バイク用リアボックスがあるとかなり便利。失敗しない選び方はコレ

2019.09.29

通勤通学・日常の買い物・レジャーなど、あらゆる用途でバイクを使う人にとって、荷物をどうするかは悩ましいです。『見た目がダサい』という印象のリアボックスですが、それ以上の利便性があります。失敗しないために抑えたいポイントをまとめてみました。

バイク用リアボックスの特徴

バイク用のリアボックスというと、どのようなイメージを持っているでしょうか。荷物を入れることだけに留まらないメリットもあります。

見た目がダサい?それを上回る利便性

スクーターにはメットインスペースがあるので、そこに小さな荷物を入れることができます。しかし、バイクの場合はそういったスペースがないので、荷物を搭載したい場合、後付けでリアボックスをつける必要があります。

バイクを格好良くカスタマイズしたり、バイクやその乗り方にこだわりを持っていたりするバイクファンにとっては、リアボックスはどうしてもダサいという印象があるのではないでしょうか。

確かに見た目の印象は少し変わります。それでも収納したいものがある人にとって、リアボックスの利便性はこの上ないものなのです。

ヘルメットなどの盗難対策に

ツーリングに出かけた際、ふと休憩するときにヘルメットをどこに置こうかと悩むことはバイクに乗る人であれば誰もが経験しているのではないでしょうか。

ミラーに引っ掛けておくという人も多いかもしれませんが、万が一、盗難に遭ったらバイクを運転できない状況になってしまいます。

そんなときにもリアボックスがあれば、そこにしまっておくことができるのです。

急な雨などさまざまなシーンに活用できる

ツーリング中に雨が降ってきたという状況もよくあるでしょう。

荷物を運ぶ方法として、バイクの車体にバンド等で荷物をくくりつけるという方法もあります。また、リュックサックを背負い、その中に荷物をしまうこともできます。しかし、雨が降れば、すべて濡れてしまい、悲惨な状況に陥るでしょう。

このような状況でも、リアボックスは防水性のある素材であることが多いので、問題ありません。ちなみに、完全防水性能のものと、完全ではなく防水性のあるものがあるので、購入する際には気をつけましょう。

タンデム時の背もたれ代わりにもなる

まだメリットはあります。意外と活躍するのがタンデムライドをする際です。

バイクに乗り慣れている人なら良いですが、たとえば、慣れていない人を後ろに乗せることになったとします。慣れないバイクに長時間乗っていると疲れますが、背もたれとしても働いてくれるリアボックスもあります。

このように、リアボックスは荷物を入れる以外にも活躍します。

リアボックス選びのポイント

インターネットで検索しても、さまざまなリアボックスが販売されています。どのような観点で選ぶべきか、失敗しないためにも知っておきましょう。

利用シーンをまず考える

リアボックスをどういう時に使いたいか、何を入れたいかによって選ぶべきものは変わります。

たとえばツーリングへ出かけた先で休憩時のヘルメットの収納、または日常の買い物シーンなど、どういうものを収納したいかはイメージできていますか。

中に入れるものによってサイズが変わるでしょう。運転する際の感覚も変わってくるので、大きければ良いというものでもありません。

また、バイクによって大きさの決まりもあるので、詳しくは『リアボックスの容量選びの目安』で紹介します。

なるべく重量が軽いもの

オフロードバイクを走る人は重量を増やしたくないと思いますが、普通の道路を走る場合もやはり軽いものを選ぶべきです。

リアバックが重くなると運転する感覚も変わり、危険性も増すでしょう。また、行く場所やシーンに合わせて、取り外しする場合も軽いほうが取り外しもしやすいです。

そのためには、アルミ製など軽いものを、そして、必要以上に大きなものは選ばないことがポイントです。

ベース付きだと装着が簡単

リアボックスをベルトで固定して使うものも出ていますが、しっかり固定しにくく、不安定になりがちです。運転しながら後ろを気にする必要がないように、ベース付きのリアボックスがおすすめです。

ベースを付きのものを装着する場合は、リアキャリアといわれる荷台が必要になります。ホームセンターやインターネットでも簡単に購入できますが、リアボックスと同じくらいの大きさのものを選ぶと見た目は綺麗です。

できれば、購入するリアボックスと同じメーカーから販売されているリアキャリアを選ぶことがおすすめです。

防犯性が高いものを選ぶ

せっかくお金をかけてリアボックスを取り付けるのであれば、安心して使えるものが良いでしょう。安価なもののなかには、鍵がついていないものもあり、簡単に中身をあけることができます。

少しバイクを離れる際でも荷物を持っていかなくていいように、鍵付きの物を選びましょう。

さらに、リアボックスごと盗まれるというケースもあるので、手で簡単には外せないものや、鍵をかけるとベースとボックスの鍵も外れない設計のものを選ぶことをおすすめします。

リアボックスは自作できる?

さまざまなリアボックスが市販されていますが、高価なものも多いです。簡易的なものを自分で作りたいと考えている人のために、作り方を紹介します。

リアボックスを自作するのもアリ

リアボックスは自作できる場合もあります。基本的には自分の好みの大きさのボックスがあればOKです。ホームセンター等で理想の大きさ、素材のものを選びましょう。ものによりますが、2000〜3000円程度で購入できます。

ただし、しっかりと固定する必要があります。固定の方法としては、リアキャリアに穴をあけてボルトで固定する方法と、ステーを使用して上下を挟み込む方法があります。

バイクに穴を開けたくないという人は、ステーで挟み込む方法で取り付けると、バイクを傷つけずに済みます。

塗装で自分好みにカスタムしてみよう

ホームセンター等で好みの大きさのボックスを見つけても、色味が自分のバイクとは合わないこともあるでしょう。せっかく自作するのであれば、ボックスをバイクに合う色に塗装してはいかがでしょうか。

ダンボールやビニールシートなど汚れても良いものを下に敷いた上に、すべてのパーツを取り外して並べましょう。

ボックスの素材にもよりますが、きれいに塗装するために、まず下塗りを行います。下塗りを行うことで、塗料が剥がれにくく、ムラなく塗ることができます。プラスチック用のプライマー、下塗りを準備しておきましょう。

そして、しっかり乾燥させてから好みの色を塗装していきます。ラッカースプレー等で塗装しますが、きれいに仕上げるためにはまず全体を薄く塗って、乾燥させてから、重ね塗りを行うといいでしょう。

リアボックスの容量選びの目安

市販のリアボックスを購入する場合、また自作する場合においても、サイズ選びは重要です。うっかり違反なんてことがないように、チェックしておきましょう。

搭載可能なサイズに決まりがある

あまり大きなものを選ぶと運転時に幅を気にしなくてはならず、安全面からもおすすめできません。また、実はバイクの大きさによってサイズの規定がなされています。

高さに制約はありませんが、長さは積載装置の幅+30cmまで、幅は積載装置の幅左右それぞれ+15cmまでと決まっています。つまり、後ろにはみ出しても良いのは30cmまでで、横幅は左右ともに15cmまでです。

せっかく購入したのに使えないとならないように、自分のバイクの大きさはあらかじめ測っておきましょう。

車格別、容量の目安

バイクの大きさ、利用シーンによって、必要な容量は変わってきます。以下も目安に、選ぶと良いでしょう。

<バイクの大きさ>

  • 50~125cc(原付バイク・原付二種):30l以下
  • 250cc前後(普通自動二輪):35l前後
  • 400cc以上:50l以上

<利用シーン>

  • 日常的な買い物や通勤など:25l程度
  • 日帰りツーリング:30l程度
  • 泊まりツーリング:35l程度

もちろん、これはあくまでも目安なので、利用シーンを想像して選んでください。

本体の幅が大きすぎないように

搭載可能なサイズ内だったとしても、幅が大きすぎると運転がしづらくなってしまいます。通れる道が減ってしまったり、または駐車場での出し入れなどに不便が生じてしまいます。

左右幅の感覚を適切に持てず、運転中に擦ってしまうこともあります。安全性の観点からも無駄に大きすぎないもの、とくに横幅をとりすぎないものを選ぶのがよいでしょう。

リアボックス装着時の注意点

装着時の注意点はまだまだあります。同じバイクでも、運転時の感覚などはこれまで通りではなくなることを留意しておきましょう。

若干のハンドリングの違い

ここまでで重すぎるもの、大きすぎるものは避けるべきという話をしてきました。

軽量で小さいリアボックスを選んで装着した場合でも、これまでの運転時とは異なるハンドリング感覚となるでしょう。慣れるまではいつも以上に慎重に運転しましょう。

特に、その違いは旋回時に感じやすいようです。また、片手運転などになってしまった場合もハンドルの揺れなどを感じやすいと言われているので、きちんと両手で運転するようにしましょう。

以前とは違う車幅に注意する

さらに、狭い道を通る際や、左右の障害物にも気を使う必要があります。

車体よりも幅広なリアボックスでない場合はさほど気にする必要はありませんが、少しでも大きいものを装着する場合には注意しましょう。

バイクカバーが入らなくなる

家や旅先で駐車しておくときにバイクカバーを使用する人もいるでしょう。

その場合は、これまで使っていたバイクカバーがリアボックスを装着することによって入らなくなるということがありえます。リアボックスの分の体積が大きくなるので、バイクカバーを買い替える必要が必要になってくる場合もあるでしょう。

目安としては2サイズくらい大きなものを選べば問題ありません。

リアボックスの取り付け方法

リアボックスのメリット・デメリットを紹介してきましたが、いざ取り付けるとなった際に準備すべきものもチェックしておきましょう。

準備するもの

準備するものはリアボックスをどのように固定するかで異なりますが、一般的に多くの工具は必要なものではありません。

六角レンチやスパナといって一般的なもので取り付けが可能です。取り付けに必要な工具は説明書等で確認して、準備しておきましょう。

ベースをバイクに取り付ける

次にベース付きのリアボックスを取り付ける場合は、先にバイクにベースを取り付けていきます。

リアキャリアの上にベースを置いて、上下からワッシャーやボルト、ナットなどを使って挟んで固定します。この時にキャリアとベースは同じメーカーのもので揃えると、きっちり固定されるので安心です。

リアボックスをベースに装着

ベースをしっかり固定したら、いよいよリアボックスの装着です。

固定したベースにリアボックスをワンタッチで固定できるようになっています。ベースについている突起物に、リアボックスの底の穴をあわせて押し込むように固定します。

リアボックスによっては、リアボックス内底からボルトで固定するものもあるようです。いずれにしても、難しい作業ではありません。バイクを傷つけることなく、リアボックスを取り付けることができ、荷物の搭載が自由になります。

おすすめのリアボックス

最後におすすめのリアボックスを4つ紹介します。それぞれ大きさもさまざまなので、これらを参考に理想のリアボックスを見つけてください。

たっぷりの大容量 キジマ リアボックス 50l K-22

大容量のリアボックスを探している人におすすめなのがキジマのK-22リアボックスです。容量は50lなので、泊まりでのツーリングや、タンデムライドの際に2人分のヘルメットを収納しておくこともできます。

荷物が少ないときはリアボックス内で揺れてしまいそうですが、キャリーケースのように荷物を固定できるベルトもあるので安心です。

とにかく大容量のリアボックスを探しているという人にはおすすめです。

  • 商品名:キジマ リアボックス 50ℓ K-22
  • 価格:1万1059円(税込)
  • Amazon:商品ページ

小型で使いやすい SHAD SH29 トップケース

リアボックスはやっぱりお洒落でかっこいいものが良いですよね。そんな人におすすめなのがスペインのバルセロナ発のブランドである『SHAD(シャッド)』のSH29トップケースです。

SHADは60カ国以上で愛用されている世界的ブランドです。モノトーンのシックな色使いなので、変に目立つことがなく、使いやすいでしょう。

もちろん、スタイリッシュなデザインだけでなく、実用性も高いのです。29lと日常使いや日帰りツーリングには十分な大きさで、フルフェイスのヘルメットも収納できます。

  • 商品名:SHAD SH29 トップケース
  • 価格:7710円(税込)
  • Amazon:商品ページ

大きさのバランスが絶妙 GIVI モノロックケース

大きさを決めきれない人もいるのではないでしょうか。泊まりのツーリングに行けるほど大きくなくてもいいけど、たくさん買い物しても大丈夫な大きさが欲しいというように悩むものです。

30l以下の小ぶりなもの、40l以上の大きなものの間にあたる積載量のリアボックスは意外と少ないものです。

GIVI(ジビ)のモノロックケースはちょうど良い積載量と言えます。34lの絶妙なサイズ感は、フルフェイスのヘルメットを入れてもまだスペースがあるくらいの大きさです。

GIVIは1978年にイタリアで生まれたブランドで、イタリアらしい高いデザイン性が特徴です。長年の歴史のなかで機能面も追求し続けており、ロック付きなのでバイクを離れる際にも安心です。

  • 商品名:GIVI モノロックケース
  • 価格:1万838円(税込)
  • Amazon:商品ページ

価格が安くて初めてにも最適 バイクパーツセンター リアボックス28l トップケース

日常使いできるリーズナブルなものを選びたいという人には、バイクパーツセンター のリアボックスがおすすめです。ベースで取り付けるタイプなので、初心者にも安心です。

3000円以下という価格にもかかわらず、ロック機能がついており、デザインもシンプルなのであらゆるバイクにおいて使いやすいでしょう。

この価格であれば、自作よりも安い可能性があります。まだサイズを決めかねているという人は一度安価なものを購入して使用してみるのも良いかもしれません。

自分にどういう機能が適しているのか、使ってみるとイメージしやすいので、本格的なリアボックスを購入する際に活かすことができるでしょう。

  • 商品名:バイクパーツセンター リアボックス28L トップケース
  • 価格:2980円(税込)
  • Amazon:商品ページ

リアボックスを使ってみよう

リアボックスは格好良くないというイメージを持っていた人も多いのではないでしょうか。各メーカーからデザイン性に優れたものがたくさん出ています。

荷物があっても運転に支障をきたさないリアボックスは、バイクに乗る時間を快適にしてくれます。また、さまざまなニーズに応えられるように、小さなものから大きなものまでサイズも豊富です。

ぜひ自分のスタイルにぴったりのリアボックスを見つけて、快適な運転を満喫してみてください。

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