大きく三つに分けられます。それぞれの特徴を確認しましょう。

低価格帯の特徴

1万円以下の低価格帯に分類されるヘッドホンは、とにかく安い価格で購入したい場合におすすめです。

他の価格帯に比べ音質は劣りますが、CD音源よりも多くの情報量を持ったデジタル音源である『ハイレゾ』に対応していたり、外部の雑音を遮断する『ノイズキャンセリング機能』を備えていたりするヘッドホンも、少数ながらリリースされています。

また、比較的音質や性能が良い有線タイプが多いことも、低価格帯ヘッドホンの特徴です。買い替えもしやすいため、ヘッドホンを使ったことがない初心者に向いた価格帯ともいえるでしょう。

中間帯の特徴

1~5万円の中間帯に分類されるヘッドホンのほとんどは、一般レベルで安心して音楽を聴ける音質が保障されています。

ハイレゾ対応やノイズキャンセリング機能など、低価格帯のヘッドホンでは見られない、機能性に優れた製品が多いことも特徴です。

また、ケーブルがないワイヤレスも、中間帯で数多く販売されています。ヘッドホンは無線より有線の方が高音質になるため、音質を最大限に重視する高価格帯にはむしろワイヤレスが少なく、結果として中間帯にワイヤレスが集まります。

ヘッドホンの買い替えを検討している場合は、それまで利用していたヘッドホンに足りない要素などを考慮し、1~5万円の価格帯から選ぶとよいでしょう。

高価格帯の特徴

5万円以上の高価格帯に分類されるヘッドホンは、楽曲制作の現場でプロのミュージシャンや音楽マニアなどに使われるようなハイスペックモデルです。中には数十万円の価格で販売される製品もあります。

各メーカーのこだわり抜いた音質を追求できるほか、ハイレゾ対応やノイズキャンセリングなど機能面でも優れた製品が揃います。

見た目も高級感のあるデザインが多く、より高音質を保てる有線タイプの製品が多いことも特徴です。

音楽の制作に携わりたい人や、最高級の音質で音楽を楽しみたい人におすすめの価格帯といえるでしょう。

高級ヘッドホンの特徴とは

高級ヘッドホンにはそれだけの価値がありますが、自分の用途に合っているか確認することも大切です。高級ヘッドホンの特徴を確認しましょう。

高価格の理由

一般的に、高価なヘッドホンほど音響品質が良好です。高音質を生み出すハイレゾやノイズキャンセリングなどの技術も、それぞれが各メーカー独自の研究により進化し、新しい高級モデルに反映されていきます。

また、高価な製品ほど、高音質を支えるヘッドホンの構造にこだわりが見られることも特徴です。物理的に大口径ユニットなら有利になりやすい低音再現力と、スケール感の表現力において大きな差が付きます。

さらに、高価格なヘッドホンは、その価格に見合う製造品質と多くの付加機能を備えています。ほとんどの製品において丈夫で高級感のある材質が使われているほか、利便性の面などで安価なヘッドホンが抱える多くの問題点をクリアしています。

高級ヘッドホンの用途

音質の良さが魅力的な高級ヘッドホンは、自宅でじっくりと集中して音楽を聴きたい場合にこそ本領を発揮します。

高級ヘッドホンを装着し、音楽をスタートさせ、静かな環境の中で目を閉じれば、楽器の音が個別にはっきりと聞き分けられ、まるでライブ演奏のように感じられるはずです。

逆に、電車や飛行機の中、人が多い街中など、騒音が大きい状況下では、わざわざ高級ヘッドホンを利用する意味がないともいえるでしょう。

高級ヘッドホンのおすすめ

中~高価格帯に区別される高級ヘッドホンの中から、音質や機能性に優れたおすすめの製品を3点紹介します。

SONY MDR-Z1R

『MDR-Z1R』は、厚めで柔らかく音圧の効いた中低音が特徴的な、「そこで演奏しているかの様な響き」が得られる『SONY』製の有線ヘッドホンです。

開放的な雰囲気の中でもしっかりと制動力が効いた、空気感のコントロール能力が高く、解像度や音の分離、多重感もその空気感の中でバランスよく保たれています。ハイレゾ音源なら一層際立つ特徴といえるでしょう。

遮音性もかなり高く、通常の家屋内程度の騒音なら無音に近い遮音環境にできます。音の距離感や空間表現において最高級の品質が約束された、高級ヘッドホンの中でもおすすめの製品です。

  • 商品名:MDR-Z1R
  • 価格:18万5906円(税込)
  • Amazon:商品ページ

Bose QUIETCOMFORT 35 WIRELESS HEADPHONES II

『QUIETCOMFORT 35 WIRELESS HEADPHONES II』は、世界有数の音響メーカー『Bose』が販売する高性能ワイヤレスヘッドホンです。

業界最高クラスのノイズキャンセリング機能は、周囲の環境に合わせたレベルを3段階から選択可能です。周囲の雑音を最大限に遮断し、各音域のバランスが取れた音質を楽しめます。

各種音声アシスタントシステムに対応し、簡単にペアリングできる機能も搭載するなど、利便性や機能性に優れたヘッドホンです。

  • 商品名:QUIETCOMFORT 35 WIRELESS HEADPHONES II
  • 価格:3万5640円(税込)
  • Amazon:商品ページ

audio-technica ATH-W1000Z

『ATH-W1000Z』は、日本の大手音響機器メーカー『audio-technica』が販売する、ハイレゾ音源対応の有線ヘッドホンです。

世界三大銘木である天然チーク材を使用したウッドハウジングを採用し、暖かみのあるしっとりとした音質が得られます。

密閉型としては比較的広めで自然な音場が提供され、オールジャンルで平均して高音域から低音域まで滑らかに鳴ります。

同じ模様が存在しない世界唯一の木目模様により、高い所有感が得られることも魅力的なヘッドホンです。

  • 商品名:ATH-W1000Z
  • 価格:4万6881円(税込)
  • Amazon:商品ページ

リーズナブルなヘッドホンのおすすめ

3000円を切るような低価格帯に分類されるヘッドホンの中から、音質や性能に優れたコスパの良い製品を3点紹介します。

audio-technica ATH-S100

『ATH-S100』は、『audio-technica』が展開する、圧倒的な低価格が魅力の有線ヘッドホンです。

イヤーパッド部分には密閉性が高く音漏れしにくい素材が採用されているため、周囲の雑音を気にすることなく、鮮明かつ力強い音質を楽しめます。

長時間の使用でも耳が疲れにくい、軽量でコンパクトなボディが特徴で、必要最低限の音質や機能で音楽を楽しみたい人におすすめのアイテムといえます。

  • 商品名:ATH-S100
  • 価格:1891円(税込)
  • Amazon:商品ページ

SONY MDR-XD150

『MDR-XD150』は、屋内でテレビやオーディオを楽しむのにおすすめの『SONY』製ヘッドホンです。

密閉型でありながら、ドライバーユニットを耳の角度に合わせることで圧迫感を軽減できる特性を持ちます。ケーブルも約2.0mと利用しやすい長さです。

最低限満足できる音質や臨場感を備え、機能もシンプルにすることで価格をおさえた、おすすめの格安ヘッドホンです。

  • 商品名:MDR-XD150
  • 価格:1557円(税込)
  • Amazon:商品ページ

Pioneer SE-M521

『SE-M521』は、日本の大手電機メーカー『Pioneer』が販売する、密閉型オーバーイヤー式の有線ヘッドホンです。

耳にこもりがちな音をおさえパワフルな重低音再生を実現する『POWERFUL BASSダクト』が搭載され、音楽や映画を臨場感豊かな迫力ある音質で楽しめます。

約3.5mとケーブルが長めで、スムーズな装着が可能なヘッドバンドも備わっているため、装着感を重視したい人におすすめのヘッドホンです。

  • 商品名:SE-M521
  • 価格:3904円(税込)
  • Amazon:商品ページ

自身に合ったヘッドホンを見つけよう

ヘッドホンは、3000円を割るものから10万円を超えるものまで、価格帯が幅広いアイテムであることが特徴です。

価格帯ごとに製品の特徴を理解し、コストに見合ったヘッドホンを選択できるようにしましょう。

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